I look up when I walk

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2004.10.23ハッスル6


愛知県体育館

愛知県体育館では何回もプロレスを観戦してますが、こんな豪華なセットが組まれたのは初めて。東側にビジョンと入場ゲートを設置。リングの上には、ゴージャスな照明が。

【ヴィジョン】DSEの臼杵女史(島田参謀長に盾にされた女性)による「正しいハッスルの見方」。
「ハッスル軍を応援される方は、中村カントクが「オ~~ス!」と言ったら「オ~~ス!」と大声で言い返して下さい。高田モンスター軍を応援される奇特な方。高田総統が出てきたら大きなブーイングをしましょう。特に島田参謀長には汚い罵声をお願いします。なお、GM笹原につきましては勘違いが始まっているので声援は控えめにお願いします。」だそうです。

ヴァン・マッコイの「ハッスル」が流れ、オープニングスタート。オープニング・ハッスルでは地元出身の坂田亘と共に何故かTバック姿のジョー・サンが登場。

【ヴィジョン】待ってました!高田総統登場!「何でも味噌で煮込めば上手いと思ってる味オンチ」「無駄に豪華な結婚式をする見栄っ張り」「日本の中心は名古屋だと思っている自意識過剰」と罵詈雑言を並べながらも「どうだ梅干・・・じゃなかった図星だろ!」と親父ギャグもわすれない。
「だが手羽先・・・つまりチキンを食べる習慣は褒めてやる。ハッハッハッハッハッ!」と高笑いを上げてました。

ここで、地元出身の笹原GMの挨拶。「尾張名古屋はハッスルで持つ!」と寒い一発をかましたところで、「名古屋で誰か忘れちゃいないか!」の声と共にハッスルキング橋本が登場。皆でハッスルトルネード!

長いオープニングでした。

第1ハッスル ハッスル軍対高田モンスター軍対抗戦
カズ・ハヤシ、○レオナルド・スパンキー
            VS スペル・ウイルス、●アネージング・レッド
アップテンポなタイタニックのテーマに乗ってカズ&レオは女性のお客さんをエスコートガールにして入場。スパンキーはコーナーポストでタイタニックのポーズまで決めてみせた。ジュニア戦士4人のスピーディーな攻防は見応え十分。特にレッドには見たことない技をいくつか見せ、驚かされました。
最後はスライスブレッド2でスパンキーがレッドを仕留める。

【ヴィジョン】USAと藤井に気合を入れる中村カントク。そして、USAと後からカンペで、中村カントクに指示を出す小川。
なちゅー小ネタだ。

第2ハッスル ハッスル軍対高田モンスター軍対抗戦
藤井軍鶏侍、○Mr.USA VS ロシアン54、●ピラニアン・モンスターXX
ロシアンとピラニアンは「レッドスペクタル」、USAと藤井は「リアルアメリカ」をテーマに入場。
ロシアンはロシア語ではなく南部訛りの英語を喋ってました。仕草もいかにもアメリカのヒールレスラーだったし。思わず、初めてカレーマンを見た時のことを思い出してしまいました。
ロシアンとUSAはいかにもB級外人レスラーと言った大味な選手。ピラニアンは動きも良く、ピラニアらしく噛み付き攻撃も織り交ぜる等、なかなか器用な選手ですね。
藤井はあまり印象に残っていませんでした。
最後はヤングハッスルが「3、2、1、イチバ~ン!ハッスル!」で締めるも、会場のノリはいまいちでした。

第3ハッスル ハッスル軍対高田モンスター軍対抗戦
○ハッスル仮面きん、ハッスル仮面ぎん
            VS エル・ハテナ・ウノ、●エル・ハテナ・ドス
予想通りハッスル仮面には「きんさ~ん!」「ぎんさ~~ん!」との声援が。きんはハッスル!ハッスル!ぎんもハッスル!ハッスル!と言うことで。
しかし、こいつらショッパ過ぎる。良かったのはソバットくらいで、難易度の高い空中技もキレが全くない。
試合早々にドスが足を負傷し戦闘不能に。しかし、無理矢理リングに上げるハッスル仮面に「それでも正義に味方か!」との野次が飛ぶ。
試合にエル・ハテナだが、暖かい拍手が送られる。

第4ハッスル ハッスル軍提供ハードコアマッチ
金村キナタロー、○田中将斗、黒田哲広
              VS 本間朋晃、●葛西純、石井智宏
いやいや中々良いカード組むじゃありませんか。マホンと葛西が同じコーナーに立っているだけで、オイラには涙もんです。
金村組は出ちゃうガールズやジョー・サンと入場し、皆でブリブラダンス。
一方のマホン組はラダーや机、有刺鉄線バットを持っての入場。
サルのスタンドからのダイブ、金村が石井を場外の机の上に投げっぱなしパワーボムなど、会場狭しと暴れ回る6人。でも、個人的にはマホンとサルの摩周に感動。元BJWの常連のオイラにゃtまりません。
最後は田中が白いギター攻撃からのコンプリートダストでサルを仕留める。
試合後、石井がマホン&サルと仲間割れしました。

【ヴィジョン】ハッスルハウスで敗れた、コールマン、ボビッシュ、シルバのペナルティーとして、3WAYをやり敗者は高田モンスター軍を追放すると宣言する高田総統。
気合十分でリングに向かうコールマン。それを見て不敵な笑みを浮かべるボビッシュとシルバ。

第5ハッスル 敗者高田モンスター軍追放3WAYマッチ
○ダン“ザ・バッファロー”ボビッシュ VS ジャイアント・シルバ
                      VS ●マーク・コールマン
二人掛りでコールマンを攻撃するボビッシュとシルバ。なんとレフリーの島田参謀長までグルでした。リング上は公開リンチ状態。会場からはコールマンコールが起るも奮闘空しく敗れてしまいました。

第6ハッスル 敗者身代わり髪きりマッチ
○アン・ジョー之助 VS ●坂田亘
アン・ジョー之助 は上田馬之助の入場テーマ「地獄へ堕ちろ」で入場。
試合前に島田から「総統からのプレゼントです。」と言って渡された、疲れにビターンと効くハッスルドリンクを飲んで「こいつは効くぜ。」
竹刀攻撃を始めてとする反則攻撃でやり放題。
坂田も反撃に転じるが、島田がちょっかいを出しレフリーのカウントを阻止。
最後はレフリーのブラインドをついたカイザーナックル攻撃でアン・ジョー之助 が坂田を仕留める。
これにより身代わりの中村カントクの坊主が決定するが、坂田は「自分のミスは自分で責任とる。」と自ら坊主になりました。

【ヴィジョン】ご存知川田と石狩の小劇場
何故かレポーターとして川田のインタビューに来た石狩。
川田の「何やってんだ、お前?」に「試合が無いのでバイトでレポーター」やってますと石狩。
その後も禁句も「バイト」を連発していちいち川田を怒らせます。
最後は「恒例の持ち物チェッ~~ク!!」と勝手に川田のカバンを開けようとしたろころ、逆水平チョップを喰らい、ぶっ飛ばされてしまいます。
「バイトなんかするんじゃなかった。」と昇天する石狩君でした。

セミハッスル
長州力、○川田利明 VS モンスターC,●ムッシュ・ド・バルバロッサ
個人的に一番注目のカード。
Cは浅香唯の「Cガール」から自分の入場テーマにつなぐ。
長州と川田は別々に入場。
ハッスル名物KとCの攻防ができて嬉しかったです。

メインハッスル
○小川直也 VS ●タイガー・ジェット・シン
シンは入場ゲートとは違う場所から登場し、徘徊。会場をパニックに陥れます。小川が入場してもまだ、徘徊しているシン。
小川がつっかかるも、すぐに反撃される。場外をつれまわされ大流血。5分過ぎにようやくリングに戻るも、シンの反則攻撃になす術なし。
アン・ジョー之助が投げ入れたサーベルを奪い、やっと反撃に転じ、STOで逆転勝利。
しかし、試合後、モンスターの袋叩きにあいます。
場内からは「長州コール」。しかし、「威風堂々」が流れついに高田総統が名古屋のその姿を見せます。

【高田劇場】
まず名古屋のファンに悪態をついたて、小川に向かい。
「そこで大の字になってるのはチキン君じゃないか。」と切り出し小川を侮辱する。
「そんなに私と試合がしたければ今ここでやってやろう。」と小川を踏みつけ、すかさず島田が3カウントを入れる。
ヤングハッスルが救援に駆けつけるも、モンスター軍はすでに入場ゲートに引き揚げた後。
会場からは長州コールが起きるも「彼は今、バイト中だ。」と高田。
長州も、川田も、橋本も助けに来ないことを指摘し、
「君は本当に孤立してるな。これ以上言うと惨めな君が余計みじめになるので、今日はここまでだ。それでは、諸君バットラック。」と意気揚々と引き揚げる。
対抗戦では勝ち越したものの、やられたい放題やられてしまった小川の怒りはモンスター軍だけでなくまとまらないハッスル軍にも向けられる。
「最後は3、2、1、ハッスル!ハッスル!」で締めるもフアンの多い小川とハッスル軍でした。

興行としてはメチャクチャ楽しめました。
行ってよかったです。DSEに感謝感謝です。

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