ベッドに横たえた君の肢体に載せると
その冷たさに小さな震え
蓋を開け、指を差し込み
ねっとりとした内容物を指ですくいとる
濃厚な甘い香り
ぬらり、と
指先の粘液を
白い君の頬になすりつける
こぼれる吐息に混ざる怯えは
行為に対してなのか
その行為に反応してしまう自身に対してなのか
頬を嬲った指で貌を撫で回し
指先を唇の間に押し込む
舌に、顎の裏側に
指先の粘液を塗りこむように
乱暴に口腔を蹂躙し
ゆっくりと指を抜き取る
『ぅ・・・ぁ・・・あ・・・まい・・・です・・・』
指先と君の舌を
唾と混じった蜜が細い糸をつなぐ
ガラス瓶からこぼすように
白い首筋を
白い乳房を
白い太腿を
蜜で汚していく
淡い琥珀色の粘液で
うっすらと君の白い肌を穢し尽くしてから
喘ぎ続ける君の肌に
太く隆起した肉幹を近づける
『ぁ・・・っぃ・・・』
小さな君の吐息
太腿
腹
乳房
首筋
君の肌を覆う琥珀の膜を
さらに塗りこめるように動かせば
肉幹にもまた、蜜がねっとりと絡みつく
その肉幹で、首をなぞり、頬を嬲り
君の唇の前に突き出す
朱唇が開き
小さな吐息とともに、小さく舌が伸びて
蜜が塗られた肉幹に、恐る恐る触れる
『ぁ・・・あ・・・あまぃ・・・』
クチュ
耐え切れなくなったよう君は頭を浮かせ
肉幹の先端に唇を被せる
表面を滑らせ
唇の中で舌を使い
貪るように、蜜を舐めすする
軽く腰を引き、君の唇から肉幹を引き離すと
端正な顔を泣きそうに歪めて
浅ましく舌を伸ばす
『ゃ・・・ぁ・・・もっとぉ・・・あまいの・・・ほしい・・・の・・・』
大好きなお菓子を取り上げられた幼い子のように
駄々をこねるように、君は眉を寄せる
『やだぁ・・・ねぇ、もっと・・・くださ・・・ぃ・・・
あまい・・・ふとい・・・あつい・・・の・・・おくまで・・・』
本質 2008年05月12日
in a mirror 2007年06月14日