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リンロン88

リンロン88

2006.05.31
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テーマ: 海外生活(7812)
カテゴリ: 読書
好きなことは?と聞かれると、いろいろ答えはあるけれども、「読書」というのもその答えの一つとしてある。

でも「読書」と言うと、次に、いったいどんな本が好きなのか、ということになる。

つまり、「好きなこと」の次は「好きなもの」というわけだ。

このブログでも読んだ本を時々紹介しているが、基本的に自分が好きなジャンルというのは子供のころの読書の影響か、いまだにある意味「不思議」と「冒険」を組み合わせた内容が好きだ。

勢い、中学・高校のころはSFにはまっていたのだが、最近はほとんど読んでいない。

にも関わらず、最近でも、よく読む本のどこが面白いのだろう、と考えてみると、意外とこの「不思議」と「冒険」が絡んでいることが多い。


SFといってもいろいろな種類があるが、私の好きだったものは「時間」「空間」「次元」「純(また超)知性体」に関係するものが多かった。

それも、自分では想像もしなかったような斬新な切り口、アイデア、状況、ストーリー展開などがあるとたまらなく面白く、どっぷりはまり込んでしまう。

そしてその傾向は今も変わっていないようだ。




これらの本も読むことは好きだが、「面白い」という表現とはちょっと違う。


「面白い」という本は、昔から何度も読み返したくなり、読むたびに「面白い」と感じる。


昔、SFだったものが、今はSFでなく、何になったのか、というと、どうも「人間の意識」というものに関係するようだ。


考えてみると、「人間の意識」というものを突き詰めると、SFの好きだったジャンル「時間」「空間」「次元」「超知性体(神)」といったものに必然的にぶつかる。

そして、それがScience でありながらFiction ではないので、SFとは言わないが、最近のScienceは、一時代前の常識からしたらそれこそ「作り話」「誇大妄想」と言われかねない領域にまで達している。

そこには、昔SFの中だけに見出していた「想像もしなかったような斬新な切り口、アイデア、状況、ストーリー展開など」がこれでもか、というほど出てくるのである。

普通言う科学とは実証主義に基づいた、再現性や客観性を重視して万人に認められるまでの厳密性を要求されるが、ここに来て、その科学自体が「主観」を抜きにして語れない領域まで達していることはその一つである。

つまり、実験する側の状況によって、本来実験をしている主体者とはなんの関係もない事象の結果が異なるのだ。


そして、ますます科学は「あい矛盾する二つの事象が同時に存在する」という神の2文法の存在を認めざるを得ないところまで来ている。


私はけっして科学に詳しくないし、たぶん私の科学知識は19世紀のレベルで止まっているのだろうけれど、いやそれだからこそ、最新の科学の知見が導き出す結論や推論を見るにつけ、昔から好きだった「不思議」と「冒険」に結びついてくる。


「人間の意識」。




「好きなこと」と聞かれたとき・・・、あるいは「好きなもの」と聞かれたとき、今の自分なら何と答えるだろうか・・・











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Last updated  2006.05.31 06:39:52
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ボクの場合  
原田ミカオ  さん
好きなことは投資、好きなものは餃子。投資は冒険であり、不思議がある。餃子はただ好きなだけ。と冗談はさておき。

>「あい矛盾する二つの事象が同時に存在する」という神の2文法

が分からなかったんですが。神の2文法? (2006.05.31 08:02:29)

Re:ボクの場合(05/31)  
リンロン88  さん
原田ミカオさん
>好きなことは投資、好きなものは餃子。投資は冒険であり、不思議がある。餃子はただ好きなだけ。と冗談はさておき。

>>「あい矛盾する二つの事象が同時に存在する」という神の2文法

>が分からなかったんですが。神の2文法?
-----
あ、間違えました。2分法でした。(^^;

全であり、一部である。

悪であり、善である。あるいは、悪があるからこそ善がある。

ここにもあり、あそこにもあるけれども、ここにもあそこにもない。

色であり、空である。

殺人はいけないことである。でも、しなければいけないときに、躊躇してはいけない。

一個の電子が、二つのスリットを同時に通り抜ける。

過去の事象ではなく、未来の事象が現在に影響する。通常の時間で言えば因果の因と果が逆になる。


説明としては、全てが一つの「絶対領域」ではありえないことが、この相対の領域ではどうしても生じてしまう、ということ(らしい)です。

一見矛盾する二つの「真実」が同時に存在する、ということを指します。

人間は、どうしても、「真実はひとつ」として、どちらが真実か、を見極めようとしますが、この神の二分法では、どちらも「真実」だ、ということがありうるのです。

実は私もよくわかりません。


だれか、この神の二分法を教えてくれませんか?

(2006.05.31 08:49:41)

Re[1]:ボクの場合(05/31)  
リンロン88さん
>原田ミカオさん
>>好きなことは投資、好きなものは餃子。投資は冒険であり、不思議がある。餃子はただ好きなだけ。と冗談はさておき。
>>
>>>「あい矛盾する二つの事象が同時に存在する」という神の2文法
>>
>>が分からなかったんですが。神の2文法?
>-----
>あ、間違えました。2分法でした。(^^;

>全であり、一部である。

>悪であり、善である。あるいは、悪があるからこそ善がある。

>ここにもあり、あそこにもあるけれども、ここにもあそこにもない。

>色であり、空である。

>殺人はいけないことである。でも、しなければいけないときに、躊躇してはいけない。

>一個の電子が、二つのスリットを同時に通り抜ける。

>過去の事象ではなく、未来の事象が現在に影響する。通常の時間で言えば因果の因と果が逆になる。


>説明としては、全てが一つの「絶対領域」ではありえないことが、この相対の領域ではどうしても生じてしまう、ということ(らしい)です。

>一見矛盾する二つの「真実」が同時に存在する、ということを指します。

>人間は、どうしても、「真実はひとつ」として、どちらが真実か、を見極めようとしますが、この神の二分法では、どちらも「真実」だ、ということがありうるのです。

>実は私もよくわかりません。


>だれか、この神の二分法を教えてくれませんか?
これす晴らしー。おいらの頭だとアト10回よまなくては、、、


おいら、簡単なひと何で  爆

簡単に言えばシロと黒

無と有 デスカね、、この辺でおいらの限界。

キリストも、仏も同じこと。。かも、、ですかねw

(2006.05.31 18:20:35)

Re[2]:ボクの場合(05/31)  
リンロン88  さん
ドンガバチョ3099さん

>これす晴らしー。おいらの頭だとアト10回よまなくては、、、


>おいら、簡単なひと何で  爆

>簡単に言えばシロと黒

>無と有 デスカね、、この辺でおいらの限界。

>キリストも、仏も同じこと。。かも、、ですかねw
-----
私の頭でわかりません。(笑)

もともと神は、ゲームとしてこの世界を作ったようです。

なぜならば、神は全にして一なので、自分の他には誰も自分を認めてくれる人が居ないので、それでは「無」と変わらなかったからです。

つまり、世界を「創造」して、「他者」を作り出し、その「他者」を通じて、「神」という自分自身を認識した・・・

それでもその「他者」は「神」の一部だったんですね。で、そこから「全」にして「一部」ということや、すべての相対性が生まれたのですが、その創造過程にすでに矛盾が内包されている、ということのようです。

(2006.05.31 21:40:54)

Re:好きなもの(05/31)  
joe-edgecity  さん
お久し振りです。
いや、日記を10日分程、読ませて頂きましたが、正直申し上げまして、もう、ガックシ疲れました。15分間ぐらいで。

決して、リンロン氏の記事の悪口を言う心算等、毛頭、有りませんし、寧ろ、リンロン氏の記事が面白いから、此方へ時々やって来て、記事を読んでいるわけなのですが。

それじゃあ、何が問題かってえ言いますとですね。リンロン氏が、科学、哲学、人類史、地球史、そして、宇宙論の領域で、話をされていて、その後、宗教や、或いは神秘主義思想の話へと、もって行こうとしていらっしゃるのにですねえ、コメントを送ってくる方達が悪いとか、そう言う事は決して言ったりはしませんが、リンロン氏の記事本文で語られていた、テーマを、もう、一気にぶっ飛ばしちゃってですねえ、いきなり、宗教談義が始まっちゃう。
そこで、リンロン氏も、或いは、そーゆーのが、お好きなのかも知れませんし、その類の話を皆でするための、単なる前説として、記事本文をお書きになっているんじゃないかと、思っちゃうくらいなんですよ。

あのー、取り合えずですねえ、SFを、紹介しておきます。

続く。 (2006.06.11 00:29:06)

続き  
joe-edgecity  さん
あのー、取り合えずですねえ、SFを、紹介しておきます。

1)スタニスワフ・レム『天の声・枯草熱』国書刊行会。

2)同じくレム『捜査』早川文庫。

3)ストルガツキー兄弟『ストーカー』早川文庫。

4)ストルガツキー兄弟『願望機』群像社。

1と2については、御存知の通り、超知性体SFの傑作『ソラリス』の作者に依るもの。テーマは『現象』或いは『事象』なのですが、それを人間が如何認識できるのか、と言うリンロン氏のお好きな、「人間の意識」の問題を扱っています。

3と4は、タルコフスキーの映画『ストーカー』の原作と、その脚本ヴァージョン。超知性体が、「来訪」したのですが、それを体験し続けているこれまた「人間の意識」と言うよりも、「人間存在」そのものへの、一つの大きな疑問符を提示しています。
因みに、原作『ストーカー』については、ノーベル賞作家の大江がパクッて、『治療塔』を書いたのは、SFファンダムでは、結構有名な話です。

いや、読書自体がお好きならばと思って、紹介させて頂きました。
失礼。 (2006.06.11 00:33:19)

Re:続き(05/31)  
リンロン88  さん
joe-edgecityさん

丁寧な書きこみありがとうございます。
またSFの紹介、感謝です。

私は完全に所謂「無宗教」なので、ここへ来て書き込みをしていただく人も、特定の宗教に関わっている方は今まで居られません。

私としては、そういう方の意見も聞いてみたいし、疑問があったらぶつけてみたいところですが、そんな機会はついぞ訪れていません。(笑)

かと言って、意図して、その話題に引き込もうとしているわけでもありません。私の読書や考えをその時々でそのまま書いているので、それに対する意見を聞かせていただける、というブログの長所を利用させていただいているだけです。

SFに関しては、高校生時代ぐらいまでで、最近は、というより社会人になってから殆ど読んでいません。

最近は、下手なSFより、「現実」の方がよほど刺激的なものに溢れている気がしているので。

「事実は小説よりも奇なり」ですね。

できれば、こういった「現実」を、単なる知識としてではなく、「経験」として味わってみたくなってきました。

(2006.06.11 02:37:06)

Re[1]:続き(05/31)  
joe-edgecity  さん
リンロン88さん
>joe-edgecityさん

>丁寧な書きこみありがとうございます。
>またSFの紹介、感謝です。

>私は完全に所謂「無宗教」なので、ここへ来て書き込みをしていただく人も、特定の宗教に関わっている方は今まで居られません。

>私としては、そういう方の意見も聞いてみたいし、疑問があったらぶつけてみたいところですが、そんな機会はついぞ訪れていません。(笑)

>かと言って、意図して、その話題に引き込もうとしているわけでもありません。私の読書や考えをその時々でそのまま書いているので、それに対する意見を聞かせていただける、というブログの長所を利用させていただいているだけです。

>SFに関しては、高校生時代ぐらいまでで、最近は、というより社会人になってから殆ど読んでいません。

>最近は、下手なSFより、「現実」の方がよほど刺激的なものに溢れている気がしているので。

>「事実は小説よりも奇なり」ですね。

>できれば、こういった「現実」を、単なる知識としてではなく、「経験」として味わってみたくなってきました。
-----
実は、その「事実は小説よりも奇なり」という刺激に溢れる「現実」を「経験」として、味わうためには、その人間個人の感性のレヴエルが、問題になって来るのですよ。その為には、感性を磨き続ける意味で、小説、或いは、文学、或いは芸術に触れ続けていた方が良いと思います。此処に挙げた4作品は、決して下手なSF等ではありません。感性の鈍い人間が、現実にまみれて生きているようならば、時間を割いてでも読んだ方が良いと、自身を持ってお勧めします。念のため、「感性が鈍い」云々の部分は、あくまで、一般論です。 (2006.06.11 12:13:50)

Re[2]:続き(05/31)  
リンロン88  さん
joe-edgecityさん
>実は、その「事実は小説よりも奇なり」という刺激に溢れる「現実」を「経験」として、味わうためには、その人間個人の感性のレヴエルが、問題になって来るのですよ。その為には、感性を磨き続ける意味で、小説、或いは、文学、或いは芸術に触れ続けていた方が良いと思います。此処に挙げた4作品は、決して下手なSF等ではありません。感性の鈍い人間が、現実にまみれて生きているようならば、時間を割いてでも読んだ方が良いと、自身を持ってお勧めします。念のため、「感性が鈍い」云々の部分は、あくまで、一般論です。
-----
これは的確な御指摘ありがとうございます。

そうなんですよ。私は私自身、感性が鈍いのではないか、と思っているんです。

そして、書かれていること、その通りだと思います。

機会を見つけて読んでみることにいたしましょう。
(2006.06.11 22:30:36)

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