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リンロン88

リンロン88

2010.04.21
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カテゴリ: スピリチュアル

昨日の日記に対するなみがしらMさんのコメントに関連して・・・

いつも思うことだが、人間の使う言葉というのは非常に便利なもので、これがあるからこそ人間は動物とは際立った差異を持ち、文明が発展した、とも言える。
それに言葉を書く文字が発明されたことにより、それがますます人間の人間たる所以を拡大強化してきた。

こうした便利で有用な言葉・文字ではあるけれども、そこにはおのずと限界があることも認識していなければならない。

この言葉の限界によって、私たちは常日頃、「誤解」「すれ違い」「はやとちり」などなど、コミュニケーションが完璧であれば生じるはずがない幾多の問題を抱える事になる。

話言葉よりも書いてある文字・文章の方がもっと限界が小さい。

手紙やEメールなどで誤解を生じる場合でも、会って話をするだけで問題が解決する場合も多いのは私たちがよく経験するところでもある。

しかし、言葉はやはり言葉、言っている本人の意図している事と、聞いている人がその言葉をどう受け取るか、という内容については、どこまで言っても厳然とした違いがある。

話し手のいいたいことの全てがきちんと聞き手に伝わることはまずありえない。



したがって、ある人にとっての「xx」という言葉の意味と、別の人にとっての「xx」という言葉が示す意味は、厳密に言うと必ずしも一致しない。これは全ての言葉について言える。

そこへ来ると、漫画やアニメなどは、言葉こそ少ないものの、絵やイラストなどによって、伝わる情報量は格段に大きくなる。たとえば会話している場面を考えても、言葉あるいは文章では話している内容しかわからないものが、漫画では、その場の周囲の景色やら話し手、聞き手の表情まで、あるいは着ている服のデザインや色までわかる。

この情報量はTVやビデオになるとさらに飛躍的に大きくなる。つまり、画像、色、などに加えて、今度は「音声」が加わってくるからである。

こう考えると、情報量というのは、私たちが持つ五感をどれだけ経由しているか、にも密接に関連していることがわかる。

つまり、本は視覚のみ、それも「文字」を通してのみ。漫画は視覚は視覚でも、文字プラス画像、TVや映画はそれに聴覚が加わる。

で、最後に私たちが経験する「現実」を考えてみる。

私たちが何らかの経験をしたとして、それを他の誰かに伝えたいと思ったとする。

これを伝達する方法として、文字⇒言葉⇒画像⇒・・・と情報量を増やしていったとする。

どこまで行ったら、人の体験を別の人に伝えることができるでしょう?

体験と言うのはそれこそ、五感全部、視覚・聴覚はむろんのこと、臭覚、触覚、あるいは場合によっては味覚も含めての話なので、これはどこまで行っても完全には伝わらない。

ある料理の美味しさを伝える、きれいな景色を観たときの感動を伝える、すべて単一の感覚での表現では伝えきれない。



こと、これが非日常的な体験、神秘体験、あるいは自分でもどう説明していいかわからないような状況、あるいは体験を人に伝えること、そして最後に自分の思想を伝える事などに関しては、この制約は極めて大きい、と言わざるを得ない。

昨日の日記にもどって言うと、所詮、本などの「書いたもの」「書物」では「真実」を伝えようとしても、そのホンの一部、かけらを伝えられるに過ぎず、それが「真実」だ、などとは決して言えないこと。

そして、書いてきたような言葉の限界、つまり情報の送り手と受け手の間の言葉の解釈の違いを不可避的に持っている事を考えると、このかけらである情報すら100%正確に伝わることはあり得ない。

それで、なんで「聖書」に書いてあることは、全て「真実」だ、などと言えるだろうか。






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Last updated  2010.04.22 05:28:21
コメント(11) | コメントを書く


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Re:言葉と情報 - はたまた体験(04/21)  
ありがとうございます。 

事実は一つ。解釈は無限です。

「聖書」が,事実を伝えているかというより
「聖書」に書かれていることを

すなおに読めているかということに注目しています。

多くの場合は,「聖書」を読まず,
長老,あるいは古くから解釈されてきた
読み方をそのまま継承しているだけで,

「聖書」に書かれていることを伝えていることを
読んでいるわけではないと思うのです。

 そういう意味で,「聖書」は事実を書いているか?
 ということは,それほど問題ではないのです。







(2010.04.22 06:39:24)

Re[1]:言葉と情報 - はたまた体験(04/21)  
リンロン88  さん
なみがしらMさん

聖書に書かれているのが「事実」か、については私がこだわっているわけではなく、クリスチャンの方がこだわっているんです。「聖書に書かれていることはことごとく真実だ」と。
それに疑問が出た時は、解釈が問題だ、となるわけです。

私は、それに対して、解釈がいく通りもあるのだから、真実と言ったって、人の数だけ真実があるようなものだ、と言っているわけです。(ここで言っている「真実」というのは「真実と思える事」ですが。)

結局、この議論は不毛にならざるを得ない、そう思います。

>ありがとうございます。 

>事実は一つ。解釈は無限です。

>「聖書」が,事実を伝えているかというより
>「聖書」に書かれていることを

>すなおに読めているかということに注目しています。

>多くの場合は,「聖書」を読まず,
>長老,あるいは古くから解釈されてきた
>読み方をそのまま継承しているだけで,

>「聖書」に書かれていることを伝えていることを
>読んでいるわけではないと思うのです。

> そういう意味で,「聖書」は事実を書いているか?
> ということは,それほど問題ではないのです。
-----
(2010.04.22 06:46:16)

Re[2]:言葉と情報 - はたまた体験(04/21)  
リンロン88さん

 「聖書」に書かれていることは

 一つですが,

> 私は、それに対して、解釈がいく通りもあるのだから、

 ですから,私は,人の解釈は参考程度にして
 「聖書」を正確に読むようにしています。

 私は,有意義な議論と思ってコメントしています。
 ありがとうございます。

  (2010.04.22 08:55:04)

Re[3]:言葉と情報 - はたまた体験(04/21)  
リンロン88  さん
なみがしらMさん

すみません。言い方が悪かったようで・・・。
ここで、なみがしらさんとこうやって議論することが不毛だ、と言っているわけではありませんので、ご容赦を。

立場を異にし、その立場を「絶対」として話す人との議論は不毛だ、と言いたかったのです。

「正確」に読む、これは並大抵のことではありません。
聖書勉強会を通して分かった事は、神学とか聖書の研究というのは、もとのギリシャ語とかラテン語の言葉の意味と、その時代背景を踏まえないと、正確に解釈することすら難しい、ということでした。
それが、「訳」の中で生まれるズレを多少修正することもあるでしょうが、それでも、ここで述べた言葉の限界は引きずっています。


>リンロン88さん

> 「聖書」に書かれていることは

> 一つですが,

>> 私は、それに対して、解釈がいく通りもあるのだから、

> ですから,私は,人の解釈は参考程度にして
> 「聖書」を正確に読むようにしています。

> 私は,有意義な議論と思ってコメントしています。
> ありがとうございます。

> 
-----
(2010.04.22 09:16:06)

Re[4]:言葉と情報 - はたまた体験(04/21)  
リンロン88さん

>「正確」に読む、これは並大抵のことではありません。

>聖書勉強会を通して分かった事は、
>神学とか聖書の研究というのは、
>もとのギリシャ語とかラテン語の言葉の意味と、
>その時代背景を踏まえないと、
>正確に解釈することすら難しい、
>ということでした。

 原点を読むことも重要ですが,

 「聖書」は,日本語で書かれています。
 もし,訳がおかしいのであれば,
 それを直すべきですが,

 私は,訳がおかしいと思いません。
 キリストの教えに従わず,
 パウロの教えに従っていて,なぜキリスト教というのか?

 それが わからないから縁あって
 牧師さんたちと話をするのです。 

 キリストが言っていることは,違っていないと
 思っています。

(2010.04.22 11:23:57)

Re[5]:言葉と情報 - はたまた体験(04/21)  
リンロン88  さん
なみがしらMさん

「私を通してしか、天の国へ入る事はできません」

これはキリストの言葉です。パウロの言葉ではありません。
訳もおかしくなく、キリストの言うことは正しいとするならば、なみがしらMさんは、この言葉を信じるわけでしょうか?

ここに私の論点があります。


> 私は,訳がおかしいと思いません。
> キリストの教えに従わず,
> パウロの教えに従っていて,なぜキリスト教というのか?

> それが わからないから縁あって
> 牧師さんたちと話をするのです。 

> キリストが言っていることは,違っていないと
> 思っています。
-----
(2010.04.22 22:41:16)

Re[6]:言葉と情報 - はたまた体験(04/21)  
リンロン88さん

>「私を通してしか、天の国へ入る事はできません」

>これはキリストの言葉です。パウロの言葉ではありません。


 キリストは,間違ったことを言っていません。

 そこで,

 天国とは 何か?
 キリストとは,何を意味しているか? です。

 パウロによって どれだけの人が天国で暮らすように
 なったのでしょうか?


 依然として,多くの人は 何をしているかわからず
 暮らしているのです。


  そのとき、イエスは言われた。
 「父よ、彼らをお赦しください。
  自分が何をしているのか知らないのです。」

       ルカによる福音書 / 23章 34節

   (2010.04.23 08:01:38)

Re[7]:言葉と情報 - はたまた体験(04/21)  
リンロン88  さん
なみがしらMさん




> 天国とは 何か?
> キリストとは,何を意味しているか? です。

>       ルカによる福音書 / 23章 34節
-----
なるほど、

「キリスト」とはなにか?ですか、そこまでは考えませんでした。

というか、この場合は「私を通してしか」の「私」とは何か、かもしれませんが、キリストは言っています(と言っても、この言葉は聖書には出てきませんが・・・)

「名前は関係ない」と。

そう考えれば、納得がいきますね。
(2010.04.23 08:18:09)

Re[8]:言葉と情報 - はたまた体験(04/21)  
リンロン88さん

>というか、この場合は「私を通してしか」の「私」とは何か、かもしれませんが、キリストは言っています(と言っても、この言葉は聖書には出てきませんが・・・)

>「名前は関係ない」と。

>そう考えれば、納得がいきますね。
-----

私とは・・・「ある」です。つまり神ですね。


(2010.04.23 09:26:29)

Re:言葉と情報 - はたまた体験(04/21)  
masako-Love  さん
善悪・正邪・明暗・全てに於いて対極が在る様に世界は出来ていますから、その全てが在る事が正しいと思っています。
キリストもパウロも私から見れば同じく人ですしね。

とにかく言葉って解釈する段階で違いが生まれちゃうヤヤコシイものって事で・・・ (2010.05.05 11:36:20)

Re[1]:言葉と情報 - はたまた体験(04/21)  
リンロン88  さん
masako-Loveさん
>善悪・正邪・明暗・全てに於いて対極が在る様に世界は出来ていますから、その全てが在る事が正しいと思っています。
>キリストもパウロも私から見れば同じく人ですしね。

>とにかく言葉って解釈する段階で違いが生まれちゃうヤヤコシイものって事で・・・
-----
コメントまだいただき、ありがとうございます。

そうです、「ヤヤコシイ」んです。(笑)

これが「心⇒心」という「異界」のコミュニケーションができれば解決なんでしょうけれど、それが(普通は)できないのが人間です。
というより、そのような「制約」を与えられて、この世の経験をする、というのが人間の人間たる価値なのかもしれませんが。

陰陽の在り方。すべて真実ですが、それをどう解釈するかは人それぞれです。一つの解釈を「絶対」とすることに対して、私は疑問を呈しているだけです。
(2010.05.05 22:55:51)

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