ストックホルム最大のランドマーク、
ノーベル賞の記念晩餐会が行われる市庁舎です。
12年の歳月をかけた、
赤レンガ造りは、堅牢な城塞のように壮観。
市庁舎は、
ストックホルムの自由と自治、正義のシンボル。
壁面は、100万個の赤レンガの表面を、
手作業で細かく穴をあける工夫がされ、
こうして、会場内の光と音が、
柔らかく反射、反響するように工夫されています。
大勢のスタッフが、コンピューターを駆使して、
立ち働いていました。
ダイナマイトを発明した、アルフレッド・ノーベル。
ノーベル賞は、その遺言によって設けられ、
世界平和のために、貢献し続けています。
廊下には、歴代の受賞者の似顔絵が、
ユーモラスに飾られていました。
この「青の間」が、
毎年、12月10日に開催される、、
ノーベル授賞式後公式晩餐会の会場となります。
この階段が、
最高のスポットライトに変化します。
ふだんは、
こんなにひっそりしている会場ですが、
晩餐会の夜には、
美しいビクトリア王女を中心に、
豪華絢爛な宴となり、世界の功績を讃え、祝福しあいます。
※上のフォトのみ、ストックホルム時事ニュースより。
世界で、社会的平等と民主主義を、
早々と、確立させたスウェーデンの市会議事堂。
国政選挙の投票率、85%を超える国民性。
天井は、自由と平等を愛した、
祖先バイキングの家の屋根を、
イメージして作られています。
メーラレン湖の水面が広がる裏庭。
いつでも自由に行き来できる、
ストックホルムの市民の憩いの場所でした。
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