ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

2010.03.27
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カテゴリ: 10オペラな日
3/21はパリ・オペ「ジゼル」を観に行くことにしたため、この日に変更しようとしたらS席の、それも左端の1枚しか残ってなかった。でも、今日はところどころに空席があったのを発見。
なんで~と思いました。。。


神々.jpg


【指 揮】ダン・エッティンガー
【演 出】キース・ウォーナー

【ジークフリート】クリスティアン・フランツ
【ブリュンヒルデ】イレーネ・テオリン
【アルベリヒ】島村武男
【グンター】アレクサンダー・マルコ=ブルメスター
【ハーゲン】ダニエル・スメギ

【ヴァルトラウテ】カティア・リッティング
【ヴォークリンデ】平井香織
【ヴェルグンデ】池田香織
【フロスヒルデ】大林智子
【第一のノルン】竹本節子
【第二のノルン】清水華澄
【第三のノルン】緑川まり

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団


今日の殊勲賞はテオリンです。
ここまで歌い通してくれて、とても満足。


フランツも調子がよかったと思いますし、脇もみなレベルが揃っていました。
グンターとハーゲン役の歌手は名前も知りませんでしたが、よく歌えていたと思います。

そういえば、前回の上演のときはグンターはロマン・トレーケルでした。
金髪&長身で新国立版お坊ちゃんグンターのイメージを定着させ、女性観客の心を騒がせましたが、それは彼の属人的な特徴ではあっても、演出の要請した人物像だったんだなと納得しました。

そして、テオリンと同じくらい感動したのは合唱です。

圧倒されました!


演出は細かいところは忘れていました。
改めて「へえ」と思うところも。
そういえば、前回の上演のときも「演出が尻すぼみ」と思いましたが、辻褄合わせをしたかのような最後のオチとかはやはり残念ではあります。


全体としてのメッセージはさておき、物語は登場人物を通して進むので、感情移入はどうしてもそちらがまず先になります。

演出のせいか字幕のせいかわかりませんが、今回ジークフリートがすごくキライになりました。
第二幕でギービヒに到着したブリュンヒルデに追求されて、もごもご言い訳するところがどうも周囲の男性と似ているような気が。。。

この演出では、ブリュンヒルデはジークフリートにヤラれてしまっていると私は信じているし、それをジークフリートは十分認識しててごまかそうとしてノートゥングという証拠作りをした、と思っています。それが英雄のすることなの?!と、もはやこの物語の根幹のストーリーに対して憮然とします。

そうなると、他人の力で妻を得ようとしたくせに、その功労者を殺した罪からは真っ先に逃げる姑息なグンターなんか眼中にありません。。。

改めて何言ってるの?と知人に言われましたが、なんだか今回は妙にひっかかるのでした。


ブリュンヒルデは自分を欺いた人間すべてに怒るけれども、実行犯(?)のジークフリートを罰すればいいことにする。だけどジークフリートが死んだら彼を英雄視し、愛する彼の後を追うわけです。それを件の知人は「自分勝手だ」と言っておりましたが、私はわかる気がします。

一番許せないのは愛した人の裏切りですからね。
個人的決着もつけないと(笑)。
最近いろいろ思うことがあるので、ちょっと感情的になってしまいました。


そうそうスクリーンに投影されている・・・あのひからびた羊(みたいなもの)はいったいなんなんでしょう?これは前回同様、皆目意味がわかりません。周囲も誰もわからないみたいだし、誰かに教えていただきたいものです。


カーテンコールで指揮者にブーイングが起きましたが、「先日のよりは大人しかった」らしい。
これまた「なんで~?」という気持ち。
確かに遅めだけれども。
そして、「オケが主役」と言えるほどの重厚感は全然感じませんでしたが。
それでも、ブーという抗議の意思表示には共感しないままでした。

少なくとも、前回のN響&メルクルにさらわれた出番を東フィルが取り返しただけのことはあったのではないでしょうか。





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Last updated  2010.03.28 17:11:23
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Re:新国立「神々の黄昏」(3/27)(03/27)  
Verdiさん  さん
 こんにちは。
 確信はありませんが、演出のされ方から想定するに、あれは、恐らくは山羊ではないでしょうか。生贄、犠牲の山羊。
 あの山羊の絵はギービヒ家の場面から映し出されます。そして、ジークフリートが惚れ薬にして忘れ薬を飲んだ時から、3重に色違いでずらして映されます。それが第3幕、ギービヒ家にジークフリートの亡骸が運ばれて来る際には、元の一色で映されて、その代わり赤く×印が描かれる。
 という経緯から、恐らくは、あれはジークフリートを表象しているのでしょう。
 それに何の意味があるかは私にも分かりません。何せあの演出に関して私の見解は(以下100行自主規制)ですから。

(2010.03.28 19:25:19)

Re[1]:新国立「神々の黄昏」(3/27)(03/27)  
ちゃむ♪♪  さん
なるほど・・・「生贄の山羊」、スケープゴートなんですね。
それでは、やはりこれはジークフリートですよね。

でも、そんな説明的な演出はいらないという気もします。。。 (2010.03.28 20:20:05)

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