ハンサムネコ ☆アビ☆

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学級委員



作 増田修男

「ぼく、学級委員になったんだ」
小学生の息子が言った。
私は、父親としてうれしくなった。そして、自分自身の小学校時代を思いおこした。
学級委員といえば、みんなのあこがれのまと。成績は優秀。人気者でもある。
わたしも、もちろん学級委員になりたかった。だが、その資質は、まったくなかったようだ。
その学級委員に、息子がえらばれたのだ。胸があつくなっても当然である。
「すごいじゃないか、学級委員だなんて」
息子の肩に手を当てた。とにかくうれしい。
息子は頬をゆがめ、はきすてるようにいった。
「ジャンケンで負けたんだよ」



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