ひなつのひとりごと

ひなつのひとりごと

子どもの世界のいじめを描写した小説



ほんとに弱い子をクラス全員が加担していじめる、というのがどうもピンときませんでした。

けれど、下記の小説たちを読むと、いまの子ども達の「まわりから必死にはみでないようにする」息苦しさというものが、すこしわかったような気がします。


●綿矢りさ●

インストール

なんだか教室が、明るく仲良しを装い通す女の子のグループづきあいが煩わしくて、学校へいきたくなくなった中学生の女の子のお話。
綿矢りさのデビュー作です。
隣の学校に行ってない小学生の男の子の家に毎日入り浸って、彼のPCで出会い系サイトのサクラをやるのです。

漫画版もでてるらしい。。



蹴りたい背中


綿矢りささんってあんなに可愛らしいのに、どうしてこんなみそっかすのはみだしモノの気持ちが描けるのだろう??
教室で皆にシカとされている、おしゃれもパッとしない女の子。
おなじくシカとされまくってる男の子とふとしたことから交流が・・。
彼はとあるアイドルのオタク的熱烈ファンだった・・。



●瀬尾まいこ●

温室デイズ



映画化された「幸福な食卓」等、注目高まるティーンズ作家瀬尾まい子の作。
これはすんごく面白かった。
TVドラマの「野ブタ~」とか「花より男子」の壮絶ないじめの世界が、すこし理解できた感じ。
今の子って、女の子でも、女の子にもここまでやるんだ・・!と背筋が凍る。
小学時代、いじめる側だった女の子が、中学で突然いじめられる側に。
小学時代にいじめていて転校した女の子と中学で再会し親友になっていたが、この子は友達がいじめられるのを助けると自分がいじめられるため動けない心の苦しさで、不登校になる。
主人公の女の子は、強烈ないじめに屈せず、強い意志で学校に通い通す。

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