ジョンダン、そして若き日の戸惑いから...
言葉の意味に於て～そう随分前の文章が出てきた。紐解けばパソコンの中にはいろいろな扉がある。載せることさえ恥ずかしいのだが、見える訳ではないのだから、よいかな＾＾そんな積もりで掲載してみる。若気の至りりはもちろん、だがまた若気でしか気がつかないこともある。
満たされぬ僕をこのままに行かれるのか、でも、今夜、どんな満足を手にすることができましょう。
無関係、理由もなく起きたことは関係がある。
この世にはけっして自分を許せない、とりかえしのつかない行為がある
彼女はあのときの彼より、いやおそらく今の彼よりも勇敢に先を読んで決断を下した。堂々と歩んで行った彼女、みずからの意思で彼の人生から身を退いていくあの姿は賛えたいほど美しい。
出口の案内板までたどりつくのに何年もの年数がかかった。
心にはいくつもの部屋がある。昔愛した人、将来愛する人がすべて泊まれるだけの部屋数がある。いまあらたに痛みだした部屋のとなりには、ずっと痛み続けている部屋がある。
まわりを見て、ほんとうに選べない人は誰か、それをみきわめたら、そのように行動するだけ。
ひとしお愛しく思ったのは、それぞれの一番の弱点、一番弱いところだった。
素晴しく五感を刺激される。記憶の断片に確実に残される。背景音楽とは一線を画した強い存在感。気付かぬほどの大きな足跡を残し、人々の記憶の断片をコントロールしている。旅の報告、それは第二の声明。
第一印象で受けた或る胸騒ぎとでもいったような自分の予感が正しかったことを裏付けることになる。
弱いものは名誉には耐えられない。強い刺激は感覚を麻痺させる。
玉の姿は見れば見るほど、見えなくなる。
完全とは単一であることに他ならない。一人の女を愛して、さらにその女の一点を愛すべきである。
理性は真実から最も遠いところにあるもの、普くは真実とはそのものである。
作曲家が残した作品の数だけ演奏の命がある。本来そう思っていた。今は演奏家の数だけ作品が有りえる。だから一つの曲でも演奏する人の数だけ作品を生むことになる。楽譜は一つでも、そう考えるのが正しいのかもしれない。
天国と地獄の境目などないのかもしれない。紙一枚の隔たりもない。
表裏一体、いつも隣り合せ、そして常に一緒にあるもの。
歩んだことのない道に立つのは、彷徨うのではない。神秘は太陽のようにまぶしいが、誰の目にも明白なのである。
苦痛から我々を救ってくれる薬のうちで眠りが最も容易に入手できる。殺さずに死の効用を果たすのだから。
過去を振り返り、それを新年の手本とするような人は、新しいページをめくらずに、同じところを読んでいるのにすぎない。
異邦人になることには一つの利点がある。すなわち習慣になる前に、始まったばかりの悪癖を直せるのだから。
別れが一つの区切りならば、別れは新たな始まりとなる。同一の女に於ても、まったく新しい始まりをみることになる。
無駄な時間を過ごしたと感じるとき、それは単に時間が過ぎていったことへの後悔ではない。侮蔑や嫌悪、醜悪さえもそこに忘れ物として残していってしまうものである。
単に時間が過ぎてゆくということは、それは振り返るとき、午後の校舎の片隅に、木もれ日が遠く懐かしい思いでとして、走馬灯のように想い返せるものだ。
先にあるものを前から恐れることによって、人は痛みを増すことになる。
自らの肉体は死から救出されるものなのかもしれない。魂とて生まれつきに自由なものではなく、死から救われることが多いのだろう。
真心がうまく表現できない時でも、神はそれをよしとされる。真心から誉める人は、祈っている。
神は幸運に恵まれた時は喜びを抑え、不幸になれば悲しみを沈めてくれる。
人から誉められてそれがお世辞とわかる時、忠告に負けない効果を発揮して自己努力を高めればよい。
気が付いた時、それを今すぐに始めたほうがよいと思う。僕のような悲しみを受けないために。青春の夜明けにしておくべきだったことを、今頃になってやっているのが、僕の悲しみだ。
人間としての優れた部分は、情熱よりも純粋なものであり、望む前に相手から受け入れられるものなのであろう。
僕の孤独との語らいは楽しみも多い。そのなかで独り以外を思い出す時、寂しさを感じる。独りという孤独は淋しいこととは言えない。淋しいと感じるのは愛する人が今、隣に居ないことである。
あなたがちょっとほほえむだけでいいのです。新聞を読んであげると喜ぶ目の不自由な人も、買い物をしてあげると喜ぶ、重い病気の母親もいるでしょう。小さいことでいいのです。そこから、愛は始まるのです。
私は、その女を洗ってからベッドに入れました。その女は私の手をとって、ほんとうに美しい微笑みを浮かべました。たった一言ありがとうと言いました。そして、死にました。
私は自分の良心に問うてみました。私があの女だったら、何といったでしょう。きっと「私は死にそうだ。苦しい」と言ったでしょう。でもあの女は、私が与えたよりもっと大きなものを私に与えてくれました。これこそ貧しい人のえらさです。傷つくまで愛しましょう。それは、どれほど多く与えるかではなく、どれほど多くの愛を注いで与えたかによるものです。そして、私たちがお互いにどれほど近くなるかによるのです。
私は、不親切で冷淡でありながら奇蹟を行なうよりは、むしろ親切と慈しみのうちに間違うほうを選びたいと思います。最も悲惨なことは、飢餓でも病気でもない。自分が誰からも見捨てられていると感じることです。
西洋人が論理的なものを非常に厳しく選別できるのは、母音子音の言語文化の違いが、そうさせてきた。日本人は感覚的で西洋人は論理的であるといわれる由縁である。よく言えば情緒的、感覚的、悪く言えば、感情的、論理的ではない。しかも、教育をうけたから論理的になるというものでもない。その分野だけは論理的になるが本質は変わらない。
災難のときは災難にあうがよろしく候、病むときは病むがよろしく候、死ぬる時は死ぬるがよろしく候。日々是れ好日とは心が絶対無になることである。絶対無とは摩訶という。摩訶とは大を指している。
逆らってはいけない。何故に当り前のことが出来ないのか。
数秒で起きえた痛みがその回復に数ヵ月、数年の月日が繋ることも有りえる。何故、痛みと共に暮らせないのか。・・・気が付くと既に直っていることだって有りえるのだから。
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