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クリス・ボッティ~ブルーノート東京2006


マイルスに憧れジャズ・スタディを積んでテクニックを磨き、それを内に秘めたまま抑制の美学を貫く。スムース・ジャズ界ダントツの貴公子。ビルボード・チャートでは、ふたつの作品がトップ10入り。クリスの参加した ビリー・チャイルドのアルバムがグラミーを受賞。キーボードにそのビリー・チャイルド、ギターにマーク・ホイットフィールド、ベースにマーク・ケリー、そして天才ドラマーのビリー・キルソンを迎え、今年2度目のブルーノート東京公演。
クリス・ボッティ
CDやDVDでは何度となく聴きこんできたクリス・ボッティの音楽。今やワールド・ワイドに超売れっ子スーパー・トランペッターが今年2度目の来日!11月4日、待望のブルーノート東京ライブを聴いてきました。娘からの誕生日プレゼント!いや~嬉しく一緒に行ってきました。

見てよし、聴いてよし、とにかく凄かった。こういうカリスマ性に飛んだBIGなミュージッシャンはそうは居ないだろう。ボッティの容姿端麗は元より、ペットの音が抜群に良い!雰囲気満点、酔いしれる響きとオーラが此処彼処と出ている。ビロードのように淑やかで甘味な音色、そして曲の良さ。これでは一度聴いたら虜になるのも頷ける。
メンバーも凄い凄い、ギターもいいけど、ちょっぴり地味だったベースも中々良かった。とりわけドラムはぶっ飛びの凄さ、上手さである。圧倒されるその上手さ、テクニックはドラムを叩くというより、身体全体がドラムと化している。そういう凄さだった。ビリー・キルソンは現役世界最高のドラマーとよべるかもしれない。DVDを観ていて驚いたが、生はその何倍も凄い。ビリー・チャイルドのピアノも良かった。彼のピアノは全体のバランスを捕っていた。さすがベテランの上手味である。ゴージャスで極上の雰囲気を味わい、大人のゆったりとした時間を満喫できた。クリス・ボッティのライブに大感激して帰宅の都に着いた。JAZZは間口を広げてくれる。そしてより身近である。これからも時間と先立つものに余裕が有れば、バンバン聴きに行きたい、そういう気持ちにさせてくれるライブだった。
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