ちょうど一ヶ月くらい前だろうか、アメリカで公開になったころにインヴィジブル2を日本に先駆けて観たには。日本では多分来年公開予定である。SFホラー的な紹介だが、ホラー色は少ない。インヴィジブル1のようなドギツサはない。企業秘密研究で生成された恐るべき薬学人体実験の末にこの2が製作された。透明人間になぜこうなったのか、その由縁から恨みと化す連続殺人事件がこの映画の観点にある。ここでの悪役ぶりにクリスチャン・スレーターははまり役。ピーター・ファシネリ、ローラ・レーガン、この二人が実質上の主役になる。私は1より面白く観られた。考えてみれば人体実験を成されたスレーターの天涯孤独で醜き姿は可哀相にも見えた。
