本艦 マコロン

本艦 マコロン

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【まるマシリーズ/喬林知(角川ビーンズ文庫)】
<イラスト:松本テマリ>
今日からマのつく自由業! ( 著者: 喬林知 | 出版社: 角川書店 )
BSアニメでハマり、小説を読んで大いにハマった1作。こんなにはじけている小説も珍しいかも。一人称で主人公有利のしゃべり口調になってるせいもあり、かなり全体的にハイテンション。私的に小説ではやってはいけないと思う文章技巧の禁忌をまんまと喬林氏特有の利点にすりかえてしまえてるのにはもう笑うしかないというカンジ。地下鉄で読んでて何度笑いそうになったことか。 渋谷有利のあのケンカは弱いが正義と友情を一途に愛するという性格、シンプルだけど誰にでも愛されるキャラの基本なのではないかと。コンラッド、ギュンター、グウェンダル、ヴォルフラム等他のキャラ達もそれぞれ魅力的。いい脇役がいると主人公もよく育つ。これからも有利達の活躍が楽しみです。

おすすめ度 ★★★★★
2005.1.4



【四龍島シリーズ/真堂樹(集英社コバルト文庫)】
<イラスト:浅見侑>
本編全25作。番外編現在4作。銀髪の麗人白龍ことマクシミリアンと花路束ね役、飛。龍は花を追い花は龍を追うという名文句通り、二人の追いつ追われつという関係は読んでいて羨ましい限り。主役の二人顔負けの魅力的な男たちも多数登場してなかなかの読みごたえです。

おすすめ度 ★★★★★
2005.1.8


【茂樹くんの明るい生活/武石りえこ(角川ルビー文庫)】
<イラスト:山下和美>
画像なし
全3作(絶版済)。漫画家の山下和美さんのお姉さん(たしか)が書いたかれこれ10年程前の作品。茂樹は高校中退無職少年(16)。顔とスタイルと頭はいいが、覇気もやる気も若さもない。何事にも動じないようでいながら何事にも神経質で臆病な自分の心に頭がついていっていない(私的分析)。ほとんど半死状態の彼を、むさくるしい先輩木下やモデルでかっこいい辻、うるさいらしい矢崎が絶妙にかき回して、少しは若者らしい明るい日常になっているやらいないやら。茂樹のやる気のなさが伝わってくるようなやる気のない文章にミョーにハマり、今だ忘れえぬ1作。ある意味ブラック。絶版のため普通に手に入れることは難しいですが、古本屋等でみつけた時は是非。といっても、マニア本の類になるのでは…

おすすめ度 ★★★☆☆
2005.1.8


【屋上の暇人ども/菅野彰(新書館ウイングス文庫)】
<イラスト:架月弥>
修学旅行は眠らない(下巻) 屋上の暇人ども5( 著者: 菅野彰 | 出版社: 新書館 )
現在全5作。なぜか問題児ばかりが集まる天文部。みんなそれぞれいろいろな悩みを抱えながらも、笑って泣いて、一生懸命考えて自分の居場所をみつけようとする彼ら。若いってステキねーと感じさせられる1作。菅野氏の小説はポップな文章でありながら心の核心をサラリとつかれて切なくなることたびたび。それがまたいいんだよね。

おすすめ度 ★★★★☆
2005.1.9




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