レコード・ジャケットがパッケージ・デザインじゃね。オーディオマニアとして見ないわけにもいかないでしょう。ジョン・キューザック主演のラブロマンス(か?) 『High Fidelity』(ハイ・フィディリティ)
です。劇中のNADのCDプレーヤーやJBLのスピーカーにもだえるくらいじゃないとね。そういや「Higher Fidelity」というアンプブランドが昔ありましたなぁ。”ハイスピード”というオーディオタームは、あのアンプの頃から流行りだしたような気がします。
<ストーリー>
(2) これまでの失恋トップ5の元彼女たちを訪ね歩き、自分の何がいけなかったのかを問いただします。
(3) 自分を見つめ直し、彼女も戻ってめでたしめでたし。
嘘です。
こんな簡単な話じゃありません。訪ね歩いたあたりで約半分。
30代の自分探しムービーなことは確かですが。
あらすじだけ読んで、レコードマニアが“もてない”自分を問いつめる話かと思って映画を見たらこれが大違い。大体もてない奴が5人もの女性とつきあえる分けないんだよな。なにせ元彼女の一人を演ずるのはキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。よくこんなチョイ役で出たとビックリするところですが、二十歳そこそこの時に主人公に恋愛とSEXの全てをたたき込み、その後の人生の女性観を決める役どころは彼女くらい華がある方がいいのか。(ちなみに彼女の 横乳
がかすかに拝めます)
他にもね、いろんな人がちょいちょい出てます。 博多で見た「宇宙戦争」
のティム・ロビンスとか、「School of rock」のジャック・ブラックとか。そういや「School of rock」の時はジャックが主役の先生で、キューザックが・・・何だっけ? 見直さねば。
で「High Fidelity」ですが、この無精で、いい加減で、嘘つきで、自堕落で、うぬぼれ屋で、意地悪で、女に節奏のない(けどもてる)ロブがワタシは大好きです。ハリウッド的でないエンディングは主人公が自分で決断したようで、実は彼女依存という実に小市民的な明るい未来だもんね。主人公の男として正直な立ち振る舞いには共感できます。85点。
レコードショップシーンに限らず、劇中どこかで音楽が鳴っている、音楽について語っているのでポピュラー好きなら楽しめるはず。音楽映画ではないですよ。でも過去の音楽の魅力に心から取り付かれた連中だからね。サントラが欲しくなると思います。
そういえば、ジョン・キューザックって、若い頃のボブ・ディランに少し似てるなぁ。劇中「Blonde on blonde」のジャケットがちらりと写るシーンでそう思いました(^^
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