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"What Have They Done to the Rain" by Marianne Faithfull 1965 サーチャーズ (The Searchers) といえば、一番おなじみは『恋の特効薬(Love Potion No.9)』ですけど、今日も『雨に消えた想い(What Have They Done to the Rain)』のつづきです。 まず、暇な人は 2002年11月13日の日記(9年も前か!) を読んでください。 サーチャーズの『ピンと針(Needles and Pins)』について書いたんですが、最後の一文に注目していただきたい。 読みに行くのが面倒な人は、こちら↓を。 「僕は、ある時、フォークロックの元祖は、バーズでもサイモンとガーファンクルでもなく、このサーチャーズだということに気が付いたのだ。ふっふっふ・・・」(2002.11.13.の穴沢ジョージの日記より) どうにも意味深長な言い回しで、なぜ気付いたのかについての記述もなく、その後、どこかに書いた形跡もないではないか。 このまま無視した状態で何年後かに、しまった!あのときサーチャーズがなぜフォークロックの元祖だと気付いたのか、理由を書いてないじゃないか!・・・なんて思っても、もしかするとこの楽天ブログが存続しているかどうかもわからないし、僕自身、老いぼれ果てて、パソコンが使えなくなっている可能性も十分にある。 ま、ようするに、今書いておかないと後悔しそうだということです。え、それほど騒ぎ立てるほどのことでもないですか。まあ、そうおっしゃらず、少しお付き合いください。 そもそも話は27~28年ほど前 (正確な記憶がない) に遡ります。当時テレビでよくやっていたミュージックビデオの番組を録画したくて、ビデオデッキを買ったんです。いわゆる型落ちの展示品ですが、ビデオデッキ自体まだ結構高かったので、相当奮発しましたよ。 え?……お前のことだから、どうせベータだろうって? よくわかりましたねえ。そのとおり、ソニーのベータマックスでございます。Hi-Fi が出る前の型で、それでもStereo・音声多重で、フロントローディングが売りの、でかいやつね。 いえ、でもね、そのころはまだソニーも結構強気で、まもなくVHSに席巻されるなどとは、僕も考えていなかったんですよ。画質と音を優先するならベータの方が良いと言われていましたしね。 それから、TVK(テレビ神奈川)で金曜の夜やっていた「SONY Music TV 」という、当時としては画期的な長時間の MTV 番組が見たい一心で、東京にいながらUHFのアンテナを屋根の上に立てて、せっせと録画したりしてたんですが、しばらくして、世はほぼ完全に VHS 一色になってしまった。 それに伴い、あちこちにレンタルビデオ屋ができ、置いてあるビデオは99.9パーセント VHS。8ミリビデオの据え置き型デッキも買ったばかりだというのに、どうしても VHS のデッキも必要になってしまい、結局さらにもう1台買うはめになってしまったんです。しかも、何とあのソニーがいつのまにか作っていた、VHS の機械をね。 この当時、ミューシックビデオは結構高くて、欲しくても買えるようなものではなかったんですが、近所にできた大型のレンタルビデオ屋では何本か見たいやつを置いていて、良く借りて来ては、盛んにダビングしたものです。 VHS → β のダビングテープは、今でもとってあります。ただ、後に買ったHi-Band β のデッキもさすがにもう古いので、正常に作動するかどうかわかりません。もし動くようなら、いくつか DVD にして残しておきたいものもあるんですがね。今度見てみよう。 そのビデオ屋に、BBC の 60年代の音楽番組 “Ready Steady Go” のダイジェスト版のようなのがあって、64年~66年ぐらいの貴重な映像がたくさん入っていました。今でこそ You Tube でこういう映像が普通に見られますが、以前は本当に手に入れるのが大変でした。 “Ready Steady Go” は、全部で3本だったかなあ。ブリティッシュ・ビート全盛期の映像ですから、とてもワクワクしながら何度も見ましたね。ビートルズやストーンズももちろん出てましたよ。 そんな中、そこに出ていたサーチャーズが、当時ヒットした "What Have They Done to the Rain" を歌っていたんですが、このフォークソングにエレキの12弦ギターを使っているところとか、コーラスの感じとか、どうもこれは後のバーズやサイモンとガーファンクルに通ずるスタイルだなあと、漠然と思っていたんです。 でもね、ということはですよ、つまりこれがフォークロックの元祖といっても過言ではないだろうと、思うに至ったという次第です。 トリニ・ロペスやジョニー・リバースなんかは、フォークロックというにはちょっとスタイルが違う気がする。やっぱり、ビートルズ以降の、グループサウンズ的というか、コーラスグループ的なハーモニーがないと、ね。(つづく) みなさん、もうサーチャーズの『雨に消えた想い(What Have They Done to the Rain)』は聴きましたか。今日は、BBCの “Ready Steady Go” に出演した時の映像を見てください。口パクですがね。まさに僕が見たのはこれでした。それにしても、You Tube はすごいなあ。 サーチャーズの『雨に消えた想い(What Have They Done to the Rain)』 あとは、マリアンヌ・フェイスフルの “What Have They Done to the Rain” も聴いてください。僕は、ジョーン・バエズのより好きかもしれない。 マリアンヌ・フェイスフルの “What Have They Done to the Rain”
2011.05.17
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"What Have They Done To The Rain" by The Searchers 1964 2011年5月11日(水)[速報]限度の62万倍のセシウム検出 福島第1原発3号機の取水口近くの穴の水から海水の濃度限度の62万倍のセシウム134など検出。(共同通信社) すっかり浸透してしまったネットサーフィンという言葉。みなさんも普通に使っていますか。 そのネットサーフィンをしながら思ったのは、僕のようなネットサーファーもだけど、本物のサーファー (海で波に乗る人) たちも怒っているだろうなあっていうことです。 実際、浜岡原発が一応停まることになった時、御前崎のサーファーの一人が、テレビのニュースでインタビューを受けて、「ほっとしている」と答えていましたけど、福島原発の海洋汚染はいったいどこまで広がって、どれだけのサーファーに影響が出るんだろう。 「海水の濃度限度の62万倍」っていう数字ですけど、62万倍なんだから想像つかないほどものすごい濃さなんだろう、ということぐらいしかわからない。目に見えないだけに、ほんと、たち悪いよね。放射能っていうやつ。けれど、これでますます太平洋の魚は食べられなくなってしまった。三陸の生牡蠣は好物だったけどなあ。 以前、安全委員会の人が、海に流せば薄まるって平然と言ってのけた。そういうことをテレビカメラの前で言って、世界中の人がどう思うのか、もしかしたら何も考えないまま言ってしまったのだろうか。理解に苦しむわい。 その少し前の東京新聞 のサイト(TOKYO Web) の記事。 【社会】海にストロンチウム 福島第一周辺 2011年5月9日 夕刊 東京電力は八日夜、福島第一原発の敷地内の土壌や周辺の海水から、放射性物質ストロンチウム89、90を検出したと発表した。土壌二カ所から出たストロンチウム90は、冷戦時代の核実験で国内で観測された濃度の約百倍で、東電は「今回の原発事故で放出された」と話している。(以下略) みなさん、あのストロンチウム90ですよ。 冷戦時代に幼少期を過ごした僕らには、すっかりおなじみの単語です。 ノバヤゼムリャ島なんていうのも、舌を噛まずに言えます。 当時は、核実験が頻繁に行われていて、連日ラジオや新聞 (後にはテレビも) でその危険性が報じられ、雨に当たると禿げるとか言われて、何だかホントに怖いなあって思っていた記憶があります。核戦争の脅威っていうやつもありましたからね。 それが、50年経った今、この国がストロンチウム90を出す当事者になってしまうとは。 余談ですけど、その頃、原水爆禁止を訴える大会が、毎年かなりな規模で行われていたんですけど、主なものは2つの大きな団体が主催していて、そのうちの一つは、ソ連の核実験には反対しないという、かなりびっくりな方針を出したせいか、ある年の大会がはっきり分裂した大会になってしまったんです。 まだ小学生でしたが、ある国の核実験は正しくて、ある国のは間違っているっていうのは、絶対に矛盾していると思ったものです。どっちにしろ、雨に当たると禿げるんだろってね。 反核って、全然政治とは切り離して考えるべき問題だということが、イギリスのCNDなんかの運動を見るまでもなく、世界の常識だと思うんですが、僕のその団体とその母体の政党に対する不信感は、今も続いています。 でもね、いったい誰が海をこんな風にしてしまったんだって、言いたくもなるよね。 「海をよごしたのは誰」じゃないけど、『雨をよごしたのは誰』っていう歌がありました。僕らにはおなじみのプロテストソングでした。 原題は "What Have They Done to the Rain" (←直訳:あいつら雨に何しやがった) で、サーチャーズの場合は、邦題が『雨に消えた想い』でした。我が国では、ジョーン・バエズの『雨をよごしたのは誰』が一番知られているかもしれませんね。 時系列で追ってみると、ジョーン・バエズが歌って有名になり、サーチャーズが英米でスマッシュヒットさせて、いろんな人がカヴァーして、日本でも流行ったということになります。サーチャーズのは、ちょうど日本で『恋の特効薬(Love Potion No.9)』を出した頃にシングルが出てますよ。 邦題の違いに関しては、レコード会社にしてみれば、サーチャーズはリバプールサウンドの期待の星だったでしょうから、反核のメッセージソングというよりもラブソングと思われた方がいいと、担当者が考えたかどうかはわかりませんが、敢えて内容を伝えない邦題の付け方をしていると思われます。 それに対して、ジョーン・バエズは最初からああいう人だから、むしろ反核をしっかり意識した邦題にしたというところでしょうね。(つづく) "What Have They Done to the Rain" 聴き比べ サーチャーズ ジョーン・バエズ
2011.05.14
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今日はスーパーでドレッシングを買わなければならなかったので、一応いつもの業務用のでっかいやつを買って、帰ろうと思ったんだけど、なぜか途中のもう一軒のスーパーにふらっと寄ってしまった。 これ、2軒とも同じ地元のチェーン店だから、品揃えに大差はないし、もちろん値段もほとんど変わらない。でも、見切り品コーナーが充実しているので、我々庶民には強い味方なのだ。つまりあまり買うつもりもないのに、見切り品につられて、ついつい寄ってしまい、寄ってしまうから、ついつい買わなくてもいい見切り品などを買ってしまって、…。 だから、結局、得しているのか損しているのか良くわからないような買い物になってしまうのです。 で、今日はと言えば、見切り品の柑橘類を買って、なんとなく魚の売り場を見ていたら、「今が旬」と書かれた「愛知産のあさり」があるじゃありませんか。そのとき、頭に浮かんだあのちゃっぴさんの日記! そう、アクア・パッツァ (Acqua Pazza) です! しかも、「あさり」のちょっと向こうには、またまた「今が旬」と書かれたあの魚! はい、そのとおり。「石川産のさわら(鰆)」がありましたぞ。 ちゃっぴさんの日記を読んで、いつかきっとこの アクア・パッツァを作ろうと、決めていたんですが、ついにこの日がやってきました。 ネットに色んなレシピが載っているので、それぞれを参考に、でも結局は自分流にチャレンジした結果は、家族にも概ね好評でしたぞ。 写真撮影をしようと思っていたのに、ずいぶん食べてから思い出して、なんだか宴のあとみたいな感じになっちゃいました。 フライパンのまま食卓に出したのは、冷めないように。 魚に「さわら」を選んだのは、もちろん「今が旬」ということもあるけれど、なんと言っても、ちゃっぴさんの日記のやつがとってもうまそうだったから。ちょっと高くて、「さわらの神にたたりなし」って言うしなあ(←言わんわ)、よっぽどほかの魚にしようかと思ったけど、やっぱり「さわら」にして良かった! ふつうはあまり入れないみたいだけど、マッシュルームを入れてみました。あと、オリーブ(明治屋のStuffed Olive)も入れたんですが、タイミングが悪かったみたい。もっと早い段階で入れれば良かった。ちょっと、塩気が残りすぎでした。 トマトは、ミニトマトの一回り大きいやつ。これは正解。 イタリアンということで、横にあるのは、ピザ……に見えなくもないですけど、昨日の残りのお好み焼きをチンしたやつ。 というわけで、穴ジョーの気違い水(←Acqua Pazza の直訳)、大変おいしゅうございました。ちゃっぴさん、ありがとうございました。 イタリアンにふさわしい曲ですけど、『花咲く丘に涙して』がよろしいかと。 つまりこの歌は、原題が “Le Colline Sono in Fiore” で、まあつまり「山々には花が咲き誇っている」というような意味でしょうから、まさに今の季節にぴったりということで。 それで、ウィルマ・ゴイクのヴァージョンの熱唱でおなじみのこの曲ですけど、せっかくですから、この機会にニュー・クリスティー・ミンストレルズの “Le Colline Sono in Fiore” も聴いてもらいたいですね。 この曲も、当時、聞こえた通りに歌って間違っていなかった部分が、結構ありました。 ♪ Sto morendo di dolore. なんか、そのまんま「♪ ストモレンド、ディドロ~レ」って、意味もわからず歌ってましたっけ。「苦しくって、死にそうですわ~~」なんていう感じでしょうか。 何度も言うようですが、1965年のサンレモ音楽祭はすごかった。 中でも、ニュー・クリスティー・ミンストレルズは、ボビー・ソロと『君に涙とほほえみを』を歌って優勝。この曲は、ウィルマ・ゴイクと歌って入賞ですからね。 では、まずこちらを。↓↓↓ ニュー・クリスティー・ミンストレルズの “Le Colline Sono in Fiore” ちなみに、前にもどこかで書きましたが、ウィルマ・ゴイク(Wilma Goich)は、正しくはウィルマ・ゴイチだということを、イタリア人の友人に教わりました。 こちら↓↓↓の紹介で、はっきり聞き取れますね。 ウィルマ・ゴイクの “Le Colline Sono in Fiore” 今日の一言:でもなあ、それにつけても「原発はいらねえ」よな。
2011.05.05
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