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“White Room” by Cream 1968 生まれ育って高校卒業まで暮らし、その後沖縄に来るまでの約20年間住んでいた千曲川流域が、大変なことになってしまいました。 子供の頃、千曲川やその支流が何度か氾濫したことは覚えていて、たとえば上流の松原湖の近くで急流に道がえぐられすっぽりなくなり、鉄橋が流されて小海線が宙づりになったりしたこともありましたが、今回ほど広範囲にわたって激しく被害が出たことはありませんでした。 特に、堤防が決壊して街が水に何日間も浸かってしまうということは、考えにくいことだったので、大変驚いています。 被害の全体像がわかるにはまだ時間がかかりそうですね。 被災された方々、辛い日々を過ごされていることは想像に難くありませんが、一日も早く平穏な暮らしが戻ることをお祈りしています。 僕の親戚や知人で大きな被害に遭っている者は、確認できる範囲では今のところ居りませんが、いとこの一人は、庭に水が入り、もう少しで家に浸水するところだったと、話してくれました。二階に上がりじっとしていたそうですが、さぞかし怖かったことでしょうね。 ********** 今朝、ズッキーニを一株定植しましたが、どうなることやら。 もうそろそろサンダルの出番もなくなる頃かと思ったら、今朝の予報で明日も明後日も最高気温が30度。まだもうちょっとのお付き合いになりそうです。足の爪、よく写ってますね。 親指が巻き爪だということを、クリニックでエコー検査した時に検査技師に指摘されました。それまで知りませんでしたが、とにかく変な形になっていて気にはしていたので、どういうものかわかって気が楽になりました。爪切りの仕方に問題があったみたいです。 先日、カタママさんからご指摘のあったように、ジンジャー・ベイカーさんが10/6に亡くなりました。ご冥福をお祈りします。 やっぱりクリームを最初に聴いた時の衝撃は大きかった。彼のドラム好きでした。 これ↓が出た時ね。 “White Room” by Cream 1968 ********** 10月12日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. White Room (Cream) 2. I’ve Seen What Loneliness Can Do 3. Let It Be Me (以上、Sam & Dave) 4. 愛にさよならを (カーペンターズ) 5. My Dream (コニー・フランシス) 6. ひとりぼっちのシンフォニー (シュープリームス) 7.The Lonely One (ナット・キング・コール) 8. Life Is But a Dream (The Harptones) 9. 悲しみのジェットプレーン (ジョン・デンバー) 10. Night Is So Lonely (ジーン・ビンセント) リクエスト曲は、4.着物が似合うウチナー美人さん。5.なんくる洋ちゃんさん。6.ミスターコーラさん。7. 酋長kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は、すべて穴沢選曲です。1.は、10/6に亡くなったジンジャー・ベイカーを偲んで。2.&3.は、この日が Sam Moore の誕生日だったので。1935.10.12生、84歳。Happy Birthday! 9.は、10月12日がジョン・デンバーの命日(1997.10.12没、享年43)だったので。10.は、ジーン・ビンセントの命日だったので(1971.10.12没、享年36)。 以上、お聴きいただき、ありがとうございました。
2019.10.16
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“Try to Remember” by Brothers Four 1965 地域のエリア限定のコミュニティーFMですが、番組を持たせていただいてから丸5年が経ち、先日 (10/5) 6年目に入りました。 ほぼ休まずにここまで続けられたのは、自分が好きなことを好きなようにやらせていただいている上に、それを皆さんが聴いてくださるからに他なりません。 今後も、ちょっと偏りはあるかと思いますが、古いけれど良い曲をたくさん聴きながら、みなさんと楽しい時間を過ごして行ければと思っております。どうぞ、よろしく。 ********** 朝晩ようやく涼しくなってきました。 先日、ミニトマトの苗を買ってきて植えてみました。さすがに季節が違うかなと、思いもするんですが、初めて沖縄を訪れたのが2月で、昼間が24度という暖かさの中、ジャガイモを掘っている人とか、トマトを収穫している人を見かけて、とても驚いたのを鮮明に覚えています。だから、あまり季節に関係なく、いろんな野菜も育つのではないかと、今でもちょっと思っているんですよね。 同じ日に、バジリコのタネを鉢に蒔いたら、ゴソゴソと芽を出したので、少しずつ間引いています。 いわゆるハーブの類は、うちの庭でも雑草に負けずにかなり生き残っていて、中でもバナナミントとオレガノはしっかり庭の顔になっています。 ↓バナナミントとオレガノ。どちらも沖縄では背丈が伸びません。 ただ、レモングラスはあまりにも大きくなり、しかも増えすぎて困るので、先日思い切って刈り取り、半分くらい根を起こしました。 ↓刈り取る前のレモングラス。こちらは大変大きくなります。 暑すぎてなかなか庭に出られませんでしたが、ようやくその気になり始めている今日この頃です。 以前、2度失敗して懸案事項だったズッキーニにも、懲りずにまた挑戦しております。 庭仕事のBGM、以前はローリング・ストーンズ (もちろん初期) をよく使っていました。近頃はちょっと傾向が変わってきていて、ゆったりしたスタンダード・ナンバーが多いです。 先日、ニュークリスティーの “Today” とブラフォーの “Try to Remember” を聴きながら、やはりこの2曲がモダンフォークの頂点だったのではないかという、以前からの僕の考えが間違っていないのを確信したのでありました。 つまり、こんな素晴らしい曲が書けて、それが後世に残ったのだから、その後、モダンフォークが鳴りを潜めて行ったけれど、それでも良かったのではないかということ。 名曲というのは数え上げたらきりがないけれど、モダンフォークの中では、この2曲が傑出していると断言できるのです。 2011年4月14日の日記「今日という日」(The New Christy Minstrels の “Today” のことを書きました) “Try to Remember” by Brothers Four 1965 ********** 10月5日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. Try to Remember (Brothers Four) 2. The Teacher (The Falcons) 3. Teacher’s Pet (ドリス・デイ) 4. Summertime (Big Brother and Holding Company) 5. If (ブレッド) 6. Brown Eyed Girl (Van Morrison) 7.Blueberry Hill (エルビス・プレスリー) 8. I Belong to You (ニール・セダカ) 9. パリの空の下 (イベット・ジロー) 10. L’appareil a sous (ブリジット・バルドー) 11. La Soleil De Ma Vie (Brigitte Bardot/Sacha Distel) 12. There’s No Other Like My Baby (クリスタルズ) リクエスト曲は、5.酋長kobaさん。6.尻焼き原人さん。7.後ろ姿ハタチのおばあタカちゃんさん。8.パンの耳大好きさん。9.杏さん。以上、ありがとうございました。 上記以外は、すべて穴沢選曲です。1.は、毎年この時期に必ずかける曲です。2.&3.は、10月5日が「世界教師デー(World Teachers’ Day)」だったので、曲名に Teacher の入った曲を。4.は、10月4日がジャニスの命日だったので。1日遅れでしたが、1曲ぐらいかけないとと思って。10.&11.は、前の週台風でかけられなかった、9月28日85歳の誕生日だったブリジット・バルドーの歌を。12.は、今週の爽やかな歌声。 というわけで、今回もありがとうございました。
2019.10.11
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“What Are You Doing the Rest of Your Life” by Shirley Bassey 1970 今日が10月4日で、今ちょっと見てみたら、前回ブログを書いたのが9月11日だったから、3週間以上間が空いてしまいました。 このところ、ラジオに合わせて書いているので、ラジオが、局の都合と台風で2回休みになって、こんなことになってしまいました。 まあ、それでも特に慌てても仕方ないことも事実なので、長くやっているとこんなこともあるんだと思えば良いと、自分に言い聞かせています。 長くやっているといえば、ラジオですが、ついに5年やり遂げました。 今度の土曜日には6年目に突入となります。 正直な話、そんなに長くやっているという実感はありません。素人がほぼ初心者のままただ毎週1回放送させてもらっているうちに、何と無く5年が経ったという感じ。 好きにやらせてもらっているので、やっていて飽きるということがないのも事実。6年目も特に慌てず騒がず迎えられそうです。 ↑ある日のおやつ。期待していたものとは違いました ********** 酋長kobaさんが初めてリクエストをくれましたが、それがシャーリー・バッシーの “What Are You Doing the Rest of Your Life” でした。 「余生は凧揚げをして過ごします」とは、誰の言葉だったか。 今年古希を迎える僕くらいの年齢のほとんど誰もが、自分の余生の過ごし方について何度か考えたことがあるだろう。 若い頃に思い描いた未来の自分は、いまの自分と同じだと言う者などいたらお目にかかりたいが、人生設計というのをやっていた人たちは、どうなんでしょう。設計通りの余生でしょうか。興味のあるところです。 とにかく、考えもしなかった出会いとか別れとか、いきなり襲ってくる病気とか、色々あるから難しいよね。 なんだか、今は結構落ち着いて過去も振り返ったりできるけれど、それもこの年になったからで、若い頃にはそんな余裕ないもんね。 「あなたは余生を何をして過ごしていますか」 “What Are You Doing the Rest of Your Life” by Shirley Bassey 1970 ********** 9月28日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. September Song (プラターズ) 2. 九月の雨 (ブレンダ・リー) 3. 浮気なスー (ディオン) 4. Who’ll Stop the Rain (Creedence Clearwater Revival) 5. What Are You Doing the Rest of Your Life (シャーリー・バッシー) 6. 夢見る頃を過ぎても (ジュリー・ロンドン) 7. ロリポップ (コーデッツ) 8. Come Go with Me 9. Whispering Bells (以上、The Del-Vikings) 10. Stand by Me (Ben E. King) 11. Don’t Say Goodnight (The Bobbettes) 12. September Song (チェット・ベイカー) リクエスト曲は、3.座波ソーメンさん。5.ウィンカー・ダッソーネさん。6.酋長kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は、すべて穴沢選曲です。1.&2.は、前回同様の2曲。でも、今回は九月が終わるので九月の歌をということで。プラターズとブレンダ・リーというオールディーズの大御所で聴きました。6.は、5.に対するアンサー的な意味合いがあります。7.~10.は、映画「スタンド・バイ・ミー」で使われた曲。原作の小説 “The Body” を書いたスティーブン・キングが、9月21日72歳の誕生日だったので。おめでとう!11.は、今回も最後は爽やかな歌声の曲を。おまけの12.を今回は単発のエンディングテーマに使いました。 というわけで、お聴きいただきありがとうございました。
2019.10.04
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全米オープン、男子は結局ナダルが優勝。 女子はアンドレエスクが優勝しちゃいましたね。 女子の方は、準々決勝、準決勝と通して見ましたが、決勝は時間を間違えていて第2セットから見たので、ちょっと惜しいことをしましたが、勢いから言ったらセレナが押されたのも無理はないところ。何しろこのアンドレエスク、怖いもん無しの19歳ですからね。 19に見えない堂々とした態度と体格。よくみると、結構可愛い顔もしているし、体型もあまり気にならない溌剌さがある。実に今年の成長株ですね。 大坂なおみやベンチッチたちと、今後テニス界を盛り上げてくれそうですね。 “September Song” by Dion & the Belmonts 1960 ********** 台風15号は東京湾を渡り、千葉に上陸したとのこと。被害大きいですね。特に房総半島など東部。南部では大変な被害が出ているようでお見舞い申し上げます。 普段あまり台風に慣れていない地域を通ったので、さぞかしいろんなご苦労があるかと思います。特に停電が大変ですけど、僕ら沖縄では台風が近づくと、個々に様々な対策をして、じっとやり過ごし、慌てず騒がずに行動することが共通認識としてあるので、停電にもどうにか対応しようという備えはします。 けど、首都圏では、なかなか台風対策は、細かい点までは難しいのだろうと思います。 今回のことを教訓に、今後に備えるようにして欲しいですね。 庭に咲いたランタナ。実はこれこそ野生ですよね。5箇所くらいに生えてます。つまり沖縄では雑草です。でも、結構カラフルな小さな花がいいですね。色がどんどん変わっていくところが楽しい花です。 ********** 9月7日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. September Song (Dion & the Belmonts) 2. 九月の雨 (スー・レイニー) 3. モリタート (ソニー・ロリンズ) 4. Top of the World (カーペンターズ) 5. Moon of Gold (ニール・セダカ) 6. アロハ・オエ (エルビス・プレスリー) 7. Happy Hours (コニー・フランシス) 8. ヴィンセント(星降る夜) (ドン・マクリーン) 9. 恋にあこがれ (ヘレン・シャピロ) 10. Love Letters (アイク&ティナ・ターナー) リクエスト曲は、4.着物が似合うウチナー美人さん。5.パンの耳大好きさん。6.後ろ姿はたちのおばあタカちゃんさん。7.なんくる洋ちゃんさん。8.ウィンカー・ダッソーネさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は、すべて穴沢選曲です。1.&2.は、九月になったので九月の歌を。ちなみに、2.は毎年同じものを聴いていますが、1.は、今年はちょっと珍しいディオンのやつを聴いてみました。3.は、ソニー・ロリンズがこの日91回目の誕生日だったので。おめでとう!9.&10.は、このところ毎週心がけている爽やかな歌声の曲を。でも、ティナ・ターナーはちょっと暑苦しかったかなあ。 というわけで、次回もよろしく。
2019.09.11
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“キューティ・パイ (Cutie Pie)” by Johnny Tillotson 1961 (日本語版) by 伊東ゆかり 1963 1963年のカレンダーが今年と同じなので、この年の8月31日にどんな曲が流行っていたのか、ちょっと調べてみましたが、やはり夏の曲が多かったですね。 同じ年の8月に東京で売れたレコードと比べてみても面白かったですよ。 ジョニー・ティロットソンの『キューティ・パイ』は、本国では61年の発売。B面だったせいでヒットはしませんでしたが、日本では63年に大変売れました。伊東ゆかりのカヴァーもとても良かった。素敵な歌ですよね。 何度聴いても「キューリ・パイ」に聞こえるのも、アメリカ訛りだと知るのに随分時間がかかったものでした。本当に当時は、こういうことを教えてくれる人が周りにいませんでしたね。 何しろ、中学1年の英語の教師は、「l(エル)」と「r(アール)」の区別も教えてくれませんでしたから。 “キューティ・パイ (Cutie Pie)” by Johnny Tillotson 1961 ********** 全米オープン、ベスト4が出揃いましたね。 錦織くんに続いて、大坂なおみさんも負けてしまった。 特に大坂さん、今回は決勝まで行けるのではないかと思わせておいて、苦手のベンチッチに割と簡単に負けてしまったとこなんかは、彼女らしいといえばそれまでだけど、ちょっと残念。 もう少し体を絞って、全豪に備えてもらいましょう。 準決勝のベンチッチとアンドレエスクが楽しみですね。 男子はやっぱりナダルで決まりという感じでしょうか。 台風13号の影響で、風が強いです。雨も雨戸を打ち付けていますが、それほどひどい様子ではありません。とりあえず、いつものようにやり過ごせば、明け方には少しは収まるでしょう。 皆さんもどうぞお気をつけて。 ********** 8月31日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. So Much in Love (The Tymes) 2. Candy Girl (フォー・シーズンス) 3. ワイプ・アウト (サファリーズ) 4. Surf City (ジャンとディーン) 5. Green Green (ニュー・クリスティ・ミンストレルズ) 6. Till I Waltz Again with You (テレサ・ブリューワー) 7. 太陽に歌って (ゲール・ガーネット) 8. 恋の合言葉 (モンキーズ) 9. キューティ・パイ (ジョニー・ティロットソン) 10. 暑い夏を吹っ飛ばせ (ナット・キング・コール) 11. ミスター・ベースマン (ジョニー・シンバル) 12. ヘイ・ポーラ (ポールとポーラ) 13. 渚のデート (コニー・フランシス) リクエスト曲は、5.ウィンカー・ダッソーネさん。6.座波ソーメンさん。7.与那原コスモスの西銘さん。8.ミスターコーラさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は、すべて穴沢選曲です。1.~5.は、1963年8月31日付 Bilboard Hot 100 で下降中の曲です。流石に8月の最終日、夏らしい曲が多かったですね。ちなみに、5.の “Green Green” は、いただいたリクエストが63年の曲で、偶然その時下降中の曲だったんですよ。また、9.~13.は、同じく1963年の8月中に東京で最も売れたレコードの中から選曲しました。日米の違いは当然で、当時は随分遅れてアメリカの情報が入ってきましたからね。 では、次回もよろしく。
2019.09.06
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“恋を夢見る17才 (That’s the Way Boys Are)” by Lesley Gore 1964 いや、それにしても大坂なおみさん大丈夫でしょうかね。 午前1時過ぎから始まった試合は、2時間半くらいかかってどうにか勝利した感じでしたから、これからが心配です。 特に第2セットの終盤で、ついにブレイクして後1ゲーム取れば勝利という時に、相手にブレイクバックされ、タイブレイクに入っても決めきれずにこのセットを落としてしまった時には、負けるかもしれないと思ってしまった。 結果は、なんとか盛り返して最終セットをきちんと取り、勝利しましたが。少し不安は残りましたね。 全仏、全英と、スランプに入ったのか、期待通りには動けなかったので、得意のハードコートに戻ったんだから、今回は勝ち上がってもらいたいですね。 ああ、それにしても4時近くまでテレビにかじりついていたので、今日は大変寝不足気味でした。 庭のバナナが、予定より早く収穫の運びとなりました。 色々あって、僕の管理ミスということで、バナナさんには大変申し訳ないことをしてしまいました。 角が取れて少し黄色味がかった頃の収穫を目指していたのにね。このままでは美味しく追熟してくれるか、微妙な情勢になっております。↓ レスリー・ゴーアの曲の邦題に「涙」と「17才」がよく使われたのは、ご承知の方も多いことでしょう。 『涙のバースデーパーティー』『涙のジュディ』『恋と涙の17才』『恋を夢見る17才』っていう具合ですからね。 まあ、どういう路線で売ろうとしたかは、明らかでしょう。 けど、今聴くとどれもなかなか良い曲ですから、それなりに流行ったのも頷けます。 上記の4曲では、『涙のバースデーパーティー』は当然傑作だとしても、『恋を夢見る17才』は、実に隠れた名曲だと思うんですよね。僕の好みなのかもしれないけど、曲の出来具合が大変素晴らしい。モータウン的なあるいはリバプールサウンド的な、はたまたフィルスペクター的な、実に「1964年サウンド」に仕上がっていると思うんですよね。 “恋を夢見る17才 (That’s the Way Boys Are)” by Lesley Gore 1964 ********** 8月24日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. Catch a Wave 2. Surfer Moon 3. Ballad of Ol’ Betsy (以上、ビーチ・ボーイズ) 4. Out in the Country (スリー・ドッグ・ナイト) 5. 恋の冒険 (モンキーズ) 6. 明日なき世界 (バリー・マクガイア) 7. 孤独の世界 (P.F. スローン) 8. 監獄ロック (エルビス・プレスリー) 9. Fallin’ (ニール・セダカ) 10. 蜜の味 (トム・ジョーンズ) 11. 愛にさよならを (カーペンターズ) 12. 恋を夢見る17才 (レスリー・ゴーア) 13. Too Young (コニー・スティーブンス) リクエスト曲は、4.与那原コスモスの西銘さん。5.ミスターコーラさん。6.ウィンカー・ダッソーネさん。8.後ろ姿ハタチのおばあタカちゃんさん。9.パンの耳大好きさん。10.なんくる洋ちゃんさん。11.着物が似合うウチナー美人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外は、すべて穴沢選曲です。1.~3.は、今週も夏らしい曲を。久々のビーチボーイズです。7.&8.は、先週話題になった P.F.スローン関連の曲を2曲。リクエストもいただいたので。12.&13.は、今回も爽やかな歌声で終わりたくて選びました。 次回もよろしく。
2019.08.28
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“Tell’Em I’m Surfin’” by Jan & Dean 1964 「母さん、野球チームの誰かが電話してきて、大事な試合だから僕に出てくれと頼んでも、キャプテンは家にいないよとだけ言っといてね」っていうのは、何かの映画のセリフではなくて、ジャンとディーンの “Tell’Em I’m Surfin’” の冒頭の歌詞ですよ。 そしてこのあと「“Tell’Em I’m Surfin’” (僕はサーフィンしてるからと伝えてね)」のリフへと続くのだ。 これは1964年の曲で、ジャンとディーンが一番売れていた頃だった。 作詞作曲は、P.F. スローンとスティーブ・ヴァリのコンビで、ファンタスティック・バギーズの二人だから、サーフィン・ミュージックとしての出来もいいわけだ。 で、やっぱ、夏は野球じゃなくてサーフィンだよなあ。「秋になったらまた野球に戻るからって言っといて」などと言ってるのも良くわかる。 真夏の炎天下の甲子園。さすがに暑すぎるんじゃないでしょうか。甲子園球場も早く屋根つけた方がいいんじゃないでしょうか。さもなければ、ナイトゲームにするとか。 昨日も今日も、汗かきすぎて足がつってる投手がいましたっけ。ちょうど僕がテレビ点けると、投手が足つってる。笑い事ではないですよね。 スタンドで応援しているブラスバンドの人とか、楽器大丈夫かしらね。野球の応援用に安物を用意するなんてことも、ありそうにないしなあ。どういう対策してるんでしょうか。 あと、インターハイのサッカーの試合が沖縄であったんだけど、準々決勝から決勝まで、休みなしに3日連続で試合日程が組まれていたのには、驚いてしまったね。7月30日から8月1日までの3日間ね。さすがにこういう無茶なことを平気で高校生にやらせる神経は、疑ってしまいますよ。 そもそも、夏に暑い所でサッカーやること自体が、間違ってるだろ。サッカー選手には、気分を変えて、水泳とかサーフィンとかやらせて、また涼しくなったらサッカーやればいい。 そういえば、本来、ラグビーやサッカーって、夏には菅平みたいな所で合宿するのが一般的ではなかったろうか。 Tell’Em I’m Surfin’ (Jan & Dean) ********** 午前中、雨が降りそうになって、洗濯物を取り込んでから、しばらく犬猫さんたちとベランダで涼んでました。 ********** 8月17日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. Tell’Em I’m Surfin’ (Jan & Dean) 2. Swimtime U.S.A. (The Life Guards) 3. Beyond the Reef (アンディ・ウィリアムス) 4. Tiny Bubbles (コニー・フランシス) 5. 見つめ合う恋 (カーペンターズ) 6. The Girl of My Best Friend (エルビス・プレスリー) 7. I Waited Too Long (ニール・セダカ) 8. 灰色の影 (モンキーズ) 9. People Get Ready (アレサ・フランクリン) 10. Straight from the Heart (アーマ・トーマス) 11. Time Is on My Side (ウィルソン・ピケット) 12. Please Forget Me (ダイアン・リネイ) リクエスト曲は、4.なんくる洋ちゃんさん。5.着物が似合うウチナー美人さん。6.後ろ姿ハタチのおばあタカちゃんさん。7.パンの耳大好きさん。8.ミスターコーラさん。9.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は、すべて穴沢選曲です。1.~3.は、夏らしい曲を。因みに1.&2.共に、詞/曲は、P.F.スローンとスティーブ・ヴァリです。10.&11.は、9.に触発されて久しぶりのソウルミュージック。12.は、爽やかな歌声で終わりたくて、ダイアン・リネイを選びました。 次回もお楽しみに!
2019.08.19
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“Walking in the Rain” by The Ronettes 1964 8月6日広島の日、9日長崎の日。そして、前後しますが、8日は翁長前知事の命日。・・・と、ここまでは皆さんご承知の通りですが、もう一つ、8月8日はビートルズのアルバム「アビーロード」のジャケット写真の撮影が行われた日だそうです。今からちょうど50年前のことです。 50年はひどい。せいぜい40年ぐらいかと思っていたのに。などと、とぼけてみても、空しいからやめておこう。 「あの横断歩道にファン集結 「アビイ・ロード」のカバー写真から半世紀」 8月6日に与那原のコスモスに行ってきました。近頃時々お邪魔しています。 その時ちょうど、オーナーの西銘さんがアビーロードのマグカップで飲んでいたので、失礼して写真を撮らせていただきました。 それから、9日に「アビーロード50周年」のことを知り、大勢の人がアビーロードに集まったとのことで、翌日はTシャツを引っ張り出して久々に着てみました。 近頃、うちの老犬が寝つきが悪いので、色々試しているんですが、病院でいただいている薬を飲ませた後、少し散歩をして、どうにか寝かせられるかなという感じです。 それで、今日はアビーロードを思い出して、『ゴールデン・スランバーズ』を歌ったら、すんなり寝てくれましたよ。 ********** 10日のラジオでは、この日がロニー・スペクターの誕生日だったので、ロネッツの特集をしたんですが、雨が降るのを予想して1曲目に “Walking in the Rain” を予定していたところ、朝方雨が止んでしまい、参ったなあと思っていると、iPhoneに大雨情報が入り、11時に大雨ですと。 雨の特集をやろうとすると大抵晴れてしまうので、なんてラッキーなんだと、喜んだ次第です。 “Walking in the Rain” by The Ronettes 1964 ********** 8月10日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. Walking in the Rain 2. Baby I Love You 3. Silhouettes (以上、ロネッツ) 4. 恋はボサノバ 5. Desafinado (以上、イーディ・ゴーメ) 6. ビキニスタイルのお嬢さん (田代みどり) 7. P.S. I Love You (ビートルズ) 8. 君と一緒に (モンキーズ) 9. Let’s Go (ベンチャーズ) 10. So Young 11. Good Girls 12. My Guiding Angel 13. Be My Baby (以上、ロネッツ) リクエスト曲は、6.ウィンカー・ダッソーネパンさん。7.与那原コスモスの西銘さん。8.ミスターコーラさん。9.伊原のトムさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は、すべて穴沢選曲です。1.~3.と10.~13.は、この日がロニー・スペクターの誕生日で(1943.8.10.生、76歳)、ロネッツ特集をやりました。あと、4.&5.は、この日がイーディ・ゴーメの命日で(2013.8.10.没、享年84)。 では、次回もよろしく!
2019.08.11
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“海の呼ぶ声 (Surfin’ Hearse)” by Jan & Dean 1963 ジャンとディーンの『海の呼ぶ声』は、原題が “Surfin’ Hearse” で、直訳すると「サーフィン霊柩車」ですから、こいつは大変だぞと、思う方も多いでしょうが、ご安心ください。 アメリカの霊柩車は棺桶を入れても余裕があるように、かなり縦長にできていますから、昔のサファーはそこに目をつけた。 そうです。この歌が流行った頃のサーフボードはとても長かったので、乗せて運ぶのには、この霊柩車が大変都合が良かったんです。 だから、この歌はいきなり「♪ 僕は1937年式のキャデラック霊柩車を手に入れたんだ I got a 1937 Cadillac Hearse」と自慢げに歌い始める。 霊柩車をそのまま使った例もあったようですが、そこはやはり思い思いのペインティングを施し、内装も変えたりしたようです。ネットにはこんな画像↓が載っていました。ついでに右端にはジャンとディーンのこの歌もありますね。 Surfin’ Hearse 我が国の首相は、唯一の被爆国の首相でありながら、核兵器禁止条約の批准もせず、広島の地で「核保有国と非保有国との橋渡しをする」などと平気で述べる。 橋渡しとは、一体どういう意味だ。広島・長崎・福島で起こったことはすべて忘れて、話し合いましょうっていうことでしょうか。 これはとんでもない問題発言だということに気づいていないんでしょうねえ。「この地球上に核兵器が存在すること自体が間違っているんだ。だから保有することを禁止するべきだ」と、はっきり世界に訴えるのが、唯一の被爆国の政府首脳であるあなたの役目でしょうに。 そうか、そりゃあ無理だわな。あんな男に期待する方がいけない。何しろ原発再稼働平気でやってしまうくらいですからね。 6月の沖縄でもひどかったし、広島の平和祈念式典でこんな調子だから、今日の長崎も似たようなもんでしょう。「早く首相を辞めてください」としか、言いようが無いです。 ↓憧れのセルマー (ビシャさん所有) ********** 8月3日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. Surfin’ Hearse (Jan & Dean) 2. School Is Over (Lee Adrian) 3. I’ll Be Seeing You 4. I Left My Heart in San Francisco (以上、トニー・ベネット) 5. Sunny (ボビー・ヘブ) 6. All I Need Is You (ニール・セダカ) 7. My Foolish Heart (トム・ジョーンズ) 8. ふたりの誓い (カーペンターズ) 9. バナナトレイン (ファンキスト) 10. We Were Made for Each Other (モンキーズ) 11. アカプルコの海 (エルビス・プレスリー) 12. Sammy the Sidewalk Surfer (The Surfettes) リクエスト曲は、6.パンの耳大好きさん。7.なんくる洋ちゃんさん。8.着物が似合うウチナー美人さん。9.ウィンカー・ダッソーネさん。10.ミスターコーラさん。11.後ろ姿ハタチのおばあタカちゃんさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は、すべて穴沢選曲です。1.2.&12.は、夏にふさわしい曲ということで。3.は、この日がトニー・ベネットの誕生日で(1928.8.3.生、93歳)。5.は、この日がボビー・ヘブの命日で(2010.8.3.没)。 では、次回もよろしく!
2019.08.09
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“You’ve Made Me So Very Happy” by Bobbie Gentry 1969 (Original : by Blood, Sweat & Tears 1968) 喜寿といえば、そうです。77歳ですよ、皆さん。 誰がって、あのボビー・ジェントリーさんがですよ。 高校生の時、初めて『ビリー・ジョーの唄 (Ode to Billy Joe)』を聴いてから、もう52年も経ってしまったのだから、喜寿になってもなんら不思議ではないし、第一、僕ももうすぐ古希だ。 いや、それにしても誰も彼もがどんどん歳をとってゆくので、焦る。焦っても仕方ないけど、なぜか焦るよな。 今回改めてボビー・ジェントリーのベスト盤を通して聴いてみた。 で、やっぱり一番良かったのは『恋よさようなら(I’ll Never Fall in Love Again)』ですかね。それと、あのB.S.Tの “You’ve Made Me So Very Happy” をカヴァーしていて、これがかなりよろしい。 声の質と歌があっているんでしょうね。 彼女にしては随分高い音も出していて、これがまた、思いのほか澄んだ高音で、低音部のあのハスキーな、どすの利いた声と同一人物とは思えないところが、また魅力です。 “You’ve Made Me So Very Happy” by Bobbie Gentry 1969 ********** すでにご存知の方も多いことかと思いますが、このところよく登場していた茶トラのレイモンドが、7月19日 (金) 午後5時から7時の間に、交通事故に遭って亡くなってしまいました。 もう10日もたつというのに、現場にはまだ血の跡がくっきり残っています。 うちのすぐ横の細い道です。 色は黒くなってそれが血の跡かどうかなんて、轢き逃げ犯と発見者の僕ら家族ぐらいしかわからないでしょう。 事故原因が、急な飛び出しか、逃げずにいたせいなのかは、わからないけれど、すれ違いも困難な道路なのだから、ゆっくり走るのが当たり前で、ゆっくり走れば絶対に猫は轢かない。 幹線道から比較的広い道への、いわゆる抜け道として、特に朝夕に必要以上に飛ばす車が多い。レイモンドは、たぶんそんな車にはねられたのだろう。 まだまだこれからもその姿が見たかったのに、かわいそうなレイモンド。何も悪いことをしていないのに。本当に不憫でなりません。 あの血の跡は、いつかは消えてしまうでしょうが、綺麗な目でいつもじっと僕を見ていたあの瞳の輝きとともに、僕の脳裏からは決して消えることはありません。永遠に。 ↓雨が何度か降ったのに、まだ血の跡が (7/28撮影)↓在りし日のレイモンド ********** 7月27日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. ビリー・ジョーの唄 (ボビー・ジェントリー) 2. リムニーのベル (バーズ) 3. 愛なき世界 (ピーターとゴードン) 4. ビコーズ (シュープリームス) 5. Sunny Afternoon (キンクス) 6. Another Sleepless Night (ニール・セダカ) 7. 恋の思い出 (モンキーズ) 8. White Cliff of Dover (コニー・フランシス) 9. You Belong to Me (The Duprees) 10. Love Letters (エルビス・プレスリー) 11. You’ve Made Me So Very Happy 12. 恋よさようなら (以上、ボビー・ジェントリー) 7月20日の放送は、局の都合でお休みでしたので、溜まったリクエストを中心に構成しました。 ほかは、この日が誕生日のボビー・ジェントリーを、1曲目と最後の2曲。13日に予定していたバーズ (ギタリストのロジャー・マッギンの誕生日,1942.7.13生,77歳) を1曲お届けしました。 リクエスト曲は、3.与那原コスモスの西銘さん。4.着物が似合うウチナー美人さん。5.尻焼原人さん。6.パンの耳大好きさん。7.ミスターコーラさん。8.なんくる洋ちゃんさん。9.座波ソーメンさん。10.後ろ姿ハタチのおばあタカちゃんさん。以上、ありがとうございました。 では、次回もよろしく!
2019.07.31
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“Samba de uma nota so (ワンノート・サンバ)” by Joao Gilberto 1959 “One Note Samba / Spanish Flea” by Sergio Mendes & Brazil 66 1966 南方洋上の熱帯低気圧が、昨日台風5号になりました。 まだ台湾の南にあるのに、昨日の夕方くらいからずいぶん風が強くなってきました。 沖縄本島に上陸するようなコースは取らないようですが、雨が心配されていますね。特に梅雨前線が活発になるということで、本土では十分警戒する必要がありそうです。 いわゆる梅雨の末期の豪雨は、こういう形でもたらされることも多いですからね。↑庭でくつろぐレイモンド さて、偉大なるジョアン・ジルベルト氏の残した初期の音源の中でも『ワンノート・サンバ』は随分愛された曲ですよね。 最初の8小節がずっと同じ音って、よくもこんなことを考えたよなあと、感心するばかりだ。こういう斬新なジョビンの曲作りもさることながら、それをさらりと歌ってしまうジョアンもすごい。さらにサビで思いっきり音が上下するから、全然ダレない。 “Samba de uma nota so (ワンノート・サンバ)” by Joao Gilberto 1959 セルメンのやつも良いですね。『スパニッシュ・フリー』をうまくくっ付けたのも、見事。 “One Note Samba / Spanish Flea” by Sergio Mendes & Brazil 66 1966 ********** 7月13日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. Chega de saudage 2. ワン・ノート・サンバ (以上、ジョアン・ジルベルト) 3. Meditation (Getz & Gilberto) 4. Meditation (フランク・シナトラ) 5. Corcovado (エリス・レジーナ&A.C.ジョビン) 6. Quiet Nights (トニー・ベネット) 7. Desafinado (ジョアン・ジルベルト) 8. Desafinado (ジュリー・ロンドン) 9. How Insensitive (アストラッド・ジルベルト) 10. おいしい水 (セルジオ・メンデスとブラジル66) 11. So danco samba 12. イパネマの娘 (以上、Getz & Girberto) 予定を全て変更して、ジョアン・ジルベルトさん追悼の「ボサノバ特集」をやりました。したがって、全曲ボサノバでお届けすることになり、上のような選曲となりました。途中、3.~8.は、ポルトガル語と英語の聴き比べ。締めは、イパネマですかね。やっぱ。 以上、次回もよろしく。因みに、20日は局の都合で番組がお休みになります。次回は今月末の27日です。
2019.07.17
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“Desafinado (デザフィナード)” by Joao Gilberto 1959 ジョアン・ジルベルト氏が7月7日亡くなったとのこと。享年88。 みんなどんどんいなくなる感じで、これから先、どうなるんだろう。 ボサノバの初期の名曲の数々の中でも、僕は『デザフィナード』が一番気に入っているかもしれない。 この曲の凄いところは、タイトルの「調子っぱずれ」あるいは「音痴」の意味に合わせたかのような、実に変幻自在なメロディー展開の連続だと思う。これはジョビンが初期に手がけたいくつかの曲に共通していることではあるけれど、ジャズミュージシャンにも好まれる理由は、こういうところにもあるのだろう。 もしこの歌を、あまり音感の良くない人が歌ったとしたら、本当に外れてしまうように作られているのではなかろうか。 最初の4小節あたりで躓いて、そのあとさらに何度もこけそうになりながら、どんどんずれて行く。なんてことがありそうだ。 それにしてもいい歌だ。 ジョアン・ジルベルトさん、今頃天国でジョビンと再会して、楽しく歌っているだろうか。 ご冥福をお祈りします。 “Desafinado (デザフィナード)” by Joao Gilberto 1959 “Desafinado (デザフィナード)” by 小野リサ 1997 7月7日のバナナ7月7日のうちのタマ子 (仮名,♀14歳) ********** 7月6日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. 子供じゃないの (ヘレン・シャピロ) 2. すてきなダンス (ビートルズ) 3. Backstreet Girl (ローリング・ストーンズ) 4. You Only Live Twice (ナンシー・シナトラ) 5. The Look of Love (ダスティ・スプリングフィールド) 6. チム・チム・チェリー (ルイ・アームストロング) 7. Strawberry Fields Forever (ベンチャーズ) 8. 恋の特効薬 (サーチャーズ) 9. Yes I Will (ホリーズ) 10. Danny Boy (エリック・クラプトン) テニスのウィンブルドン大会に合わせて、英国特集でした。 リクエスト曲は、7.伊原のトムさん。8.与那原コスモスの西銘さん。9.ミスターコーラさん。10.ウィンカー・ダッソーネさん。ありがとうございました。 他は、穴沢選曲です。2.は、1964年7月6日にビートルズの映画 “A Hard Day’s Night” が初上映されたので、その中から好きな1曲。3.は、1967年のこの日、ブライアン・ジョーンズが神経症で入院したので。4.&5.は、007シリーズの同名映画主題歌。この二人がオリジナルですね。因みに邦題は4.が「007は二度死ぬ」日本でロケしましたね。5.はあのおしゃれな「カジノ・ロワイヤル」でした。6.は、この日がサッチモの命日(1971.7.6.没,69歳)で。 以上、次回もよろしく。
2019.07.12
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“I Just Don’t Understand” by The Beatles 1963 (Original by Ann-Margret 1961) 今年の梅雨はいつもより長引いて、後半は雨が多かったですね。 その梅雨も、明けるとなったらあっさりしたもんで、僕の体感では先週の木曜日、気象台発表では土曜日に。途端に真夏の暑い日差しの毎日です。 近頃うちの周りには近所の猫が何匹も集まるんですが、去年くらいからよく来ていた茶トラの雄猫が、いろんな場所で昼寝をしています。 近所で外猫として可愛がられているせいか、性格は温厚で可愛いですが、写真に写してみると結構虎に近い目と風貌なので、レイモンドと名付けました。 もちろん、模様が茶トラだからで、レイモンド・チャンドラー → レイモンド・チャトラーとなったわけですよ。他意はありません。 1枚目は6月の初めの頃、2枚目は先々週に車の上にいた時のものです。この1週間ほど見かけていません。 ビートルズの BBC ライブのLPに入っている “I Just Don’t Understand” は、元々アン・マーグレットが歌ったヒット曲でしたが、ジョンはこういう曲を何曲か歌っていますよね。その辺のセンスの良さというか、いわゆるポップス全般にアンテナを張っていた様子がよくわかります。ラジオにかじりついて聴いてたんだろうなあ。 “I Just Don’t Understand” by The Beatles 1963 “I Just Don’t Understand” by Ann-Margret 1961 ********** 6月29日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. ネイビー・ブルー (ダイアン・リネイ) 2. クワイ河マーチ (ミッチ・ミラー合唱団) 3. I’ll Be True to You (モンキーズ) 4. 月影の渚 (エルビス・プレスリー)5. I’ll Be Seeing You (ニール・セダカ) 6. Roll Over Beethoven 7. I Just Don’t Understand (以上、ビートルズ) 8. Hey Jude (トム・ジョーンズ) 9. You Can’t Do That (シュープリームス) 10. I Call Your Name (ママズ&パパス) 11. Devil in His Heart (ドネイズ) 12. Please Mr. Postman (マーべレッツ) 13. Baby It’s You (シレルズ) リクエスト曲は、2.みーつさん。3. ミスターコーラさん。4.後ろ姿二十歳のおばあタカちゃんさん。5.パンの耳大好きさん。6.伊原のトムさん。7.座波ソーメンさん。8.なんくるようちゃんさん。9.着物が似合うウチナー美人さん。どうも、ありがとうございました。 他は、穴沢選曲です。この日は、1966年にビートルズが来日した日なので、後半は特集をしました。とは言っても、本人歌唱は1.は、6.&7.だけで、8.~10.は、ビートルズの曲をカヴァーしたもの、11.~13.は、ビートルズがカヴァーしたものという構成でお届けしました。いやあ、もうあれから53年も立ってしまったのか! 以上、今回もありがとうございました。
2019.07.03
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“Happy Together” by The Turtles 1967 朝から雨がよく降るなあ。 昨日天気予報で言っていた熱帯低気圧のせいだろうなあ。 あらら、風も強くなってきたぞ。 というわけで、ゴミ出しに行くだけでずぶ濡れになてしまいました。 ・・・と、ここまでは朝8時半から9時ごろの話。 現在11時半、時折風が強いですが、風雨ともにちょっと治まっています。嵐の前の静けさか。今日中には台風になるとの予報もあるので、十分注意したいですね。 台風到来となれば、いよいよ梅雨が明けますね。というわけで、週末は本当の夏がやって来そうで嬉しいです。 庭のバナナ、とうとう今年も花が咲きました。 撮影は6月25日、午後7時半頃。 いわゆる「島バナナ」ではなく、三尺と呼ばれる少し格下の種類ですが、木で熟す頃に収穫すると、島バナナに負けない甘さがあって美味しいですよ。 収穫期にうちに来ると食べられますので、その頃遊びに来てくださいね。 幸せは分かち合いたいですからね。それで、タートルズです。 “Happy Together” by The Turtles 1967 ああ、それにしても「慰霊の日」のあの首相の原稿棒読み。沖縄にいかに寄り添っていないかを自ら証明しているようで、滑稽にすら見えました。それにひきかえ、デニーさんは、僕らの言いたいことを見事にわかりやすい言葉で訴えていました。僕らの知事だ。支えて行こうね。 ********** 6月22日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. 夏の日の恋 (ジョニー・ソマーズ) 2. 愛するハーモニー (ニュー・シーカーズ) 3. 愛なき世界 4. Last Night 5. Freight Train (以上、ピーターとゴードン) 6. It Ain’t Me Babe 7. Like the Seasons 8. Happy Together (以上、タートルズ) 9. リンダに耳をかすな (モンキーズ) 10. Give Peace a Chance (プラスチック・オノバンド) 11. 風に吹かれて (マリアンヌ。フェイスフル) 12. To a Soldier Boy (The Tassels) リクエスト曲は、9.ミスターコーラさん。10.ウィンカー・ダッソーネさん。ありがとうございました。 他は、すべて穴沢選曲です。1.は、この季節に聴きたくなる夏の曲です。でも、この時点ではまだ梅雨明けしてません。3.~5.は、この日がピーター・アッシャーの誕生日で(1944.6.22生,75歳)。6.~8.は、この日がタートルズのリードボーカル、ハワード・カイランさんの誕生日で(1947.6.22生,72歳)。2&11.&12.は、6月23日「慰霊の日」にふさわしい曲ということで。12.は、特に反戦を歌ったわけではないのだけれど、間接的に厭戦を歌っていると感じられる内容ということで、取り上げてみました。こういう歌は多いですね。 以上、今回もありがとうございました。
2019.06.26
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“Ev’ry Time We Say Good Bye” by Ella Fitzgerald 1956 (Original: 1944) ウェス・モンゴメリーとエラ・フィッツジェラルドの命日が一緒で、6月15日でした。 ウェスといえば、初めて聴いた時に独特のギターの音が耳に付いて、随分変わったサウンドだなあと思ったものでしたが、オクターブ奏法というのだと知ってまたびっくり。ちょうどビートルズ以降、12弦ギターが盛んに使われている頃だったけれど、響きが明らかに違うし。 今でこそ誰でも普通に演奏するオクターブ奏法ですが、それまであまりジャズを聴いたことのない僕らにとっては、大いに度肝を抜かれる演奏法でした。 メロディーだけでなく、アドリブソロの時もずっとオクターブ奏法で弾くというのは、この人だけでしょうね。 1968年に亡くなった時、まだ45歳だったとは。もっと歳だと思っていた。 エラ・フィッツジェラルドは、その名前から、ジャズボーカルの大御所ということで、なんとなく難しそうで、長い間敬遠していた人の一人でしたが、いろんなボーカルを聴いているうちに、彼女がほとんどフェイクを入れずに作曲者のメロディーに忠実に歌うことがわかり、その意味で大変驚いたんですよね。 だから、こういう歌手はジャズシンガーというよりはむしろ、ポップスの人のように感じる人も多いでしょうか。 でも、スタンダードジャズの曲を覚える時、元々がどんな曲だったのか知りたい場合には、こういう人の歌を聴くのが一番だと思うんですよね。他には、白人歌手のジュリー・ロンドンとか、ドリス・デイなんかもいいですね。 というようなわけで、聴いてみましょうか。コール・ポーターの名曲! “Ev’ry Time We Say Good Bye” by Ella Fitzgerald 1956「♪ サヨナラを言うたびに 私は少しずつ死ぬんだわ~」って、ただ事ではない感じですが、これは無論離れている時の辛さを表現しているのでしょう。 しかし、よく考えてみると、確実に時は流れるのだから、その分僕らは徐々に死に向かっている。それが生きているということなのだと、言いたいのかなあとも思うのです。 今度また、じっくり歌詞を読んでみよう。 ********** 6月15日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. Let’s Make a Memory (クリフ・リチャード) 2. Perfidia (シャドウズ) 3. サレンダー (エルビス・プレスリー) 4. MY Dream (コニー・フランシス) 5. 君に愛されたい (ダイアナロスとシュープリームス&ザ・テンプテーションズ) 6. Sweet Little You (ニール・セダカ) 7. 雨の日と月曜日は (カーペンターズ) 8. Saturday’s Child (モンキーズ) 9. ミッシェル (ビートルズ) 10. 小さな願い (ウェス・モンゴメリー) 11. 私を夢見て (エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング) 12. Ev’ry Time We Say Good Bye (エラ・フィッツジェラルド) 13. ならず者 (リンダ・ロンシュタット) リクエスト曲は、3.後ろ姿二十歳のおばあタカちゃんさん。4.なんくるようちゃんさん。5.着物が似合うウチナー美人さん。6.パンの耳大好きさん。7.座波ソーメンさん。8.ミスターコーラさん。9.伊原のトムさん。ありがとうございました。 他は、すべて穴沢選曲です。1.&2.は、この季節に聴きたくなるクリフとシャドウズです。11.は、この日がウェス・モンゴメリーの命日で(1968.6.15没,享年45)。12.&13.は、この日がエラ・フィッツジェラルドの命日で(1996.6.15没,享年79)。 13.は、番組最後に聴くのにふさわしい曲ということで。因みに『ならず者』は、イーグルスの『デスペラード』の邦題です。また、11.は “Dream a Little Dream of Me” です。 以上、お聴きいただきありがとうございました。
2019.06.21
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“Basin Street Blues” by Dr. John 1992 (Original: 1926) 6月6日、ドクター・ジョンが亡くなりました。77歳でした。 自身の演奏が素晴らしかったのはもちろんのこと、様々なジャンルのミュージシャンのバックでの演奏や共演が多く残され、彼の人柄や人望の厚さが偲ばれます。 また、その独特な声と歌い方は、サッチモ同様、誰が聴いてもすぐにそれとわかる、ドクター・ジョンならではのものだった。 こういう個性丸出しのミュージシャンが、だんだんいなくなるのは本当に寂しい。 これも時代なのかなあ。 手元に1992年の “Goin’ Back to New Orleans” というアルバムがある。 ジャケットに写っているドクター・ジョンの 過度の装飾を施したいでたちはともかく、その内容はといえば、集大成的ないろんなサウンドが散りばめられているが、多くは文字通り彼の原点である「ニューオールリンズ・サウンドに回帰」して、思う存分ピアノを打ち鳴らし、歌いまくっているのだ。 以前WOWOWで見たマーキーでのライブが、ちょうどこのアルバムでやっているようなものだったので、その頃の画像なのだろう。あとで調べてみますが。 ここでは、デキシーランドジャズ・スタイルの編成でやっている曲も多いけれど、その個性豊かに自由に動くピアノの音と歌は、とても古いデキシーランドジャズという狭い枠に嵌めることはできない。 一言で言うと、大変「生き生き」している。こういうのがやりたかったんだなあという、楽しい雰囲気に溢れています。 77歳だから仕方ないとは言え、惜しい人を亡くしました。ご冥福をお祈りします。 “Basin Street Blues” by Dr. John 1992 ********** 6月8日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. ダイヤモンドヘッド (ベンチャーズ) 2. イエスタデー (ビートルズ) 3. Good Clean Fun (モンキーズ) 4. I’m Your Hoochie Coochie Man (Muddy Waters) 5. Basin Street Blues (Dr. John) 6. Loan Me a Dime (ボズ・スキャグス) 7. レモンのキッス 8. 肩にもたれて 9. 戦場に消えたジョニー (以上、ナンシーシナトラ) リクエスト曲は、1.伊原のトムさん。2.みーつさん。3.ミスター・コーラさん。4.の座波ソーメンさん。ありがとうございます。 他は、すべて穴沢選曲です。5.は、追悼:ドクター・ジョン!6.は、この日がボズ・スキャグスの誕生日で(1944.6.8生,75歳)。7.~9.は、ナンシーシナトラがこの日誕生日で(1940.6.8.生,79歳)、Happy Birthday! 因みに、9.は、PPMでおなじみの “Cruel War (悲惨な戦争)” ですよ。何しろ6月ですからね。 以上、お聴きいただきありがとうございました。では。
2019.06.14
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“Many Dreams Ago” by Pat Boone 1960 6月1日は、パット・ブーンの誕生日でした。 以前、パット・ブーンの『悲しき女学生(Blue Bobby Socks)』のことを書きました。 2007年9月28日の日記「悲しき女学生」と、2007年10月2日の日記、(続)「悲しき女学生」です。 その最後に「『なみだの高校生』に関しては、タイトルすら覚えていませんけど、是非一度聴いてみなくてはと、『悲しき女学生』を聴きながら思ったような次第であります」と、書いたのですが、後日談を書き忘れていました。 で、結局、数年前ですが、『なみだの高校生』の入った10枚組の BOX セットを手に入れて首尾よく聴くことができ、なぜ “Many Dreams Ago” が『なみだの高校生』になったのかは、どうにか見当がついたんですよ。 結論から言えば、予想通り、『悲しき女学生』のヒットに気を良くしたレコード会社が、二匹目のドジョウを狙ったもののようです。 まずは『悲しき女学生』も『なみだの高校生』も、初出は1960年のアルバム “This and That” で、本国でのシングルカットは無し。日本でシングル盤の『悲しき女学生』が出てヒットしたのが ’62年。同年、『なみだの高校生』を発売するもあまりヒットしなかった。 要するに本国ではアルバムには入っていたけれど、どちらもヒットはなかったものを、日本でパット・ブーンが売れていたので、とりあえず行けそうな曲を探してシングルカットした。・・・ということでは、その他の歌手、例えば、ジョニー・ティロットソンやニール・セダカ、コニー・フランシスなども同様な売り方をしていた、そういう時代だったんですね。 しかし、今振り返ってみると、本国でヒットしなかったにしては、日本独自のヒット曲にはとても良い曲も多いので、この出来事はポップスの歴史上、大変重要な出来事だったと言えそうです。 何しろこういうアーティストの曲に大いに影響された我が国の作曲家・作詞家・シンガーソングライターが、その後、ポップスやロックの世界で日本語による良質の歌をたくさん生み出し、いまに続いているのですから。 で、『なみだの高校生』の原題 “Many Dreams Ago” って素敵だなあと思っていたので、歌にも大いに期待をしていたんですが、ちょっと “Smile” に似たバラードで、覚えて歌いたくなるような良い曲でしたよ。ただ、同名異曲が多くて、YouTube で検索してもいろんな“Many Dreams Ago” が出てきます。よく使われるフレーズとは思えないんですが、洒落た良い表現で好きです。 どのくらい前のことかを明確にする単語 “ago” をこのように使う曲で、どうしても耳から離れないのが、アップルジャックス(Applejacks) の “Like Dreamers Do”。そうです。レノン・マッカートニーのあの名曲に出てくる “♪ You, you came just one dream ago~” です。 この “one dream ago” が頭の中にあったので、 “Many Dreams Ago” を見た時にはちょっとトキメキましたね。こんな風な後追いの仕方もあるのかと、自分で苦笑しています。 “Many Dreams Ago (なみだの高校生)” by Pat Boone 1960 ********** 6月1日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. 悲しき女学生 2. なみだの高校生 3. Let Me Call You Sweetheart (以上、パットブーン) 4. Like a Rolling Stone (ローリング・ストーンズ) 5. As We Go Along (モンキーズ) 6. Country Road (オリビア・ニュートンジョン) 7. 冷たくしないで (シルビー・バルタン) 8. ビキニスタイルのお嬢さん (ダリダ) 9. マンチェスターとリバプール (マリー・ラフォレ) 10. サンシャイン (ブリジットバルドー with サーシャ・ディステル) リクエスト曲は、5.ミスター・コーラさん。6.のび太くんさん。 他は、すべて穴沢選曲です。1.~3.は、この日がパット・ブーンの誕生日で(1934.6.1生,85歳)。因みに3.は、奥さんのシャーリーとのデュエットです。4.は、ロン・ウッドがこの日誕生日で(1947.6.1.生,72歳)、Happy Birthday! 7.~10.は、毎年恒例のテニスの全仏オープンに合わせた「プチ・フランス特集」。今回は60年代のカヴァーポップス・フランス語版!珍しい音源多いでしょ。 以上、お聴きいただきありがとうございました。では、また。
2019.06.07
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“Georgia on My Mind” by Tom Jones 1966 まずは、2017年2月2日の日記「悲しき閉店」で書いた与那原のジャズ喫茶 COSMOS (コスモス) がとっくにリニューアル・オープンしていたことを書かねばなりません。つまり、一旦閉店したのは事実だけれど、しっかり再開したというわけです。 外見からは良くわかりませんが、内装も綺麗になり、店内はきちんと整頓されているので、まさにリニューアルと呼ぶのがふさわしいですね。 今年の2月に一度ライブを見に行っているので、本当はその時書かなくてはいけなかったんですが、つい書きそびれているうちに今日になってしまいました。 26日の日曜日に、久々にお店に行ってオーナーの西銘さんやニュー・マスター、常連のお客さんたちとたっぷりお話しさせてもらいました。それで、火曜日にセッションタイムがあるというので、昨夜は久しぶりに演奏に参加させてもらったという次第。 メンバーはギター・デュオ。楽しいスタンダード・ナンバーを何曲か聴いたところで、ベースが到着。普段はテナーも吹くとのことですが、この日はエレベ。何曲かやったところで、僕も入ってセッション。編成と、セッティングの煩わしさを考えて、スネア&ブラシのみでの対応となりました。 左右にギターがいる状況でジャズをやるのは初めてだったので、大変面白かったですね。二人ともフルアコでしたが、もちろん音色もプレイスタイルも異なるので、交互に奏でるソロを聴きながらのブラシ演奏、とても楽しくできました。次回はセットで叩かせていただこうかと、思いました。 何曲かやったうちの最初が「ジョージア」だったので、25日の放送出かけたトム・ジョーンズ版を思い出しておかしくなってしまいました。あ、こちらの演奏は、もちろんジャズっぽくやりましたよ。 “Georgia on My Mind” by Tom Jones 1966 ********** 5月25日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. サーフィンUSA (ビーチ・ボーイズ) 2. My Ever Changing Moods 3. Walls Come Tumbling Down (以上、スタイル・カウンシル) 4. A Groovy Kind of Love (ウェイン・フォンタナとマインドベンダーズ) 5. This Masquerade (カーペンターズ) 6. Georgia on My Mind (Tom Jones) 7. Crying in the Chapel (エルビス・プレスリー) 8. カレンダーガール (ニール・セダカ) 9. 恋のノッキング (モンキーズ) 10. By Some Chance (The Lewis Sisters) 11. アンチェインド・メロディー (モコ・ビーバー・オリーブ) リクエスト曲は、4.尻焼原人さん。5.着物が似合うウチナー美人さん。6.なんくるようちゃんさん。7.後ろ姿ハタチのおばあタカちゃんさん。8.パンの耳大好きさん。9.ミスター・コーラさん。1.は、この季節にふさわしい曲をということで、久々のビーチ・ボーイズ。2.&3.は、この日がポール・ウェラーの誕生日で(1958.5.25生,61歳)。Happy Birthday! いつもジャムばかりかけていたので、今回はスタイル・カウンシル2曲を。本日の80s! 10.&11.は、梅雨の晴れ間の爽やかな空にふさわしい曲ということで。爽やかサウンドを。 以上、お聴きいただきありがとうございました。次回もよろしく。
2019.05.29
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“Sentimental Journey” by Les Brown & His Orchestra (Vocal: Doris Day) 1945 13日にドリス・デイさんが亡くなりました。97歳でした。 97歳は立派です。 やはり、追悼には “Sentimental Journey” を聴きました。レス・ブラウン楽団に同行していたデビュー当時のバージョンが一番好きなので、ラジオでもこれをかけました。 数々のヒット曲や映画作品は、これからもずっと生き続けますね。 ご冥福をお祈りします。 “Sentimental Journey” by Les Brown & His Orchestra (Vocal: Doris Day) 1945 ********** 3年ぶりに城男&サモサさんのお二人にラジオのゲスト出演をしてもらいました。 沖縄に来るのも2年ぶりなので、積もる話も色々あったんですが、今回はラジオ出演のほかに、何と言っても「レコ撮」が中心の滞在となりました。 「レコ撮」は正式にはなんと呼んでいるかわかりませんが、レコードジャケットと風景を組み合わせて撮影し、独自の世界を作り出すというもの。 これまでもなかなか楽しい傑作が生まれていますので、協力させてもらう僕らにも気合が入ります。 作品は FaceBook で発表していますが、おそらく限定的なので、僕の関係作品でここに出しても良いという許可が下りたら、載せますね。 ********** 5月18日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. カリフォルニアの青い空 (アルバート・ハモンド) 2. センチメンタル・ジャーニー (ドリス・デイ) 3. Wonderful World (Sam Cooke) 4. I Will Follow You (リッキー・ネルソン) 5. 愛のシャリオ (Petula Clark) 6. Monkees Theme [TV Version] 7. Star Collector (以上、モンキーズ) 8. 悲しき片想い (竹内まりや) 1.は、この日がアルバート・ハモンドの誕生日で(1944.5.18生,75歳)。Happy Birthday! 2.は、13日に亡くなったドリス・デイの追悼で。 3.&4.は、リクエスト曲。3.ウィンカー・ダッソーネさん。4.座波ソーメンさん。ありがとうございました。5.は、4.の原曲に最初にフランス語の歌詞をつけて歌ったもの。この後、’63年にリトル・ペギー・マーチの “I Will Follow Him” が出て、日米で大ヒットしました。リッキー・ネルソンもその年に歌いました。 6.&7.は、城男さん。8.はサモサさんからリクエストいただきました。 以上、お聴きいただきありがとうございました。
2019.05.24
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“ノーウーマン ノークライ” by ネーネーズ 1993 Original: by Bob Marley & The Wailers 1974 萩原朔太郎、小川未明、いずみたく、ノエル・レディング。この人たちは皆、5月11日が命日でした。 そしてあのボブ・マーリーも。 ボブ・マーリーの命日とあっては、まずはラジオでプチ特集。 そしてこの日の服装は、やっぱりこうなりました。 ネーネーズがカヴァーした “ノー・ウーマン・ノー・クライ(No Woman No Cry)” を聴いた時は、ちょっと驚いたもんでした。 やはり、名曲のなせる技。言葉の意味は難しくてよくわからないけれど、妙に胸を打つ。 “ノーウーマン ノークライ [Live]”by ネーネーズ そして、本家本元。 “No Woman, No Cry [Live 1975]” by Bob Marley & The Wailers ********** 5月11日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. Green Grass (ゲイリー・ルイスとプレイボーイズ) 2. 朝日のあたる家 3. Baby Let Me Take You Home 4. 悲しき願い (以上、アニマルズ) 5. 紫のけむり[Live] (ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス) 6. 見上げてごらん夜の星を (坂本九) 7. 夜明けのうた (岸洋子) 8. I Shot the Sheriff (ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ) 9. ノーウーマン・ノークライ (ネーネーズ) 10. One Love/People Get Ready Bob Marley & Thr Wailers) 今回は全て穴沢選曲です。1.は、毎年この季節にかける曲。2.~4.は、エリック・バードンがこの日が誕生日で(1941.5.11生,78歳)。Happy Birthday! 5.は、ベースのノエル・レディングの命日で(2003.5.11没,享年57)。6.&7.は、いずみたくの命日で(1992.5.11没,享年62)。8.~10.は、ボブ・マーリーの命日で(1981.5.11没,享年36)。 以上、お聴きいただきありがとうございました。
2019.05.12
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“Let’s Go Trippin’” by Dick Dale & His Del-Tones 1961 5月4日はディック・デイルの誕生日でしたが、残念なことに、先月の16日、亡くなってしまいましたね。享年81ですから、ロッカーとしてはまあまあですかね。ご冥福をお祈りします。 この日は、憲法記念日とこどもの日に挟まれた、なんとももどかしい日だったわけですが、いつから休みになったんでしたっけ。 いずれにせよ、天皇誕生日で休みだった4月29日を祝日のまま「みどりの日」としたまでは良かったが、それを5月4日に移動させて、「昭和の日」という名前をつけたのは、あまりにも政治的意図がミエミエで感心しないなあ。 それに、僕だけかもしれないけど、これ、いつの間にかそうなっていたので、びっくりしてしまった。いわゆる閣議決定っていうやつだったのかしらね。 それで、ディック・デイルですけど、こういう個性的なギタリストって、もはや出てこないのでしょうか。 当時は、音を聞いただけで、誰が弾いているかわかるっていうことが多かったですよね。ギターを自分なりに改造したりして、音に個性を出せた時代だったということですかね。今では、どんな音でも作れてしまうから、ギタリストの個性としては、音よりもテクニックがその人を表すようになってきたように思えます。 シャワーを浴びて、ヒゲも剃ったし、さっぱりしたところでコーヒーでもいただきながら、久々にディック・デイル聴いてみましょうか。ライノのベスト盤ですけど。 “Let’s Go Trippin’” by Dick Dale & His Del-Tones 1961 ********** 5月4日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. Let’s Go Trippin’ 2. Shake’n’Stomp (以上、Dick Dale & His Del-Tones) 3. Who’s Sorry Now (コニー・フランシス) 4. Let’s Go Steady Again (ニール・セダカ) 5. A Song for You (カーペンターズ) 6. ビューティフル・サンデー (ダニエル・ブーン) 7. 思い出のグリーングラス (エルブス・プレスリー) 8. グリーン・リバー (CCR) 9. グリーン・タンバリン (レモン・パイパーズ) 10. Little Green Apples (Dionne Warwick) 11. Green Green (ニュー・クリスティ・ミンストレルズ) リクエスト曲は、3.なんくるようちゃんさん。4.パンの耳大好きさん。5.着物が似合うウチナー美人さん。6.のび太さん。7.後ろ姿ハタチのおばあタカちゃんさん。以上、ありがとうございました。 他は全て穴沢選曲です。1.&2.は、ディック・デイルがこの日が誕生日(1937.5.4生)でしたが、先月の16日に亡くなったので、追悼となってしまいました。享年81。6.~11.は、みどりの日に因んで、タイトルに「Green の入った曲特集 」をやりました。 以上です。では、また。
2019.05.08
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“She’s Just My Style” by Gary Lewis & the Playboys 1965 ゲイリー・ルイスとプレイボーイズの『あの娘のスタイル (She’s Just My Style)』は、ジム・ケルトナーがドラムを叩いているんですよね。おそらくアルバム “She’s Just My Style” を通して彼のドラムだと思うんですが、その辺は確かめていないので、なんとも言えませんが。 ゲイリー・ルイスはレコーディングではドラムを叩かなかったんでしょうかね。 ジム・ケルトナーといえば、やはりプラスチック・オノバンドに参加していた頃からその名前を耳にしていたので、『あの娘のスタイル』がデビューだったということまでは、以前は考えもしませんでした。けど、そう思って聴くと、またちょっと違って聞こえてきますかね。 『恋のダイヤモンドリング』はアル・クーパー作曲、レオン・ラッセルの編曲ということだし、ゲイリー・ルイスは流石だね。 そのジム・ケルトナーが、4月27日で喜寿を迎えました。おめでとう。 “She’s Just My Style” by Gary Lewis & the Playboys 1965 ********** 4月27日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. あの娘のスタイル (ゲイリー・ルイスとプレイボーイズ) 2. My Sweet Lord (George Harrison) [Live from the Concert for Bangladesh] 3. He Knows How to Love Me (ヘレン・シャピロ) 4. He Loves Me All the Way (Tammy Wynette) 5. He Calls Me Baby (Patsy Cline) 6. I Want You to Be My Girl (Franky Lymon & the Teenagers) 7. 想い出のグリーングラス (トム・ジョーンズ) 8. きみこそすべて (ニール・セダカ) 9. 見つめ合う恋 (カーペンターズ) 10. 冷たくしないで (エルビス・プレスリー) 11. He Don’t Love Me (シェリー・フェブレー) 12. He Does’t Love Me (The Breakaways) リクエスト曲は、6.座波ソーメンさん。7.なんくるようちゃんさん。8.パンの耳大好きさん。9.着物が似合うウチナー美人さん。10.後ろ姿ハタチのおばあタカちゃんさん。以上、ありがとうございました。 他は全て穴沢選曲です。1.&2.は、この日が誕生日(1942.4.27生)のジム・ケルトナー特集。3.~5.と11.&12.は、前回まで特集した「シー・ミー (she me) 」ばかりでは、男性の歌に偏ってしまうので、「ヒー・ミー (he me) 」も取り上げるべきではないかと思い、選んで見ました。 以上です。では、また。
2019.05.01
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“Princess Princess” by Johnny Tillotson 1960 4月20日、ジョニー・ティロットソンさんが81歳になりました。 “Poetry in Motion (ポエトリー)” が代表曲といってよろしいかと思いますが、僕らが中学生の頃、一番最初に耳にしたのは “Cuty Pie (キューティ・パイ)” だったなあ。 それから “Princess Princess (プリンセス・プリンセス)” ね。 今になって昔の音源とか並べて聴いても、『キューティ・パイ』や『プリンセス・プリンセス』はなぜ本国ではシングルのB面で終わってしまったのかわかりませんね。 ヒットする要素がないと判断したんでしょうかねえ。理解に苦しみますわ。 この辺のことになると、売る側の問題が一番だったと思うので、歌う本人や聴く側の問題ではなかったろうと、冷静になって考えてみるわけです。 これらは、当時よくあった、俗に言う日本独自のヒット。 でも、例えばニール・セダカの『恋の片道切符』が日本独自のヒットだったというのは、大変わかりやすい説明ができそうです。つまりこれはマイナー (短調) で、日本人ウケする。・・・というようにね。 けれど、『キューティ・パイ』も『プリンセス・プリンセス』もメジャー (長調) で、ノリの良いテンポなど、ヒットしても全然おかしくなさそうなですがねえ。 余談ですが、「プリンセス・プリンセス」 っていう日本のバンドが出てきたときは、ああこれは僕らの世代の人間が思いついた名前だなと、思ったもんです。言うまでもないですが「エヴリ・リトル・シング」もね。 “Princess Princess” by Johnny Tillotson 1960 **********新鮮な頂き物! 今から食べま〜す ********** 4月20日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. 涙ながらに 2. ポエトリー 3. キューティ・パイ (以上、ジョニー・ティロットソン) 4. Does She Really Care for Me (サーチャーズ) 5. Why Does She Have to Leave Me (テンプテーションズ) 6. It’s Now or Never (エルビス・プレスリー) 7. Yesterday Once More (カーペンターズ) 8. カラーに口紅 (コニー・フランシス) 9. 星へのきざはし (ニール・セダカ) 10. Lonesome Town 11. プリンセス・プリンセス 12. 夢見る瞳 (以上、ジョニー・ティロットソン) 13. A Thing of the Past (シレルズ) リクエスト曲は、6.後ろ姿ハタチのおばあタカちゃんさん。7.着物が似合うウチナー美人さん。8.なんくるようちゃんさん。9.パンの耳大好きさん。以上、ありがとうございます。 他は全て穴沢選曲です。1.~3.と10.~12.は、この日誕生日(1938.4.20生)のジョニー・ティロットソンの特集。全部で6曲かけました。Happy Birthday! 13.は、前回同様春にふさわしい「明るくてちょっと気だるい」歌ですね。 以上です。どうもありがとうございました。
2019.04.22
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“She Rides with Me” by Paul Peterson 1964 清明 (シーミー) の季節です。 ということで、今年もダジャレで “she” “me” がタイトルに入っている曲をラジオで特集しました。 今回のお気に入りは、ポール・ピーターセンの “She Rides with Me (シー・ライズ・ウィズ・ミー)” です。 歌詞を読んでみると、「毎朝車の助手席に彼女を乗せて学校に通うところを、みんなに自慢している」ような他愛もない内容ですけど、これが「ワーナー・サーフィン&ホットロッド・ナゲッツ」のタイトルにもなっているくらいですから、よくできた歌だということはお分かりいただけると思う。 歌っているポール・ピーターセンがあの「うちのママは世界一」のシェリー・フェブレーの弟役で、結構ヒット曲も出してたということが、ライナーノーツに書いてあったが、言われてみれば弟はいたなあ、でも番組の中で歌ってただろうか。思い出せません。 いずれにせよ、まだローティーンだった彼のちょっと大人になった歌が、ブライアン・ウィルソンの手にかかってこんな風に聴かれているのはラッキーですよね。 また、ブライアン・ウィルソンの気合が入っていること!作曲とプロデュースね。 “She Rides with Me” by Paul Peterson 1964 ********** 4月13日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. She Rides with Me (Paul Peterson) 2. Tell Me What She Said (The Playmates) 3. She Fooled Me (The Pretty Things & Yardbirds Blues Band) 4. Young Love (Sonny James) 5. 大人になりたい (コニー・フランシス) 6. 恋の日記 (ニール・セダカ) 7. Love Me (エルビス・プレスリー) 8. I Go Ape (ニール・セダカ) 9. For the Good Times (Al Green) 10. Crazy She Calls Me (サム・クック) 11. She Always Leaves Me Laughing (The Turtles) 12. Let It Be Me (ナンシー・シナトラ) 13. Love Letters (シェリー・フェブレー) リクエスト曲は、4.ミスターコーラさん。5.なんくるようちゃんさん。6.パンの耳大好きさん。7.後ろ姿ハタチのおばあタカちゃんさん。以上、いつもありがとうございます。 他は全て穴沢選曲です。1.~3.と10.&11.は、毎年恒例のシーミー(清明)特集。タイトルに She と me が入っている曲を集めました。9.は、この日がアル・グリーンの誕生日(1946.4.13生)で。Happy Birthday! 12.&13.は、春にふさわしい「明るくてちょっと気だるい」歌声が聴きたくて。 以上です。今回もありがとうございました。
2019.04.19
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“My Foolish Heart (愚かなり我が心)” by Tom Jones 1966 (Original:1949) 天気も良く暑すぎない日曜の朝、公園で行われていたフリーマーケットを覗いてきました。 こういうのも久しぶりだったので、規模は小さかったけれど、楽しいひと時でした。 手に入れたのは、車用の猫柄のクッション2つと、用途のよくわからないコカコーラの木製の箱。ちょうどLPレコードが数枚入るような上部が開放された物。 いくら安くても、必要ないかもしれない変な箱を買ってしまってから、前日ラジオでかけた『愚かなり我が心』が頭の中で鳴り始める。 ミニカホンを出品している人がいたけれど、持って振るとカラカラと音がする。何か入ってしまったのか、中で何かが外れてしまったのか、ちょっと使えないなあと買うのはやめました。 結局、たったの150円で欲しいものが手に入った充実感は、愚かなる我が心を凌いだ形になって、歌いながら帰路に着いたのでありました。 “My Foolish Heart” by Tom Jones 1966 こちら↓↓↓僕からのオススメです。レスリー・ゴーアさん! “My Foolish Heart (愚かなり我が心)” by Lesley Gore 1963 ********** 4月6日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. April Love (コニー・フランシス) 2. 今日を生きよう (グラスルーツ) 3. 今日を生きよう (テンプターズ) 4. If (ピンク・フロイド) 5. My Sweet Hunk O’Trash (ビリー・ホリデイ&ルイ・アームストロング) 6. 恋の日記 (ニール・セダカ) 7. Love Me Tender (エルビス・プレスリー) 8. My Foolish Heart (Tom Jones) 9. ボーイ・ハント 10. そよ風にのって (以上、伊東ゆかり) 11. D-I-V-O-R-C-E 12. Stand by Your Man (Tammy Wynette) リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.パンの耳大好きさん。7.後ろ姿ハタチのおばあタカちゃんさん。8.なんくるようちゃんさん。ありがとうございました。 他は全て穴沢選曲です。1.は、毎年4月には必ずかける曲。今回はパット・ブーンではなく、コニー・フランシスで。2.&3.は、亡くなった萩原健一さんを偲んで『今日を生きよう』のオリジナルとテンプターズの聴き比べ。4.は、この日がデイブ・ギルモアの誕生日(1945.4.6.生)で。9.&10.は、やはりこの日が伊東ゆかりの誕生日で(1947.4.6生)。Happy Birthday! 11.&12.は、タミー・ワイネットさんの命日(1998.4.6.没,享年55)で。 以上、お聴きいただきありがとうございました。
2019.04.09
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“Let’s Live for Today” The Grass Roots 1967 このところ身近なミュージシャンの訃報が相次いでいます。 みなさんご承知の通り、今度はショーケンですよ。 僕よりも一つ下でした。テンプターズのデビューが1967年だから、僕が高三で彼は高二だったということになるのかしら。 いかにも子供相手のような当時のグループ・サウンズの歌には、僕はあまり興味はなかったけれど、グラスルーツの『今日を生きよう』のカヴァーは結構気に入っていたかな。 懐かしい歌です。 ショーケンの歌うテンプターズ・ヴァージョンと、オリジナルを今回ちゃんと聴き比べてみました。 すると、なんということでしょう。テンプターズの、若干ぺらぺらなバンドサウンドが、無理やり荘厳さを演出しているオリジナルよりも心地良いではないか。 皆さんも聴き比べしてみてください。 あ、今週末のラジオでも聴き比べやろうと思っています。 萩原健一さんのご冥福をお祈りします。 “Let’s Live for Today” The Grass Roots 1967 “今日を生きよう” ザ・テンプターズ 1967 ********** 3月30日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. 春がいっぱい (シャドウズ) 2. Louise (ヤードバーズ) 3. Hideaway (ブルースブレイカーズ) 4. Crossroads (クリーム) 5. Don’t Know Why (ノラ・ジョーンズ) 6. It Came Out of the Sky (C.C.R.) 7. Spending All My Days (Blind Faith) 8. Bell Bottom Blues (Derek and the Dominos) 9. Change the World (エリック・クラプトン) 10. この世の果てまで (竹内まりや) リクエスト曲は、5.尻焼原人さん。6.ウィンカー・ダッソーネさん。ありがとうございました。ただし、5.は、尻焼原人さんから頂いたノラ・ジョーンズのリクエスト曲が手元になかったため、デビュー曲をかけさせていただきました。悪しからず。因みにこの日、ノラ・ジョーンズさん誕生日でした。1979.3.30.生、若い! 他は全て穴沢選曲です。1.は、やはり春ということで。毎年恒例になりつつあるこの曲を。2.~4.と、8.~10.は、この日がクラプトンの誕生日で(1945.3.30生)、クラプトン特集を年代を追って6曲かけました。10.は、1963年3月にベスト10から下降しつつある曲。今回はオリジナルではなく、竹内まりやでお届けしました。 以上、次回もどうぞお楽しみに。
2019.04.04
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“Sunny (サニー)” Bobby Hebb 1966 今回、World Meteorological Day (世界気象デー)というのがあるということを初めて知りました。1950年に World Meteorological Organization (世界気象機関=WMO) が発足し、その10年後の1960年に制定されたということです。 Wikipedia さんによると、この世界気象機関 (以降、WMO) の事業の中に、現在の地球環境が直面している諸問題や、気候変動などを学術的に調査・研究・観察する重要なプログラムが組まれています。 →Wikipedia「世界気象機関」 いうまでもなく、産業革命以来現在も続く大気汚染をこのまま放置しておくと、異常気象は恒常化し、やがて地球は住めなくなるのではないかと、大方の人間は感じたり思ったりしている。 なのに、抜本的な対策をせずに、相変わらず地球を傷め続ける大人たちに、若者が立ち上がった。 そう、スウェーデンのグレタ・トゥーンベルさん (16歳) がたった一人で始めた「未来のための金曜日」が世界中に波及して、今月15日には、ついに100万人規模の一斉デモに発展したのだ。 時々「地球温暖化は嘘である」とか「デマだ」と叫ぶ学者もいる。その中で一番説得力がありそうなのが、ツバルが沈むのは地盤沈下のせいだというものだが、北極や南極、キリマンジャロなどの氷や雪が溶けてなくなりつつあることの説明が、ちゃんとなされていない。 それと、ちょっと大雪が降ったり、寒い日が続いたりすると、ほら、温暖化なんて嘘だよって、説明したりすることも多い。 もう一つ厄介なのは、温暖化を原発推進の為に利用するようなことがあるということ。 だが、原発を温暖化対策の切り札にするなどというのも、あまりに古い。自然エネルギーの実用化が急ピッチで進み、最早原発は、使用済み核燃料 (=核廃棄物) の処理までを考えると、末代までそのツケが回る悪魔のエネルギーであることは明らかであり、若者にもわかってしまっているではないか。 そもそも、原料のウラン採掘から原発を動かすまでに必要なエネルギーを考えたら、その段階でアウトですよね。 いかん、つい長くなってしまった。 ボビー・ヘブの『サニー』を聴きましょうか。 “Sunny (サニー)” Bobby Hebb 1966 ********** 3月23日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. サニー (ボビー・ヘブ) 2. Lovely Weather We’re Having (ルイ・アームストロング) 3. Stormy Weather (Etta James) 4. Full Moon (サンタナ) 5. ひとりぼっちのジョニー (内田裕也) 6. That Is Rock’n’Roll (コースターズ) 7. Cotton Fields (C.C.R) 8. Only You (Lloyd Parks) 9. 青い影 (Charmaine) 10. ジョニー・エンジェル (森山加代子) 11. The Shadow of Your Smile (アストラッド・ジルベルト) 12. Walk Right In (Rooftop Singers) リクエスト曲は、7.座波ソーメンさん。8.ウィンカー・ダッソーネさん。9.茂さん。ありがとうございました。 他は全て穴沢選曲です。3月23日「世界気象デー」に因んで、1.~3.を。4.は、21日の見事な満月から。5.は、17日に亡くなった内田裕也さんの追悼で。9.は、8.のついでにラバーズ・ロックの楽しい1曲を。10.は、今月9日にかけたかったもう1曲ということで。11.は、2011.3.23に亡くなったエリザベス・テーラーを偲んで。主演作の「いそしぎ」のテーマ。12.は、1963年のちょうど今頃、ベスト10を下降し始めたヒット曲。 以上です。次回もお楽しみに。
2019.03.27
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“Lonely Johnny (ひとりぼっちのジョニー)” 内田裕也 1963 Original : John Leyton 1962 森山加代子さんに続いて、内田裕也さんが17日、亡くなりました。享年79。 60年代がどんどん遠ざかって行きます。 生で見たのは、80年代のはじめの頃の国際劇場でやっていた「浅草ニューイヤー・ロックフェスティバル」が最後でした。この大晦日の催し、まだ続けていたんですね。えらい! けれど、内田裕也について、音楽的にどうこう言うつもりはないです。特別偉大な人物だとも思ったことはないです。 ただ、彼が、ロカビリー&アメリカン・ポップスから始まって、リバプール・サウンド、サイケデリック・ロック・・・と、50時代後半~70年代前半を駆け抜けた頃、僕らも確かにその流れの中にちょいと身を置いた気がするので、そのことは無視できないですよね。 二度とあんな時代は来ないとわかっているけれど、思い出すと寂しさが込み上げてくる。 ご冥福をお祈りします。 “Lonely Johnny (ひとりぼっちのジョニー)” 内田裕也 1963 ********** 3月16日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. 急がば回れ 2. Lonesome Town (以上、ベンチャーズ) 3. It Takes Two (Otis Redding & Carla Thomas) 4. Congratulations (Traveling Wilburiys) 5. Mr. Bojangles (Nitty Gritty Dirt Band) 6. Stormy Monday Blues (マンフレッド・マン) 7. Baby Don’tcha Worry 8. Come on and See Me (以上、Tammi Terrell) 9. Ain’t No Mountain High Enough (Marvin Gaye & Tammi Terrell) 10. 悲しき雨音 (カスケーズ) 11. ヘイ・ポーラ (ポールとポーラ) リクエスト曲は、1.伊原のトムさん。ありがとうございました。 他は全て穴沢選曲です。2.は、1.のついでにもう1曲ベンチャーズを。オリジナルはリッキー・ネルソン。先週・先々週とかけそこねた “It Takes Two” 。今回やっとかけました。4.は、受験シーズンで合格した人たちに。5.は、作曲者の Jerry Jeff Walker がこの日誕生日(1942.3.16生,77歳)だったので。6.は、作曲者 T Bone Walker の命日(1970.3.16没)で。7.~9.は、Tammi Terrell がこの日命日(1970.3.16没、享年24)で。10.&11.は、1963年(←カレンダーが今年と同じ)のちょうど今頃、ベスト10を下降し始めたヒット曲。 以上、お聴きいただきありがとうございました。次回もよろしく。
2019.03.20
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“メロンの気持ち” by 森山加代子 1960 森山加代子さんが今月6日、亡くなりました。享年78。 いつまでも若いなあって思っていましたが、もう78歳だったんですね。そうは言っても、今時の78歳はまだまだ現役の人も多いですからね。 僕らの小学校高学年の頃、ちょうどテレビがうちにやってきた時期と重なるんですが、坂本九、森山加代子、伊東ゆかり、飯田久彦なんかが、どんどん歌番組に登場してきて、とても華やかな時代でした。中でも森山加代子は華やかさという点では、ダントツだった。 デビュー当時、いわゆるカヴァーポップスを得意として、その見事な歌唱力で僕らを虜にしたわけだけれど、オリジナルの『じんじろげ』は随分イメージに合わない歌だった。それでも、まだ子供だった僕らには十分楽しい歌で、その意味不明な歌詞を夢中になって覚えてフルコーラス唄えるようになるのに何日も要らなかった。ただ、大人になってからは『じんじろげ』は聴かなくなった。 調べてみると、1960年6月に『月影のナポリ』でデビューしてから、1961年の初頭に登場した『じんじろげ』に至るまでの数ヶ月の勢力的なレコーディングは、まさに破竹の勢いだった。うちにある2枚組の「加代ちゃんのヒット・キット・パレード」というCDの、実に1~15曲目までが、それに相当する。実際にはクリスマスソングを除いて、シングル盤は3枚 (6曲) だったようだけれど、10インチアルバムの曲も入っているからこうなっているのだと思うが、その内容の充実ぶりは、すごい。 この勢いは61年もそのままで、62年の途中からいきなり勢いが止まってしまう。その後マナセプロをやめた頃から姿を見なくなった。色々あったんでしょうが、『白い蝶のサンバ』で蘇った時には、もうどうでもよくなってしまった。僕の中での森山加代子は、全くの別人のようになってしまったからだ。 『月影のナポリ』の「♪ ティンタレ~ラディルーナッ」とか、『メロンの気持ち』の「♪ コラソン デメロン デメロン デメロン メロンメロンメロン コラソン」などは、オリジナルに忠実に歌っていた訳だけど、僕らはまだ子供だったから、意味もわからず、聞こえたまま呪文のように覚えてしまった。 でも、このよくわからない呪文のような歌い出しとその繰り返しが、結構大人にも受けたのかもしれませんね。だから『じんじろげ』なんかもその延長線上で出してみたら当たったっていうところかもしれません。その後も「♪ ズビズビズ~ ズビズビズ~ズビズビズーズビズーズビズいつもアイラブユー」とか、いまでも歌えちゃいます。 もう一度、あの頃に戻って森山加代子の歌聴きたいなあ。 ご冥福をお祈りします。 “メロンの気持ち” by 森山加代子 1960 ********** 3月9日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. Two Sides to Every Story (Etta James) 2. ハートブレーク・ホテル (小坂一也とグランドマスターズ) 3. ダイアナ (山下敬二郎) 4. Rambling on (プロコル・ハルム) 5. Personality (ロイド・プライス) 6. 月影のナポリ 7. メロンの気持ち 8. ブルー・ムームー 9. 悲しきインディアン (以上、森山加代子) 10. Just Because (ジョン・レノン) 11. Today (ニュー・クリスティー・ミンストレルズ) 1.は、先週かけそこねた Two がタイトルに入った曲。“It Takes Two” は、今回もかけられませんでしたので、次こそ、ね。2.&3は、60年ぶりに幼馴染からメールをいただき、大変懐かしく、当時流行っていた歌をかけさせていただきました。4.は、プロコルハルムのギター、ロビン・トロワーがこの日誕生日(1945.3.9生,74歳)だったので。5.&10.は、ロイド・プライスの86歳の誕生日(1933.3.9生)で。6.~9.は、森山加代子の追悼で。11.は、3.11には必ず聴く曲。あれから8年が経ちました。 以上、今回もお聴きいただきありがとうございました。次回もよろしく。
2019.03.14
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“It Takes Two” by Otis Redding & Carla Thomas 1967 穴沢ジョージの “Good Old Music” が3月2日に222回目を迎えたのを記念して、番組ではタイトルに “Two” の付く曲を集めて特集しました。 すぐに思い浮かぶ曲も何曲かあったのですが、とりあえず iTunes のライブラリーに入れてある曲の中から選ぼうと思って検索したら、出てくるわ出てくるわ。 こんなにあるんだなあ。フランス語の “deux” も数えてみようか。おお、こちらも多いぞ。けどやっぱり「二人」の意味で使われている曲が多いなあ。 などと、改めて感心してしまった。 結局、今回はフランス物は入れず、後述する9曲を選びました。 タイトルに “Two” の付く曲と言われて、咄嗟に思い浮かんだ曲は、ドリス・デイの “Tea for Two” とビートルズの “Two of Us”。あとは、今回取り上げなかった曲ですが、オーティス・レディングとカーラ・トーマスの歌った “It Takes Two”。この3曲でしたね。 こうして書いてみると、やはり “It Takes Two” を外してしまったのは、ちょっと良くなかったかな。デュエット曲がもう1曲あっても良かったかな。ということで、次回かけようかと思った次第です。因みに、これのオリジナルは、マービン・ゲイとキム・ウェストンが歌っていて、うちにはこれもあるんですが、オーティスとカーラのデュエットにしましょうね。 “It Takes Two” by Otis Redding & Carla Thomas 1967 ********** 3月2日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. Two Kinds of Teardrops (デル・シャノン) 2. Two Lovely Black Eyes (ハーマンズ・ハーミッツ) 3. Two of Us (ビートルズ) 4. Tea for Two (Doris Day) 5. Cocktails for Two (Ray Charles & Betty Carter) 6. Diploma for Two (チャック・ベリー) 7. Two Can Have a Party (マービン・ゲイ&タミー・テレル) 8. Mustang Sally (ウィルソン・ピケット) 9. My Way [Live] (ポール・アンカ) 10. What’s Easy for Two (コニー・ヘインズ) 11. Two of a Kind (ロイ・オービソン) リクエスト曲は、8.座波ソーメンさん。9.シュガーさん。リクエストありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.~7.と10.&11.は、放送222回を記念して、タイトルに “Two” の入った曲。 以上、今回もお聴きいただきありがとうございました。次回もよろしく。
2019.03.07
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“Zingara (涙のさだめ)” by Bobby Solo 1969 2月24日行われた辺野古埋め立ての是非を問う県民投票。結果はみなさんご存知の通りですが、翌日の首相のインタビューで最初に発せられた「今回の県民投票の結果を真摯に受け止め」ると言いながら、すぐに基地移転は「これ以上先送りすることはできない」と、前後のつじつまが合わないことを述べて平然としていましたね。 ちょっと考えたんだけど、つまり彼は「真摯に」の意味がわかっていないのではないだろうか。なにしろ「云々」を「でんでん」と読んでしまうくらいだから、そういうこともあろうかと思う。もはや、自分でも何を言っているのかわからずに、ついしゃべってしまうということなんだね。 そもそも、今回の基地移転の話は、「そっちの基地が危ないから、こっちに基地作るので、どうぞ米軍さん、使ってください」って、日本のお金で米軍の新基地を、沖縄県民の反対を押し切って、しかも美しい海を埋め立てて作ろうという、とんでもない「思いやり」に溢れた日本政府の最悪の構想なのですよ。 おそらく、後々返還されたら「我が軍が使える」などと、あの三代目の頭の中にはあるかもしれません。ああ、嫌だ嫌だ。 ********** ボビー・ソロがサンレモ音楽祭で1965年と69年の2度優勝していますね。’65年は『君に涙とほほえみを(Se piangi se ridi)』’69年は『涙のさだめ(Zingara)』、どちらも名曲です。前者は、あのニュー・クリスティ・ミンストレルズ、後者は、イヴァ・ザニッキがボビー・ソロと共演でしたね。 思えば、サンレモ音楽祭は、’60年代がピークで、イタリア人と外国人に同じ歌を歌わせるやり方も楽しかったですよね。イヴァ・ザニッキはイタリア人ですが。 “Zingara (涙のさだめ)” by Bobby Solo 1969 “Zingara (涙のさだめ)” by Iva Zanicchi 1969 ********** 2月23日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. Go Away Little Girl (Steve Lawrence) 2. It’s Too Late (キャロル・キング) 3. See You in My Drums (シャドウズ) 4. Ain’t That Cute (Doris Troy) 5. Sometime in the Morning (モンキーズ) 6. ほほにかかる涙 7. 涙のさだめ (以上、ボビー・ソロ) 8. この胸のときめきを (ダスティ・スプリングフィールド) 9. Io che non vivo sense te (Pino Donaggio) 10. 花咲く丘に涙して (ウィルマ・ゴイク) 11. あこがれはいつも心に (ジリオラ・チンクエッティ) リクエスト曲は、5.カタママさん。6.茂さん。リクエストありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.~4.は、2月に入ってからかける予定だったけれど、ボツになった曲特集。4.~11.は、先週に引き続き、2月恒例のサンレモ音楽祭特集第2弾。今回も優勝曲、入賞曲織り交ぜてお届けしました。なお、9.は10.の翌年、英語によるカヴァーでヒット。 以上、今回もお聴きいただきありがとうございました。次回もよろしく。
2019.02.27
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“Do You Want to Know a Secret” by The Beatles 1964 2月23日付の Billboard Hot 100 の1位~3位を、アリアナ・グランデさんが独占しました。 これは、1964年のビートルズ以来ということで、20日付の ORICON NEWS では、以下のように記されていました。 「米歌手アリアナ・グランデ(25)が、19日(日本時間20日)に発表された最新の全米シングルチャートで1位から3位までを独占し、1964年4月のザ・ビートルズ以来、約55年ぶり2度目となる快挙を成し遂げた。女性アーティスト、ソロアーティストとしては史上初の記録となる」 さらに、「なお、ビートルズは1964年4月、「キャント・バイ・ミー・ラヴ」、「ツイスト・アンド・シャウト」、「ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット」で同シングルチャートTOP3を独占した」との記述もありました。 上の記事は、複数のニュースサイトで同じものが上がっているので、出所が一緒なのでしょうが、後半のビートルズが Top 3 を独占したという箇所については、もう少しきちんと調べて書けばちょっと違ったものになったかと思う。 アリアナさんの記録は、もちろんとてもすごい記録ではあるのですが、1964年の春のビートルズの凄まじさは、こんなもんではなかったと記憶しているので、ちょっと調べてみました。 ‘64年ビートルズは3月14日に最初に Top3 を独占 (1位から順に『抱きしめたい』『シー・ラブズ・ユー』『プリーズ・プリーズ・ミー』) して、翌週も Top 3 独占 (この時は『シー・ラブズ・ユー』と『抱きしめたい』が入れ替わった)。そして、翌週3月28日にはこの3曲の中に『ツイスト・アンド・シャウト』が3位に割って入り、Top 4 独占。 続いて、4月4日にはこの4曲を飛び越えて『キャント・バイ・ミー・ラブ』がトップになり、ビートルズが Top 5 独占という快挙を成し遂げたのだ。この時がピーク。 この後、4月11日には『抱きしめたい』が7位に後退して、テリー・スタッフォードの『サスピション』が3位に入ってきたので、いったん Top 3 独占は崩れるが、25日に『ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット』が3位に上がってきて、また Top 3 独占となったのだ。 ニュースは、この4月25日の Top 3 以来の快挙ということを伝えているわけだけれど、この度のアリアナさんのアルバムの中からは、11曲 Hot 40 に入っているということなので、Top 4 あるいは Top 5 独占もあり得るかしらねえ。 アリアナ・グランデ、やっぱ歌うまいです。 ↓例のマンチェスターのチャリティー・コンサート。随分大人になったね。 “Somewhere Over the Rainbow [Live]” by Ariana Grande 2017 “Do You Want to Know a Secret” by The Beatles 1964 ********** 2月16日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. チャオ・チャオ・バンビーナ (ドメニコ・モドゥーニョ) 2. 青い泡がいっぱい (ミーナ) 3. 太陽の中の恋 (ポール・アンカ) 4. 去りゆく今 (チャドとジェレミー) 5. 恋する瞳 (伊東ゆかり) 6. 瞳はるかに (メリー・ホプキン) 7. ケ・サラ (リッキーとポーヴェリ) 8. Climb Every Mountain (The Victorians) 9. Yesterday (ビートルズ) 10. My Bonnie (Tony Sheridan & the Beatles) 11. Just One Look (ドリス・トロイ) 12. Just Let Me Cry (レスリー・ゴーア) リクエスト曲は、8.尻焼原人さん。9.ミーツさん。リクエストありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.~7.は、毎年2月恒例のサンレモ音楽祭特集。優勝曲、入賞曲織り交ぜてお届けしました。10.~12.は、この日が命日の3人。10.トニー・シェリダン 2013.2.16没, 享年72。11.ドリス・トロイ 2004.2.16.没, 享年67。12. レスリー・ゴーア 2015.2.16.没, 享年68。 以上、お聴きいただきありがとうございました。次回もよろしく。
2019.02.22
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“Oh, Carol” by Neil Sedaka 1959“Oh, Neal” by Carole King 1960“Carole” by Gerry Goffin 1959 2月9日、キャロル・キングが77歳の誕生日を迎えました。喜寿ですよ、喜寿。 ニール・セダカの “Oh, Carol (オー・キャロル)” が、高校時代に付き合っていたキャロル・キングのことを歌った歌であることは、夙に知られていますが、そのアンサーソングの “Oh, Neil (オー・ニール)” の存在は、随分後になって知りました。 もちろんキャロル・キング自身が歌っています。しかもその詞は、ちょうどその時期に彼女が結婚した相手のジェリー・ゴフィンが書いて、そのゴフィンは “Carole” という歌を書いて自分で歌っている。 ・・・、なんだか、ぐちゃぐちゃな感じですが、キャロル・キングはまだ十代だったし、そりゃあ色々大変だったでしょうね。 これが1959年から60年にかけてのことで、この頃から King/Goffin のコンビは数え切れないくらい多くのヒット曲を世に出すわけですね。 キャロル・キングが “Tapestry (つづれおり)” で、シンガーソングライターとして本格的に活動を始めた時には、ちょっとびっくりしたものでした。作曲家としての方が名が通っていましたからね。ああいうスタイルで僕らの前に現れたということがね。驚きでした。 その後の華々しい活躍について、いまさらここに書くつもりはありませんが、ニール・セダカやジェリー・ゴフィンと出会って、歌を書き始めた頃の彼女は、次から次へとメロディーが湧き出てきて、本当に楽しかったろうなぁと想像できて、こっちまで楽しくなってしまいます。 “Oh, Carol” by Neil Sedaka 1959 “Oh, Neal” by Carole King 1960 “Carole” by Gerry Goffin 1959 ********** 2月9日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。1. Carole (Gerry Goffin) 2. Oh, Carol (ニール・セダカ) 3. Oh, Neil 4. You’ve Got a Friend (以上、キャロル・キング) 5. Ball and Chain [Live] (Janis Joplin) 6. 夢見る想い (ジリオラ・チンクエッティ) 7. Sleepwalk (シャドウズ) 8. One Fine Day (シフォンズ) リクエスト曲は、4.糸満ろまんさん。5.座波ソーメンさん。 6.シュガーさん。リクエストありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.~4.と8.は、この日がキャロル・キングの誕生日(1942.2.9.生)で、ちょっと特集しました。7.は、シャドウズのドラム、ブライアン・ベネットの誕生日(1940.2.9.生)で1曲。 以上、お聴きいただきありがとうございました。次回もよろしく。
2019.02.11
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“Just One Look” by The Hollies 1964 ミシェル・ルグランさんが1月26日、86歳で亡くなりましたね。 「シェルブールの雨傘」と「ロシュフォールの恋人たち」の音楽担当で僕らにはおなじみの人でしたが、少し上の世代には、ジャズピアニストとしての方が馴染み深いのでしょうかね。 グラハム・ナッシュさんが2月2日77歳の誕生日を迎えました。 グラハム・ナッシュのいた頃のホリーズはとても好きでしたが、アメリカに渡ってクロスビー・スティルス&ナッシュを始めた頃は、一体どうしちゃったんだろうと思ったものでした。 主に音楽的なことで色々あったようで、この辺の経緯については、ウィキペディアなどに詳しく書かれているので、そちらを参照していただきたい。 ホリーズデビュー当時の “Just One Look” がいい曲なので、オリジナルのドリス・トロイ Doris Troy) や、そのほかいろんな人のカヴァーものも良く聴きますが、どれも大抵よろしい。 でも、やはり他の真似できないコーラスが身上のホリーズが、僕には一番だ。 こちら↓は、珍しくグラハム・ナッシュが映りっぱなしですよ。この曲ではリードボーカルだしね。 “Just One Look” by The Hollies ********** 2月2日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲は次のとおり。1. Dancin’ the Strand (Maureen Gray) 2. シェルブール雨傘 (Michel Legrand) 3. 風のささやき (ノエル・ハリソン) 4. おもいでの夏 (ミシェル・ルグラン&トゥーツ・シールマンス) 5. 心の愛 (スティービー・ワンダー) 6. Look Out (モンキーズ) 7. Just One Look (ホリーズ) 8. Carry on (Crosby, Stills, Nash & Young) 9. I Can’t Take It (Mary Ann Fisher) リクエスト曲は、5.みどりさん。 6.ミスターコーラさん。リクエストありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&9.は、寒いので元気が出そうな曲を。2~4.は、1月26日に亡くなったミシェル・ルグランを偲んで。7.&8.は、この日がグラハム・ナッシュの誕生日(1942.2.2.生)で。 以上、お聴きいただきありがとうございました。次回もよろしく。
2019.02.07
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“Georgy Girl” by The Seekers 1966 大坂なおみさんグランドスラム2連覇、やりましたね。この勢いでフレンチオープンもウィンブルドンも連覇してもらいたいです。錦織圭くんはさすがに疲れが出ましたかね。でも、彼も今年はかなりランクを上げそうです。楽しみだなあ。 さて、今年も全豪オープンに合わせて、ラジオではオーストラリア特集をやりました。 番組の性質上、毎年同じようなミュージシャンを取り上げることになりますが、今年は女性シンガーに絞って、60年代・70年代・80年代を代表する3名を特集しました。 60年代は、シーカーズ。リードボーカルのジュディスが女性だからいいだろうと、今回も取り上げましたが、結局毎年登場願っています。70年代は、イギリス生まれのオーストラリア育ち、オリビア・ニュートンジョン。そして80年代は何と、カイリー・ミノーグさんですよ。 僕の番組でユーロビートは滅多に聴かれませんので、カイリー・ミノーグというのは大変貴重かもしれません。でも、全豪オープンの行われているメルボルン生まれの彼女を、無視はできません。1988年イギリスにいた時に大ヒットした、あの “I Should Be So Lucky (邦題:ラッキー・ラブ)” をかけてしまいました。 “Georgy Girl” by The Seekers 1966 ********** 1月26日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲は次のとおり。1. 悲しき北風 (カスケーズ) 2. 恋のやまい (Michel Sardou) 3. 故郷へ帰りたい 4. そよ風の誘惑 5. ジョリーン (以上、オリビア・ニュートンジョン) 6. I Should Be So Lucky 7. The Locomotion (カイリー・ミノーグ) 8. I’ll Be True to You (モンキーズ) 9. You Still Believe in Me (ビーチ・ボーイズ) 10. The Carnival Is Over 11. Georgy Girl 12. Danny Boy (以上、シーカーズ) リクエスト曲は、7.みどりさん。 8.ミスターコーラさん。 9.座波ソーメンさん。リクエストありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.は、毎年寒い時期にかける定番曲。2.は、ミシェル・サルドゥーの誕生日で(1947.1.26.生72歳)。オーストラリア特集は、3.~5.と6.&7.と10.~12. 以上、お聴きいただきありがとうございました。次回もよろしく。
2019.01.31
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“Johnny Loves Me” by Shelley Fabares 1962 大坂なおみさんと錦織圭くんが揃ってセカンド・ウィークに突入! もちろんテニスの全豪オープンのことですがな。しかも二人ともベスト8に残りました。 今日の準々決勝の相手は、さすがにどちらも強敵。大坂さんはスビトリーナ、錦織くんはジョコビッチですから、負けてもおかしくないわけで、ぜひ自分の力を存分に発揮していただきたい。それにしても今回は、二人の状態が良いので、大いに期待してしまうのも仕方ないですよね。 『ジョニーエンジェル(Johnny Angel)』でおなじみのシェリー・フェブレーですが、実は “Fabares” の発音は「フェブレー」ではおかしいのではないかと、以前誰かが言っていたような気がして、じっくり英語の表記をみると、確かにカタカナ表記の通りの発音では変だ。 では、なんと発音すれば良いのだろう。素直に読んでみると「フェイべアズ」かな。 などと、いろいろ考えてみたけれど、「フェブレー」とカタカナ表記したのは、実際にはそれに近い発音だからなのではないかという、ごく当たり前のことに気づく。 で、最後の S を発音しないということは、これはフランス語か。つまり元はフランス人かもしれないと思ったら、合点がいった。 つまり、こんな感じかなあ。 フランス人の「ファバレ」さんがアメリカに渡って、米語訛りの英語発音に変わったが、最後の S だけはフランス起源である証としてオミットした。だから「ファブレ」→「フェブレイ」→「フェブレー」と。 で、カタカナ表記「フェブレー」を細かく見てみると「フェ」は「ファ」と表記してもいいんだけれど、米語的に「フェ」にした。「ブ」はアクセントが「フェ」の方にあるので「バ」という強い音にはならないでむしろ「ブ」。「レー」は英語圏の人は母音「エ」で終わるという発音がうまくできなくて「エイ」になってしまうので、本当なら「レイ」だけど、日本語的には「レー」。だから「フェブレー」。 ほら、「ミシン」みたいなもんですよ。元々は “sewing machine” は単語として長すぎるから “machine” だけ切り取って日本人が当時聞こえたように素直に「ミシーン」と呼ぶようになった。そして書くときに「ミシン」となった。これと似てますよね。 ここですごい事実。実は上の「ファバレ」をキーボードで打った時に平仮名の「ふぁばれ」と打つと、なんと!最初に Fabares と出るではないですか! さらに、ネット検索もしてみようかと、ウィキペディアさんの Shelley Fabares のページに飛んでみるとそこには、ちゃんと発音記号が書いてありました。Wiki おそるべし。 しかし、さすがに今のネットは大したもんだなあ。 今日のシェリー・フェブレーはこの曲で。 “Johnny Loves Me” by Shelley Fabares 1962 ********** 1月19日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲は次のとおり。1. Big Star 2. Football Seasons Over 3. He Don’t Love Me (以上、シェリー・フェブレー) 4. 恋する二人 5. And I Love Her 6. Tell Me Why (以上、ビートルズ) 7. Mustang Sally 8. She Ain’t Gonna Do Right (以上、ウィルソン・ピケット) 9. The Night Before 10. I Need You 11. 涙の乗車券 (以上、ビートルズ) 12. ジョニーエンジェル 13. Johnny Loves Me 14. Telephone (Won’t Ring) (以上、シェリー・フェブレー) 今回もすべて穴沢選曲です。1.~3.と12.~14.は、この日が誕生日(1944.1.19.生、75歳)のシェリー・フェブレーの特集。4.~6.と9.~11.は、やはりこの日が誕生日(1932.1.19.生、87歳)のリチャード・レスターが監督したビートルズ映画2本「ヤアヤアヤアとヘルプ」の特集。モーリス・ギブの命日(2003.1.12没)で、ビー・ジーズ特集。7.&8.は、この日が命日(2006.1.19.没)のウィルソン・ピケットの2曲。 以上、お聴きいただきありがとうございました。次回もよろしく。
2019.01.23
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“Winter” by The Rolling Stones 1973 ローリング・ストーンズの「山羊の頭のスープ(Goats Head Soup)」というアルバムは、何しろあの『アンジー(Angie)』の入った名盤だから、その中の『ウインター(Winter)』は耳にしたことがある人も多いでしょう。 寒い冬に、とにかく暖かい所に行きたいと叫んでいるわけだけれど、こういう弱気な歌をあの時代にミックが歌っているのが、なんとなく微笑ましく感じられるのは僕だけだろうか。 そもそも発売当時「山羊の頭のスープ」というアルバム自体が、随分落ち着いたなあと思わせたものだ。「スティッキー・フィンガーズ」以降突っ走っていた感のあるストーンズが、ちょっと休憩しているような感じでね。 アルバムタイトルだけが挑発的なのは、ストーンズらしいといえば言えるかもしれない。とりあえずの悪魔路線維持は、プロモーション的に必要だったということか。 山羊といえば、沖縄では「山羊汁」が有名だけど、僕はまだ山羊を食べたことがない。 その山羊の頭をスープにするだろうか。そういう話は聞いたことがないが。 人によっては「山羊刺し」が臭みがなくて美味しいと言う。馬刺しは普通に食べたし、羊肉もよく食べたから、僕の場合それほど抵抗なく食べられるかもしれないけれど、「はいどうぞ」と出されるまでは自分から食べようという気には、今のところ、なれない。 “Winter” by The Rolling Stones 1973 ********** 1月12日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲は次のとおり。1. 想い出の冬休み (コニー・フランシス) 2. Cold Cold Winter (Jean and The Statesides) 3. Red Chair Fade Away 4. To Love Somebody 5. World 6. Birdie Told Me 7. The Change Is Made (以上、ビー・ジーズ) 8. Winter (ローリングストーンズ) 9. Baby It’s Cold Outside (Brian Setzer Orchestra) 10. Out in the Cold (キャロル・キング) 11. It’s Cold Outside (The Choir) 今回はすべて穴沢選曲です。1.&2.と8.~11.は、寒い日の歌・冬の歌。外気温が23度を超え、暖かい日になってしまいましたが、一応季節は冬ということで。3.~7.は、この日がモーリス・ギブの命日(2003.1.12没)で、ビー・ジーズ特集。 以上、お聴きいただきありがとうございました。
2019.01.16
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“In the Mood” by Glenn Miller 1940 FMラジオは、1940年1月5日にアメリカで実験放送が開始されたと、「ロック・366」に書いてあったので、ちょっと調べてみました。例によって、WIKIPEDIA 英語版のお世話になりました。 正確には、1937年にマサチューセッツ州のパクストンで W1XOJ という局が、放送局としては初めて FCC (Federal Communications Commission) の認可を受けたようです。その後、1940年1月5日に Edwin H. Armstrong が、5つの州の5つの局を結んで、広域ネットワーク放送の実験を行ったので、そのことが「ロック・366」には書かれていたんですね。 それにしても1940年って、太平洋戦争開始の1年前、俗にいうところの戦前のことですからねえ。 我が国では、JOAK-FM (NHK東京のFM局) が1957年12月に実験局として放送開始して、69年3月に本格的に全国放送がスタート。そして、あの懐かしの FM東海は1958年から1970年まで実験放送して、その後 FM東京になったという歴史があるわけですが、普通に僕らがFMを聴くようになったのは、やはりNHK-FMとFM東京が本放送を始めた頃でしたね。 初めて買ったステレオのレシーバーにFMバンドがあって、まだFM東海では「望星高校講座」をやっていたし、夜中に「ジェットストリーム」をワクワクしながら聴いたものでした。 今では全国に、いわゆるコミュニティーFMと呼ばれるミニFM局がたくさんできて、我が「fmたまん」もその一つということになりますが、ネットラジオが今の勢いで普及したら、いずれ全国放送に限らずミニFM局もお役御免になる日は訪れるのかもしれませんね。 1940年の全米ヒットチャートを見たら、何と、グレン・ミラーがベスト20に8曲も入っていました。 Songs from the Year 1940 “In the Mood” by Glenn Miller 1940 ********** 1月5日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲は次のとおり。1. Aquarius/Let the Sunshine in (The Fifth Dimension) 2. In the Mood (グレン・ミラー) 3. When You Wish upon a Star (クリフ・エドワーズ) 4. Say Si Si (アンドリューズ・シスターズ) 5. Whispering Grass (The Ink Spots) 6. ロコ・モーション (グランド・ファンク) 7. ワイルドで行こう (ステッペン・ウルフ) 8. Goodbye (Mary Hopkin) リクエスト曲は、6.シュガーさん。7.座波ソーメンさん。8.ミスターコーラさん。以上、ありがとうございました (8.は、前回フルコーラスでかけられなかったので、今回はフルでかけました)。 上記以外は穴沢選曲です。1.は、この日がダイアン・キートンの誕生日で。1946.1.5.生(73歳)。彼女のデビューはミュージカル「ヘアー」だったので。2.~5.は1940年のヒット曲。 以上、ありがとうございました。
2019.01.10
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“Keep Your Hands off My Baby” by Little Eva 1962 2018年のラジオも12月29日に無事終えて、気がつけばもう新年3日です。 みなさん、旧年中は大変おせわになりました。今年もどうぞよろしくお願いします。 さて、今年の抱負はというと、今のところこれといって特にないですが、去年あまりドラムを叩かなかったので、今年はもう少し機会を増やそうかなと思っています。 首やら肩やら腕やらあちこちが痛む今日この頃ですが、少し体も動かさないとね。 何か目標を立てて、それに向かって邁進するというような生き方をして来なかったせいか、新年でもボーッとしてしまいます。こんな性格を直すといっても難しいですが、せめて去年あまりできなかった演奏を、今年はもう少しやりたいなと思うので、これを今年は目指そうかなと思った次第です。 マーシー・ブレーンの『ボビーに首ったけ』が流行ったのは僕が中学1年生のことだったんですね。アメリカのチャートで12月の終わりにNo.2になっていて、日本語でカヴァーしたものは’63年にヒットしているので、中1の正月くらいからよく聴いたっていうことなんでしょうね。 ちょうどこの時のチャートの12位に、リトル・エヴァの “Keep Your Hands off My Baby” が入っています。 こちらの方は当時全く聴いた覚えがなく、ビートルズの BBC Live のアルバムでジョンが歌っていたのを聴いて、どこかで聴いたことがあるなあと思って調べたら、この曲だった。以降はオリジナルの音源も手に入れてよく聴くようになったけど、当時誰か日本語の歌詞を付けてカヴァーしたら、きっと流行っただろうにねえ。何しろ Goffin/King の名曲だからね。 同じチャートの17位にはクッキーズの “Chains” が入っているし、ビートルズはなかなかやるなあと改めて思いましたね。 “Keep Your Hands off My Baby” by Little Eva 1962 “Keep Your Hands off My Baby” by the Beatles 1963 ********** 2018年最後、12月29日の穴沢ジョージの “Good Old Music” は、ゲストを招いての拡大版でお届けしました。オンエア曲は次のとおり。1. As Tears Go by 2. What Have They Done to the Rain (以上、マリアンヌ・フェイスフル) 3. #17 Chains (The Cookies) 4. #12 Keep Your Hands off My Baby (リトル・エヴァ) 5. #9 Zip A Dee Doo Dah (Bob B. Soxx & the Blue Jeans) 6. #7 You Are My Sunshine (Ray Charles) 7. Papa Don’t Preach (マドンナ) 8. アウヘア・クウ・レイ・プア・ボニータ (ヒロ青戸) 9.君住む街角 (ヴィック・ダモン) 10. Love Me Tonight (トム・ジョーンズ) 11. 太陽のかけら (サウンドトラック) 12. #5 Big Girls Don’t Cry (The Four Seasons) 13. #4 Go Away Little Girl (スティーブ・ローレンス) 14. #3 ボビーに首ったけ (マーシー・ブレーン) 15. #2 リンボー・ロック (チャビー・チェッカー) 16. #1 Telstar (The Tornados) 17. Goodbye (Mary Hopkin) ゲストの Keimo & The Wave の皆さんに思い出の曲を1曲ずつリクエストしていただきました。因みに、Keimo & The Wave は僕がメンバーに入っているバンドです。リクエスト曲は、7.ピアノのゆうこさん。高校時代よく踊った曲。8.ギターの JinJin さん。今一押しのハワイアン。9.ボーカルのリーさん。亡きご主人がよく歌った歌。10.ボーカルのヨーさん。プレスリー派ではなくトム・ジョーンズ派だった。11. Keimo さん。昔初めてバンドで演奏した曲。以上、ありがとうございました。 通常のリクエストは、17.ミスターコーラさん。2018年最後の曲にふさわしい曲でしたね。リクエストありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.&2.は、この日がマリアンヌ・フェイスフルの誕生日だったので。1946.12.29生(72歳)。残りは1962年12月29日付 Bilboard Hot 100 の上位20曲の中から選んでかけました (3.~6.と12.~16.)。曲名の前の数字が当日の順位。 以上、ありがとうございました。
2019.01.03
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“My Christmas Tree” by The Supremes 1965 大晦日恒例のNHK紅白歌合戦をちゃんと見たのは、中学生の頃までだった。高校に入ってからは、バカバカしくなって、真剣に見た記憶が無い。 だから、近頃の紅白歌合戦がどんなものなのか、ほとんどわからない。 それでも、子供の頃の記憶を辿ると、まず紅組白組のキャプテンがジャンケンをして、先行後攻を決め、後半からは先攻と後攻が入れ替わるというものだった気がする。 上記のことを踏まえて、今回のラジオでは2時間枠をいただいて「クリスマスソング紅白歌合戦」をやらせてもらった。 前半12曲、後半10曲 、プラス最後に「お正月」の代わりに “Happy Christmas” をみんなで合唱 (のつもり)。という全23曲をフルバージョンでかけました。 でもね、全然足りません。そう。時間がね。 もっともっと聴いてもらいたいクリスマスソングがあったのに・・・と思いながら、来年も同じ企画でやりたいなどと、鬼に笑われそうなことを考えてしまいました。 楽しいクリスマスを! シュープリームスの “My Christmas Tree” は、結構好きなクリスマスをングだけれど、“Up UP and Away” や「恋のフェニックス」を作曲した Jimmy Webb (ジミー・ウェブ) の記念すべき第1作だったということを、最近知った。 ジミーが作っただけにハデではないですが、良い歌ですよ。 “My Christmas Tree” by The Supremes 1965 ********** 12月22日の穴沢ジョージの “Good Old Music” オンエア曲です。因みに12時55分までの拡大版で、「クリスマスソング紅白歌合戦」をやりました。<前半>1. Jingle Bell Rock [小野リサ] 2. Frosty the Snowman [Leon Redbone feat.Dr. John] 3. Angels We Have Heard on High [Ella Fitzgerald] 4. Christmas Wishes [The New Christy Minstrels] 5. My Christmas Tree [The Supremes] 6. Jingle Bells [Wilson Pickett] 7. Rocking’ Around the Christmas Tree [Brenda Lee] 8. Christmas in New Orleans [Louis Armstrong] 9. The First Snowfall / Let It Snow [カーペンターズ] 10. Hey Santa Claus [The Moonglows] 11. Silent Night [Mary Wells] 12. Adeste Fideles (O Come All Ye Faithful) [パット・ブーン] <後半> 1. Christmas (Baby Please Come Home) [U2] 2. Santa Baby [マドンナ] 3. Merry Christmas Everyone [Shakin’ Stevens] 4. Santa Claus Is Coming to Town [Björn Again] 5. Presents for Christmas [Solomon Burke] 6. Gee Witz, It’s Christmas [カーラ・トーマス] 7. Have Yourself a Merry Little Christmas [山下達郎] 8. The Christmas Song [竹内まりや] 9. Please Come Home for Christmas [イーグルス] 10. White Christmas [Darlene Love] 11. Happy Christmas (War Is Over) [John Lennon & Yoko Ono] リクエスト曲は、<前半>7.座波ソーメンさん。9.ミスターコーラさん。リクエストありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。リクエスト曲も含めて全部クリスマスソングです。1.は、前回最後にかけたんですが、時間が足りずに途中で切れてしまいました。それで、ぜひフルバージョンで聴いていただきたくて、1曲目にかけました。大トリの<後半>11.だけは、紅組白組関係無く、出場者全員で歌っていただいたつもりでお届けしました。 以上、ハッピー・クリスマス!
2018.12.24
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“Pretty Paper” by Roy Orbison 1966 クリスマスソングを集めているうちに、いつのまにか CD が80枚を超えていた。 さすがにこれは多過ぎるだろう。 もちろん中にはどうでも良いようなものもあるけれど、たった1曲のために重複しまくっているコンピを買ったりすることもあったから、増えすぎたのも自業自得。せいぜいどんどん聴いてやることが、CD にとっても自分にとってもよろしかろうと。 そんな風に思うことは思うのだけれど、ここ数年はクリスマスソングを聴く期間がどんどん短くなっている気がする。 12月になっても最低気温は15度を下回らないようなところに住んでいれば、仕方ないかね。 ロイ・オービソンのクリスマスソングって、“Pretty Paper (プリティ・ペイパー)” 以外に聴いたことがないなあ。・・・と思っているところに、尻焼原人さんからこの曲のリクエストが来ました。もちろん、即採用。15日にかけましたよ。 66年と81年のベスト盤に入っている曲だけれど、66年の方はライブ録音で、冒頭に「まだリリースされていないけれど、4週間か5週間後には出ます」と言って歌い始めるので、リリースは66年だったということでしょうか。 歌詞はなかなか良いですね。クリスマス用の包装紙とリボンがなぜ「ブルー」なのか、歌詞を読んでみれば納得できるはず。 この歌がウィリー・ネルソンの作ったもので、のちに (79年) セルフ・カヴァーしているのを今回初めて YouTube で聴かせてもらいました。 クリスマスの季節、社会的弱者に少しは目を向けてもよろしいのではないでしょうかねえ。世の富裕層の皆さん。 “Pretty Paper” by Roy Orbison 1966 “Pretty Paper” by Willie Nelson 1979 ********** 12月15日の穴沢ジョージの “Good Old Music” オンエア曲です。1. The Bells of St. Mary’s (Bob B. Sox & the Blue Jeans) 2. Pretty Paper (Roy Orbison) 3. Suzie Q (CCR) 4. You Keep Me Hanging on (ヴァニラ・ファッジ) 5. Because 6. Cats Us If You Can 7. I’ll Be Yours 8. Good-bye My Friends (デーブクラーク・ファイブ) 9. Jingle Bell Rock (小野リサ) リクエスト曲は、1.ミスターコーラさん。2.尻焼原人さん。3.座波ソーメンさん。リクエストありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。4.はこの日がカーマイン・アピスの誕生日で(1946.12.15生)。5.~8.はデーブ・クラークの誕生日で(1939.12.8生,79歳)。Happy Birthday! ご両人!9.はエンディングの Xmas Song のつもりでしたが、尻切れになってしまったので、次週もう一度フルでかけ直します。 以上、次回もよろしく。
2018.12.20
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“It Won’t Be Long” by The Beatles 1963 お昼のニュース、11時半からのJNNは、トップが何と!あおり運転裁判でした。 そんなもんなんだな。あおり運転裁判の判決と辺野古土砂投入を同じ日のほぼ同じ時間にぶつけてきた政府のやり方に、メディアが忖度したっていうことなんでしょうかね。 それとも「どうせ沖縄の基地のことよりも、あおり運転の方が視聴者が喜ぶだろう」と考えたんでしょうか。 しかし、NHKは土砂投入をトップに持ってきた。これはそれなりに評価すべきか。 安倍政権、沖縄に寄り添うなどとかっこいいこと言っておきながら、結局はいじめですわ。 もうそろそろどうにかしないと、この国は間違いなく沈んでしまいますよ。 今年も、12月8日がやってきました。 前にも書いたけれど、ガンジー、キング牧師の非暴力直接行動の流れの中にジョンもいたと思う。 これは今の沖縄のキャンプ・シュワブ・ゲート前の抗議行動にも受け継がれている。 でも、気をつけねば、ガンジーもキング牧師もジョンも、皆暗殺されている。非暴力直接行動は世界を変えるけれど、銃を持った権力がつぶしにかかるからね。 “It Won’t Be Long” by The Beatles 1963 ********** 12月8日の穴沢ジョージの “Good Old Music” オンエア曲です。1. We Are the World (USA for Africa) 2. For Your Precious Love (The Impressions) 3. Moon River (Jerry Butler) 4. Anna 5. It Won’t Be Long 6. It’s Only Love (以上、ビートルズ) 7. Mind Games (John Lennon) 8. In My Life (Q. いしかわ) 9. Imagine (Ray Charles) 10. Sleigh Ride (ロネッツ) リクエスト曲は、1.みーつさん。リクエストありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。2.&3.はこの日が Jerry Butler の誕生日で。1939.12.8生、79歳。4.~9.は12月8日なのでジョン・レノン特集。10.は今日のクリスマスソング。 以上、次回もよろしく。
2018.12.15
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“Winter Wonderland” by Darlene Love 1963 ここ二、三日暑い日が続いています。 今日 (正確には昨日) 4日は最高気温が28度を超えたらしい。3日に27.5度になって、これが観測史上12月としては記録だったので、それをさらに超えてしまったことになる。 夕方からはかなりな雨が降り雷も鳴って、まるで梅雨のようだった。 結局、久しぶりにエアコンのお世話になったというわけ。 沖縄の気候には随分慣れたつもりだったけれど、こういう異常気象はやはり体に堪える。 せめて平年並みに徐々に冬に向かって寒くなっていってほしいけど、こればっかりはねえ、僕が決めることもできないので、体調管理に気をつけて過ごすしかありませんね。 こちらに来てから、クリスマスソングが聞こえてもおかしくないというシチュエイションになかなか遭遇しませんが、今年はさらに望めそうにありませんね。 などと言いながら、結局は12月になった途端にクリスマスソングなど聴いております。 まずは何と言ってもフィル・スペクターからですかね。 “Winter Wonderland” by Darlene Love 1963 ********** 12月1日の穴沢ジョージの “Good Old Music” オンエア曲です。1. Winter Wonderland (Darlene Love) 2. When a Man Loves a Woman (ベット・ミドラー) 3. Alone Again 4. Clair (以上、ギルバート・オサリバン) 5. The End of the World (カーペンターズ) 6. カリフォルニアの青い空 (アルバート・ハモンド) 7. California (シルビー・バルタン) 8. You Better Move on 9. Look What You’ve Done 10. As Tears Go by (以上、ローリング・ストーンズ) 11. Remember December (The Paper Dolls) リクエスト曲は、5.ミスターコーラさん。6.シュガーさん。リクエストありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.は12月に入ったので、恒例のクリスマスソングを。2.ベット・ミドラー 誕生日。1945.12.1生、73歳。3.&4.はギルバート・オサリバンの誕生日。1946.12.1生、72歳。6.&7.はカリフォルニアの歌。山火事とその後の大雨お見舞い。8.~10.は、12月ということでストーンズのアルバム “December’s Children” から僕の好きなの歌3曲。11.は、タイトルに December の入った曲。 以上です。今回もありがとうございました。次回もよろしく。
2018.12.05
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“Ain’t She Sweet (いい娘じゃないか)” by The Beatles 1961 11月24日はピート・ベストが77歳の誕生日でした。またフレディ・マーキュリーの命日だったので、この二人にちなんだ特集をラジオでやりましたが、クイーンの方は今まで一度もかけたことがなかったので、とりあえず1曲だけ『キラー・クイーン』をかけました。 ところが、このところ映画『ボヘミアン・ラプソディ』がヒットしていて、そのことを話しているうちに、フレディの命日だということを伝えるのを忘れてしまうという大失態を演じてしまいました。 ピート・ベストが5人目のビートルズという言われ方をされることがありますよね。確かに、リンゴと交代するまでの最初期のビートルズメンバーだったわけで、その意味では重要な存在でしたね。 僕らがピート・ベストで一番印象に残っているのは、初期にキャバーンで演奏しているビートルズの写真ですね。服装は全員革ジャン・革パンツですが、ピート・ベスト以外はすでにマッシュルーム・カットっぽいモップヘアーなのに、彼だけがリーゼントで、もろロックンローラーな風情でした。 すでにリンゴ・スターが叩いている写真を普通に見ていたせいもあって、この写真のピート・ベストはまさに「浮いているなあ」という印象でした。 5人目のビートルズはジョージ・マーチンだろうとか、スチュアート・サトクリフだとか、いや、やっぱりピート・ベストだなどと、色々言われるけれど、つまり4人グループに5人目は存在しないのだから、その都度流動的で良いのかもしれない。 ピート・ベスト77歳の誕生日に際して、そんなことを考えていました。 “Ain’t She Sweet (いい娘じゃないか)” by The Beatles 1961 ********** 11月24日の穴沢ジョージの “Good Old Music” オンエア曲です。1. Ain’t She Sweet 2. Cry for a Shadow (以上、ビートルズ) 3. キラー・クイーン (クイーン) 4. 可愛いあの娘 (ニール・セダカ) 5. 君の友達 (ジェームス・テイラー) 6. Words of Love (バディー・ホリー) 7. My Bonnie 8. Why (トニー・シェリダン&ビートルズ) 9. Get a Job (シルエッツ) 10. ワークソング (ハーブ・アルパートとティファナブラス) 11. The Working Man (CCR) 12. Tiny Bubbles (コニー・フランシス) リクエスト曲は、3.杏さん。4.座波ソーメンさん。5.糸満のワーナーさん。6.ミスターコーラさん。リクエストありがとうございました。3.はフレディー・マーキュリーの命日で。 1991.11.24没,享年45。9.~11.は前日の勤労感謝の日に因んで。労働・仕事の歌。12.は、1997年のこの日が、山一證券経営破綻の日だったので。なんとなく「バブル」という単語が頭から離れなくて。 以上、お聴きいただきありがとうございました。次回もよろしく。
2018.11.28
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“California Dreamin’(夢のカリフォルニア)” by The Mamas and The Papas 1965 11月8日に始まったカリフォルニアの山火事は、前代未聞の規模で、22日現在「死者は80人を超え、行方不明者は1000人以上に及んだ(CNET News)」という。今なお燃え続けている。 冬でも比較的温暖な気候の住み易いはずのこの州での惨事は、今回だけのことでは無い。とにかく火事は発生しやすい地域でもあるのだ。そして地球規模での気候変動の影響もかなりあるようだ。 消火活動に当たっている消防士が「とにかく高温で燃えているのでコンクリートでも燃えてしまう」と話していた。人間も含む動植物なんか一瞬で焦げて無くなってしまうんだろうなあ。実に恐ろしい。 改めてカリフォルニアにお見舞い申し上げたい。 こういう天災にどう対処して行くのかが、これからの人類の最大の課題でしょう。 抑止力の名を借りて軍拡競争なんてしている場合じゃ無いぞ。原発再稼働なんてやってる場合か。わかってるのか、お前ら。 ********** 報告が遅くなってしまいましたが、11月17日の穴沢ジョージの “Good Old Music” オンエア曲です。1. 十番街の殺人 (ベンチャーズ) 2. 霧のカレリア (スプートニクス) 3. 悲しき悪魔 4. キューティ・パイ (以上、内田裕也) 5. Tura Lura Lurai (The Band with Van Morrison) 6. I Shall Be Released (The Band with Bob Dylan and Others) 7. 花のサンフランシスコ (スコット・マッケンジー) 8. 夢のカリフォルニア (ママズ・アンド・パパス) 9. California Here I Come (Ray Charles) 10. Someone to Watch Over Me 11. Mean to Me (The Platters) 12. Anyone But You (Ruth Brown) リクエスト曲は、7.シュガーさん。リクエストありがとうございました。 上記以外は 穴沢選曲です。1.&2.は、この季節によく聴いたエレキサウンド。3.&4.は、11月17日が内田裕也の誕生日だったので。1939.11.17生(79歳)。5.&6.は映画監督マーチン・スコセッシの誕生日(1942.11.17生,76歳)で、彼の監督によるザ・バンドの解散コンサート “Last Waltz” から。7.~9.は、大火に見舞われているカリフォルニアに想いを馳せての選曲。10.&11.は初期プラターズの、女性がリードヴォーカルをとった曲。12.はルース・ブラウンがこの日命日で。2006.11.17.没。 以上です。お聴きいただきありがとうございました。次回もよろしく。
2018.11.24
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“Here’s to You (勝利への讃歌)” by Joan Baez 1971 映画音楽の巨匠、フランシス・レイさんが11月7日に亡くなりました。86歳でした。 11月10日がエンニオ・モリコーネさんの90歳の誕生日で、ラジオで何曲かかけようと思っていた矢先の訃報で、急遽「プチ映画音楽特集」をやりました。 男と女、パリのめぐり逢い、個人教授、白い恋人たち、雨の訪問者、ある愛の詩・・・。フランシス・レイの音楽はどれも印象的で、映画と切っても切れない存在でしたね。 ご冥福をお祈りします。 そういえば、エンニオ・モリコーネさん、僕らの若い頃はエンリオ・モリコーネって呼んでましたよね。どこ見てもエンリオって書いてあったし、ラジオでもそう言ってました。 でも、正しくは Ennio なので、いつの間にか訂正されていたんですね。随分長い間間違えて覚えていましたよ。 ********** 結構大手の部類に入ると思われる眼鏡チェーン店で、メガネを新調しました。 あの眼鏡○場ですよ。 紛らわしいことに沖縄にはメガネ1番というチェーン店があって、発音はかなり近いですよね。市場と1番。 老眼鏡の方ではなく、普段使いの眼鏡ですが、常にかけていなくてはならないというほど目が悪いわけでもないけれど、持っていると場合によっては都合が良いという程度。 初めて作ったのが8年前で、6~7メートルくらいの距離が少しぼやける感じがして、とても不安になり、眼鏡○場に駆け込んだら、遠視の眼鏡が必要と言われたんですよね。 その時作ったものが随分傷だらけになったので、今回の新調と相成ったわけです。 デザインは今までのと同じものがいいかと思っていたんですが、もう作っていないということで、店内を探しまくったんですが、なかなか気に入ったのが見つからない。 それで、なんとなく隅の方に地味なデザインの眼鏡が並んでいるのに気づいて、そばに行ってみたら、「文豪なんとか・・・」って書いてある。しかも、大正昭和の有名作家の名前が。 太宰治、芥川龍之介、中島敦、坂口安吾、国木田独歩、そしてそこには織田作之助の名前も見える。全部でどれくらいあったか正確には覚えていませんが、後2つくらいはあったような。 「文豪なんとか・・・」は、正確には「文豪ストレイドッグス」でした。 それで結果はみなさんのご推察の通り、織田作之助を買いました。 ↓眼鏡とケース、オマケの眼鏡拭きです。 「文豪ストレイドッグス」という漫画があったことを僕は全く知らなかったので、別に抵抗なく買えましたけど、あとでちょっとアニメを見たら、結構若者向けでした。でも、メガネは地味なもんです。当然。 映画「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」コラボメガネ 【迷ヰ犬達ノ眼鏡】 ********** 11月10日の穴沢ジョージの “Good Old Music” オンエア曲です。1. さすらいの口笛 (エンニオ・モリコーネ) 2. 勝利への讃歌 (ジョーン・バエズ) 3. ある愛の詩 (アラン・ドブレー楽団) 4. Paris Les Autres (フランシス・レイ) 5. Hold My Hand 6. With a Girl Like You 7. Cheese and Onions (The Rutles) 8. Cone and Get It (Bad Finger) 9. Laughing (David Crosby) 10. 恋はみずいろ (ヴィッキー) 11. ダンス天国 (The Walker Brothers) 12. 孤独の世界 (P.F. スローン) リクエスト曲は、9.ミスターコーラさん。10.シュガーさん。リクエストありがとうございました。 上記以外は 穴沢選曲です。1.&2.は、この日がエンニオ・モリコーネの誕生日で。1928.11.10生(90歳)。1.は夕陽のガンマン、2.は死刑台のメロディーのテーマ曲。3.&4.は、11月7日に亡くなったフランシス・レイの追悼で。 5.~7.は、テレビ映画 “All You Need Is Cash” よりラトルズの名曲3連発。8.は映画「マジック・クリスチャン」のテーマ。11.&12.は学園祭シーズンに思い出す曲。 以上です。お聴きいただきありがとうございました。次回もよろしく。
2018.11.14
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“Book of Love” by The Monotones 1958 僕は誕生日が11月3日で、その前後1週間ずつ合わせて2週間が読書週間です。 しかし、本当に本を読まなくなってしまった。 もともと多読・乱読・速読ができない方で、どちらかといえば、今では読書は苦手分野ですかね。若い頃は結構読んだとは思うけど。 ハヤカワミステリーって、新書よりちょっとだけ丈が長かったような気がするけど、あれは錯覚だったのかなあ。 創元推理文庫には随分前から SF のジャンルがあったけど、ハヤカワミステリーに SF マークがつくようになったのは結構後の方でしたか。 ハヤカワも文庫を出すようになった頃から、その辺のものをあまり読まなくなってしまった。 ある作家に凝って、しばらくその作家ばかり読んでいた、なんていうこともあった。いや、その方が普通だったかもしれない。 詩には一時期ハマった。でも、現代詩の難しいやつが面倒になって、いつの間にか遠ざかってしまった。 やはり、文学青年ではなかったんだなあ。 などと考えてみながら、今ちょっと本が読みたくなっている。 少し前のことだけれど、青空文庫を覗いてみた。とにかくその作品数の多さに驚いた。で、昔読みたかった短編などを読んでみる。いやあ、これは便利だわ。 けど、ちょっと待てよ。流石に本でないとどうにもならない点も多いなあ。それでも、ちょっと資料として探してみたり、本を買うまでもなく少しだけ読んでみたい時とか、便利さはこの上ない。使いようですね。 さてと、何から読もうかしら。 “Book of Love” by The Monotones 1958 ********** 11月3日の穴沢ジョージの “Good Old Music” オンエア曲です。1. いつも心に太陽を (ルル) 2. Book of Love (The Monotones) 3. That’s What the Good Book Says (Bobby Nunn with the Robins) 4. My Colouring Book (ダスティ・スプリングフィールド) 5. Cheesecake (ルイ・アームストロング) 6. ほほにかかる涙 (ボビー・ソロ) 7. If I Needed Someone (ビートルズ) 8. Someone (トム・ジョーンズ) 9. That Lucky Old Sun (レイ・チャールズ) 10. I Want a Boy for My Birthday (The Cookies) 11. Happy Happy Birthday Baby (The Tune Weavers) リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.シュガーさん。7.ミスターコーラさん。8.なんくるタイムの洋子さん。リクエストありがとうございました。 上記以外は 穴沢選曲です。1.は、この日がルルの誕生日でした。1948.11.3生(70歳)。2.~4.は、読書週間にちなんで本の歌を。 8.&9.は、僕が生まれた日に一番近い1949年11月5日付の Cash Box Top 40 の #3 と #1。どちらも60年代のカヴァーですが。10.&11.は誕生日の曲をお届けしました。 以上、お聴きいただきありがとうございました。次回もよろしく。
2018.11.09
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“Teddy” by Connie Francis 1960 コニー・フランシスのスロー・バラードで一番好きなのが『フランキー (Frankie)』だというのは、前にも何度か書いたと思うので、改めてここで書くつもりはないけれど、同時期の『テディー (Teddy)』も『フランキー』につぐくらいの出来なのではないでしょうか。 両者の共通点は、男の子の名前をタイトルにしているところですが、フランキーが別れた彼で、今でも好きという内容。テディーの方は今の彼で、とても彼のことを好きだという歌詞になっています。フランキー (Frankie) はフランシス (Francis) の、テディー (Teddy) がセオドア (Theodore) や エドワード(Eward) の愛称なのはわかりますよね。 それで、10月27日は、テディベアの元になった米26代大統領 Theodore “Teddy” Roosevelt (セオドア・テディ・ルーズベルト) の誕生日でして、この日を「テディベアズ・デー」と日本テディベア協会が決めたらしい。 テディベア発祥の地イギリスではどうなのかなあと調べたら、どうやら9月9日が “National Teddy Bear Day” のようだ。 https://www.daysoftheyear.com/days/teddy-bear-day/ “Teddy” by Connie Francis 1960 ********** 10月27日の穴沢ジョージの “Good Old Music” オンエア曲です。1. Teddy Bear (エルブス・プレスリー) 2. To Know Him Is to Love Him 3. Unchained Melody 4. Little Things Mean a Lot (以上、The Teddy Bears) 5. Lisa Says (The Velvet Underground) 6. Can You Tell (Margo Guryan) 7. Teddy (コニー・フランシス) 8. Venus in Blue Jeans (Jimmy Clanton) 9. Tammy 10. Oh, Why 11. If I Give My Heart to You (以上、The Teddy Bears) リクエスト曲は、6.ミスター・コーラさん。リクエストありがとうございました。 上記以外は 穴沢選曲です。5.は、この日がルー・リードの命日で。2013.10/27没(享年71)。8.は、1962年の10月27日付ビルボード Hot 100 の中から大好きなこの曲を。 また、10月27日が、テディベアズ・デーということで、タイトルに Teddy の入った曲、1.&7.を。2.~4.と9.~11.はその名も The Teddy Bears の特集をお届けしました。 以上、お聴きいただきありがとうございました。次回もどうぞよろしく。
2018.11.02
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“And I Love Her” by The Beatles 1964“アンド・アイ・ラブ・ハー” HIS 1991 Wikipedia の10月20日の記念日・年中行事の項目より引用します。 ・リサイクルの日(日本)「ひとまわり」(10) &「ふたまわり」(20) にちなんで日本リサイクルネットワーク会議が1990年に設定。 だそうです。 それで、歌の場合「リサイクル」は、いわゆるカヴァーのことだろうかと思った。 「リバイバル」という言葉も一時期流行ったけれど、これは同じ歌がそのまま復活するときに使ったので、「リサイクル」とは若干違うなあと思った。 ただ、カヴァーの場合、「リユース」という方が正しいかもしれないなあ。 例えば、昔はコーラやサイダーの瓶はリユースしたもんだ。いまでもビールなんかリユースですよね。外側つまり瓶は残しておいて中身だけ入れ替える。 あ、でもこれだと、中身は同じものが入るのだからむしろ「リバイバル」の方が近いでしょうか。 なんだかよくわからなくなってきましたが、結局、歌はいろんな人にカヴァーされて再生するので、まあ「リサイクル」されるんだなということでよろしいでしょうか。 こんなん↓も「リサイクル」ですかね。 “And I Love Her” by The Beatles 1964 “アンド・アイ・ラブ・ハー” HIS 1991 “アンド・アイ・ラブ・ハー” SMI [Live] ********** 10月20日の穴沢ジョージの “Good Old Music” オンエア曲です。1. Let’s Have a Party (ワンダ・ジャクソン) 2. ボーイ・ハント (コニー・フランシス) 3. ボーイ・ハント (トレイシー・ウルマン) 4. セシリア (サイモンとガーファンクル) 5. セシリア (ジョー・ダッサン) 6. And I Love Her (ビートルズ) 7. アンド・アイ・ラブ・ハー (HIS) 8. そよ風に乗って (マージョリー・ノエル) 9. そよ風に乗って (竹内まりや) 10. He’s a Rebel (クリスタルズ) 11. He’s a Rebel (ヘレン・シャピロ) 12. Bad Boy (The Jive Bombers) 13. Did You Miss Me {ワンダ・ジャクソン) リクエスト曲は、10.&11.ミスター・コーラさん。12.尻焼原人さん。リクエストありがとうございました。 上記以外は 穴沢選曲です。1.&13.は、この日が誕生日。ワンダ・ジャクソン(1937.10.13生)、Happy Birthday ! また、10月20日は、リサイクルの日ということで、カヴァー曲をオリジナルオリジナルと合わせて。2.~11.でお届けしました。 以上、お聴きいただきありがとうございました。次回もよろしく。
2018.10.24
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“Hier Encore” by Charles Aznavour 1964“Yesterday When I Was Young” Dusty Springfield 1969 シャルル・アズナブールはボブ・ディランに似ている。 ・・・なんていったら、「はあ?」って思われそうですが、ある時彼の『帰り来ぬ青春』を聴いていて、ふと、ディランの若い頃の歌い方みたいだなあと、思ったんですよね。 それで、アズナブールは、特に若い頃はディランみたいな歌い方で、フランスのボブ・ディランと呼んでもおかしくないし、二人の、メロディーを無視したようなつぶやくような歌い方の曲を、普通に譜面に起こしてしっかり歌ったら、実に美しいメロディーの曲が出来上がる。その一例が、ディランの場合、『風に吹かれて』をPPMが歌うとああいう感じになって、アズナブールの場合、『帰り来ぬ青春』を例えばダスティ・スプリングフィールドが歌うと、あんな風になると、番組で説明したんです。 それで、僕がそう思ったのはたまたま個人の感想にすぎないかと、この話はこれで終わるところだったんですが、一応念のため、同じようなことを考えている人間がいるかもしれないと、「アズナブール ディラン」でネット検索してみたら、あらら・・・。 知らない事実が次々と。 あるインタビューで「アズナヴールのファンになったのは62年だった。きっかけは映画の『ピアニストを撃て』だった。あの映画は何度も観た。63年に彼がカーネギーホールでコンサートを開いたときは、並んでチケットを買った。長い行列ができたが、先頭は俺だった」と語ったとか、Wikipedia には「ボブ・ディランは1998年の世界ツアーで、シャルルの『Les Bons Moments (The Times We've Known)』を取り上げた」などと出てくるではないか。 なるほど、ディランがアズナブールに似た歌い方なのは、偶然とかではなく、ディランのアズナブールに対する憧れからだったのかと合点が行ったような次第です。 ディラン節はアズナブール節が元祖だったとは。 ああ、まだまだ知らないことだらけだ。 そうだ、いつか幻泉館主人さんがずっとディランのこと書いていたけど、多分アズナブール とのことも出てきたかもしれないなあ。あとで見てみよう。 “Hier Encore” by Charles Aznavour 1964 “Yesterday When I Was Young” Dusty Springfield 1969 ********** 10月13日の穴沢ジョージの “Good Old Music” オンエア曲です。1. Sweet Talking Guy (シフォンズ) 2. Out of Time (クリス・ファーロー) 3. Question ’67 & ’68 (シカゴ) 4. 早くうちに帰りたい (サイモンとガーファンクル) 5. Nowhere Man (ビートルズ) 6. Burning Bridges (Jack Scott) 7. 帰り来ぬ青春[仏語] (シャルル・アズナブール ) 8. 帰り来ぬ青春[英語] (ダスティ・スプリングフィールド) 9. Walking in the Sand (Shangri-Las) 10. Welcome Home Baby (シレルズ) リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.ミスター・コーラさん。7.ウィンカー・ダッソーネさん。リクエストありがとうございました。 上記以外は 穴沢選曲です。1.9.&10.は、元気の出るガールグループの曲を。2.~4.誕生日特集。クリス・ファーロー(1940.10.13生)、シカゴのピアニスト&ボーカルのロバート・ラムさん(1944.10.13生)、ポール・サイモンさん(1941.10.13生)、Happy Birthday ! また、7.&8.は、アズナブール 追悼としての意味も込めて、仏語・英語でお届けしました。 以上、お聴きいただきありがとうございました。次回もよろしく。
2018.10.20
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