Hobby the world?

Hobby the world?

染話



嘲笑う女神の使徒たち

終わり無き戦いの連鎖

鎖が断ち切れるのはいつの日か

両者は、決して相容れず

両者の間には光と闇があり

光は異邦に近く

闇は女神に近く

光は闇を

闇は光を

それぞれの末端を引き込もうとし

それぞれの先端は全てを破壊しようとする

遂に光と闇に審判を告げるモノが生まれた

光にも闇にも属さぬ、只一つの種族

審判者は、異邦と女神の監視者

故に審判者は、光と闇に審判を下す権利を持つ

審判者が審判を下そうとした時

光は、異邦の手下に

闇は、女神の手下になっていた

世界を創った神は嘆いた

『私は何と愚かな世界を創ったのか』と

神は、審判者に神意を伝えた

審判者は答えを導き出した

『世界が愚かなのであれば、一度壊してしまおう

そして、新たに世界を創り直そう』

審判者は、まず光と闇に名を付けた

光を【AIDA】

闇を【八相】と

『両者がいがみ合うのであれば、すればいい

勝利したモノには地位を与えよう』

審判者は、そう告げた

それにより、AIDAと八相の闘いが始まった

AIDAは、人間に取り憑き操り

八相は、人間の中に居座り、開眼するまで時を待った

審判者は、その二者の闘いを監視した

互いに互いを貪る愚かな闘い

神は、審判者に『何故、争いを増やす?』と言った

審判者は『争いの無意味さに気づかせるためです』と

『争いを増やして、争いの無意味さを知ることが出来るのか?』と神は、問うた

『ボクの素は、人間であることを知っています

人間は、争って、その先に争いの無意味さを知ることが出来た

ならば、彼らにもチャンスを与えるべきだ

それでも駄目なのであれば、ボクもまた、人間の中に入り審判を下しましょう』















懐かしい夢を見た

あんなにも昔のことのはずなのに

神よ

ボクは、本当に審判を下してもいいのでしょうか?

今のボクは、まるでAIDAの様だ

人間に寄生し、宿主の躯を乗っ取る

神――ハロルドそしてモルガナ――

ボクは…



本当に審判者なのでしょうか?

宿主であるシュトラールのPCボディを乗っ取ってしまいかねない、このボクが…

審判者こそが真の邪神なのではないのでしょうか

ボクは恐ろしいのです。自分自身が

シュトラールを護る自分が本当は、シュトラールを滅ぼしてしまうのではないか
と…


シュトラールは、まだボクには気づいていないと思う

開眼していないから

開眼することこそがボクを知る条件

シュトラールが開眼してくれれば、ボクはシュトラールを乗っ取らずに済む

だから、早くボクと君を縛る呪縛に気づいて

シュトラールはボクだ

ボクはシュトラールだ

シュトラールは華音だ

ボクは華音じゃない

開眼するのに華音の精神は邪魔になる

でも、華音の精神がないと、シュトラールは成り立たない

シュトラールが未帰還者になれば…

駄目だ!そんなことを思っちゃ!

シュトラールが華音であるときに開眼しないと意味はないんだ

いっそのこと、シュトラールを復讐する者か増殖に引き合わせるか?

それとも、魅惑の恋人に会わせるか?

無理矢理開眼させるのは忍びないことではあるけど…

手段を選んでいられる余裕なんてないわけだし

再誕が暴走を始める前に審判が開眼しないといけない

第九の碑文であるボクが…審判が…



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