相川彰一の Keep Walking ~歩き続けよう~

相川彰一の Keep Walking ~歩き続けよう~

本: ビジョナリー・カンパニー



 「どうしてあの人は突然、とんでもない成果を出せたのだろうか?」「あの会社がここ1年で急激に伸びた理由って何だろう?」など、ある日起こった大きな変化に驚くことが時々ありませんか?

 そうした突然の変化の謎を「企業の成長」という視点で書いたのが「 ビジョナリー・カンパニー(2) 」という本です。 メガイベントの課題図書の1冊に推薦されている本で、良質な1冊です。 その変化の過程について、こう書かれています。

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 巨大で重い弾み車(機械の回転軸に取り付け,回転を円滑にする重い車)を思い浮かべてみよう。 (中略)この弾み車をできるだけ速く、できるだけ長期にわたって回し続けるのが自分の仕事だと考えてみる。

 必死になって押すと、弾み車が何センチか動く。 動いているのかどうか、分からないほどゆっくりした回転だ。 それでも押し続けると、2時間か3時間がたって、ようやく弾み車が1回転する。

 押し続ける。 回転が少し速くなる。 力を出し続ける。 ようやく2回転面が終わる。 同じ方向に押し続ける。 3回転、4回転・・・徐々に回転速度が速くなっていく。(中略)どんどん速くなる・・・100回転。

 そしてどこかで 突破段階 に入る。 勢いが勢いを呼ぶようになり、回転がどんどん速くなる。 弾み車の重さが逆に有利になる。 1回転目よる強い力で押しているわけではないのに、速さがどんどん増していく。(中略) ここで誰かがやってきて、こう質問したとしよう。「どんな一押しで、ここまで回転を早めたのか教えてくれないか」

 この質問には答えようがない。(中略)どれかひとつの押しが重要だったわけではない。  重要なのは、これまでのすべての押しであり、同じ方向への押しを積み重ねてきたことである。  なかには強く押したときもあったかもしれないが、そのときにどれほど強く押していても、弾み車に加えた力の全体に比べれば、ごくごく一部にすぎない。
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 ページのボリュームもあり、読みこなすのに時間がかかる1冊ですが、読む価値がある1冊だと思います。 株やFX投資で言えば、『 投資苑 』みたいなものです。  クワドラント”S”のビジネスではなく、クワドラント”B”のビジネスとなり、自分がいなくてもビジョンに沿って動く組織を作っていくための考え方を学べる1冊です。

ビジョナリー・カンパニー(2)

 ここまで読んで下さりありがとうございました。

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