かつて、かいじゅうたちの本棚があった。

2025年09月15日
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前の日記からのつづき。
風さんの新しいアルバム『Prema』についての個人的な感想。
リリースにあわせてのいくつかのテレビ番組出演も観ました。
エイトジャムも観ていて、あんなに専門的なことをよく知っている方々が揃っているのに、誰からも「自ら英語で歌詞を書いた」ことについて言及がなかったのは意外でした。ふ~んって何事もないように流れてしまいましたね。大変だったと思うし大チャレンジだったと思います。
ただ話したり、英語で文章を書いたりするのとは違うんですよ。メロディーにきれいにのって、かつ現代的にもかっこいい表現をさがさないといけない。これは、これまでにも、音楽を心底楽しんで、和洋新旧の音楽に通じているという自信があるからこそできることだと思います。何だろうね、実際に母国語以外で歌詞を書いてみようとしたことがないと想像もつかないのかもしれない。すくなくとも私は、この点だけでも、風さんの頑張りを称賛したい。シャイカーターさんという頼りになる強力な仲間を見つけたことにも拍手を贈りたいわ。楽しそうでよきよき。自分勝手に「これがいい」、と自己流の英語でなんちゃってな歌詞を書くこともできるし、そういうものも多いと思うけど、風さんの英語詞アルバムは、幼い頃から洋楽を聴いてきた私にも違和感なく聴けるものでした。スタンダードの味わいのある
「It Ain't Over」から最新の音楽を感じさせる「Hachiko」まで、その他の曲は、
自分の経験してきた様々な洋楽の歴史から魅力を抽出して昇華して、洋楽へのラブレターって表現がインタビューにあったけど、まさに、それ。風さんの歌唱で風さんの選んだ英語で紡がれて丁寧に仕上げられたこのアルバムを(生きて)元気に聴くことができて心から嬉しいです。
全体を通して聴くと、いつも最初から最後まで通して聴くのだけれど(あっというまだし)最初の二曲は苦しいね。(えらく反省してるし)そして「Prema」で闇を抜けて、最後の「Forever Young」で前を向いて手探りでも進んでいこうって気持ちになる。「Prema」に、don't lie. don't hide.overwhelmingly openという宣言があって、これを心から確信して生きていけたら、いいですよね。そうなんだね?と思いながら観ていますよ(^-^)他人に害を与えない、不快にさせないことを目指しながら、自分自身がもっとよくなることを目標に進もう。そういうことだよね。素敵なアルバムをありがとう。まだ、英語で歌いたい曲の種が残っている?ゆっくり作ってください。簡単に消費されては、いけない。作る過程も楽しんでくださいね。どんなにわけがわからないような状況でも、楽しんで(^-^)私は「いいなあ」とみています。世界でたくさんの経験をして、どんな気持ちだったか、私たちにも教えてくださいね。楽しみにしています。

個人的には、「Hachiko」がいちばん好きかなあ、あーいう曲をもっと聴きたいな。手加減のない声の重ね方で聴き惚れた。衣装もすごいね。懐かしいのは、懐かしいのを聴くよ。いろいろ思い出した。





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Last updated  2025年09月16日 19時24分45秒
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