ai-kotoba

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sora's company 2006/05




スローダウン 2006.05.04 23:29:30

忙しい時間が終わり ぽっかりと心に穴が開く 
ずっと駆け足だったから急には止まれないよ 
ゆっくりとペースを落としながら 
次は何をしようと考える 

ぽっかりと空に浮かぶ白い雲を眺めながら 
何かが始まる前の予感だけがよぎる 

未来はまだ誰のものでもなくて 
次の一歩から全てが始まる 
過ぎ去ったものには興味がなくて 
新しい景色だけを求めてる 

またスピードを上げる 
走って走って走って 
いつか明日を追い越すだろう 
その先にあるのは白紙の未来 



願い 2006.05.09 23:06:35

今 私にはあこがれている場所がある 
そこしか見えていない 
いつか辿り着きたいという強い思いだけが 
私を動かしている 
誰も皆願いを持ってる 
今ここにないものを求める 
願いが人を動かす 

それは人であったり物であったり 
心であったり 
形は様々であっても 
みんな願いを持ってる 

願いを叶えるために生きてる 

叶った瞬間にまた願いは生まれ 
つきることはない 
求め続けることが前進 



月 2006.05.09 23:12:32

くすんだ夜空にもぼんやりと月は浮かぶ 
優しい光はいつもより遠くて弱い 
手を伸ばせば届くのに 
手を伸ばしても届かない 
もどかしさだけがつのる 

私のいる場所はここじゃない 
ここじゃないのに捕らわれてしまう 
振り払う強さを持たない私は 
日常に沈む 

月だけがぼんやり明るいこの街で 
静かな夜に強さを求める 
もっと強く輝いて 
私を照らして 
いつかきっと追いつくから



さよなら また明日 2006.05.14 14:28:15

明日になれば何が変わるのかなあ 
さよなら また明日 
笑顔でバイバイ 
夕方の町を駆ける少女は 
家のあかりを目指す 
変わらずに灯るあたたかいオレンジ 
こんばんは また明日 
明日が続いていくことを疑わない笑顔 
家族そろった夕食と他愛ないおしゃべりと 
ゆっくりと流れる時間を目指して 
夕方の町を少女は駆ける 
さよなら また明日 
ただいま お母さん 


嘘 2006.05.17 01:37:14

いつから嘘をつくことが簡単になったんだろう 
自分にさえも嘘をついて 
何が真実なのかもわからなくなる 

上手に誤魔化して 
平気な顔をして 
何とも思わずに 

自分を飾るための嘘 
知りたくないことを封じる嘘 

せめて自分にだけは本当を見せてたい 
鏡に向かって作り笑顔なんていらない 
弱いままでいい 



まあいいか 2006.05.17 01:40:03

困り果てた時は「まあいいか」と言ってしまおう 
笑ってごまかして次に進もう 
意外とそれでうまくいく 
反省はしつつも「まあいいか」 
目線は次に据えて 計画を立てよう 
「次こそは」と心の奥でひっそりおもいながら



退屈 2006.05.19 00:37:29

毎日毎日毎日 
同じようなことのくり返し 
変わり映えしない日々 

どれだけ期待しても裏切られるばかり 
何も変わらない日々が 
たんたんと過ぎていくばかり

本当は全く同じ一日なんてなくて 

毎日毎日毎日 
新しい一日を過ごしているのに 
変わらないのはここにいる私だけ 

退屈な日々を脱出する方法は 
私しか知らないのに 
まだ見つけられずにいる



グレー 2006.05.21 17:25:35

空はどこまでも青いのに 
僕らの世界はグレー 
原色でデザインしてみても 
混ざり合って溶け出していく 

割り切れるものなんかなくて 
世界は混ざり合ったグレー 
ぼんやりとしたあいまいな構造 

複雑に交差し入り組んだ道 
緻密に計算され建てられたビル 
無秩序に行き交う人々 
居場所のない僕 

灰色の街に灰色の雨が降る 
色がまた溶け出してゆく 
ぼかしたようにつかめない輪郭 

ただひとつ確かなのは 
ここにいる僕がとてもさみしいこと



ここにいる 2006.05.23 00:54:21

慣れ親しんだ音楽は 
するりと心の鍵を開ける 
弱音も本音もあふれ出して 
僕は泣きそうになる 

許されるのかなあ 
ここに生きていること 

自分さえいなければ 
全てはうまくいく 
そんな風に思う夜は 

歌おう 
ここにいることを 
許してほしいと歌うんだ 

言葉だけじゃ足りない 
飾りすぎては嘘くさい 
だから僕は歌う 
言葉とメロディーのシンプルなワンセット 

聞いているよね 
僕を許してくれますか 
生きていてもいいと信じてる 
その答えを信じてる 



遠くまで 2006.05.25 01:31:40

遠くへ行きたくて 
ぼんやり地図を眺めてた 

遠くまで 遠くまで 

今を脱出して非日常に飛び込んで 
見知らぬ街を歩いてみたい 

何かを変えたくて 
何かを始めたくて 
何かを探しに 

遠くまで 遠くまで 
思いつくまま時間の許す限り 

目的地は駅で決める 
何となく乗った電車 
乗客は少ない 

私は窓側の席に座って 
外の景色を眺める 
お気に入りの音楽を聞きながら 
何も考えず 

ただ遠くまで 



笑顔 2006.05.25 11:21:40

毎日に追われてあせっていて 
大事なことすっかり忘れてた 
ふと気づけば無愛想な顔 
これじゃあだめだとさらにあせる 

だけど偶然 
何気なく優しさが芽生えた時に 
するりと肩の力が抜けた 
ささいなことだけど 
小さな優しい気持ちが私を笑顔にした 

いつも笑っていたいな 
優しい気持ちで笑っていられたら 
それを幸せと呼ぶのだろう 

誰かの幸せな笑顔につられて 
私も笑顔になる 
あたたかい気持ち 広げていこう 



home 2006.05.27 12:36:55

この明かりはずっとずっと変わらないから 
私はいつもほっとする 
幼いころから変わらずにそこにあるもの 
慌しい毎日の中で積み重なっていたものが 
さらさらと崩れていく 

優しいのはここに流れる時間 

輝いている街の中では気付かない 
一つの明かりのあたたかさ 
そこにある優しい光は 
いつも私を迎えてくれる 

静かな夜に考える 

私がどこへ行こうとも 
私が何を求めようとも 
この場所だけは変わらないで 

戻るべき場所があるから 
私はまた飛び立てる 



波を越える 2006.05.29 13:12:49

君の言葉はまっすぐに私に届く 
君の意思は強く輝く

全てを巻き込んで 
全てを包み込んで 
全てを跳ね返して 

君はそこに輝く 

その光はいつ手に入れたのだろう 
気付かないうちに 
いつの間にか 
傷つく度に強さを手にしていた 

あといくつの波を越えれば 
君に追いつけるのだろう 
その時は私も 
まっすぐに君を見つめるのだろう 


待ってる 2006.05.29 13:19:33

そこは風の吹きぬける場所 
草原を駆ける風は優しくざわめく 

そこは空に近い場所 
澄んだ青はどこまでも広がって 
果てがない 

そこは君の帰る場所 
もう何も心配しなくていいから 
私が君を守るから 
疲れ果てた時は戻ってきて 
ゆっくり眠ろう 

自由に空を駆ける君は 
羽を休めたらまた飛び立っていくのでしょう 
私は君を誇らしく思いながら 
ここで待ってる 

高い空を見上げて 
君の行方を思いながら 
ここで待ってる 

やわらかな風が包む場所で 



ことば 2006.05.30 11:47:10

当たり前のことは言葉にしなくてもわかってる 
そう思ってしまうけど 
「ありがとう」や「大好き」って
言葉にされるととてもうれしい 

どれだけ思っていても 
伝わるものは不確かで 
不安になってしまうから 
確かな言葉が欲しいんだ 

ありふれたその一言で 
心は軽くなる 

君の何気ないその一言で 



例えば 2006.05.31 23:37:07

例えば僕が魚だったら 
広い海をどこまでも泳いでゆくのだろう 
青い世界の中 
きらめく光は静か 

例えば僕が鳥だったら 
高い空をどこまでも飛んでゆくのだろう 
眼下に広がる景色は小さく 
空は果てしない 

例えば僕が森だったら 
長い年月を静かに見つめているのだろう 
吹き抜ける風と語らいながら 

例えば僕が街だったら 
行き交う人々を見守っているのだろう 
悲しみも喜びも包み込んで 

例えば僕があなただったら 
世界はどんな風に見えるんだろう 
きっと僕とは少し違う見え方 

あなたの世界は優しいですか?






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