ai-kotoba

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sora's company 2006/06




昼寝 2006.06.02 01:19:54

寝転がっていたらいつの間にか眠ってた 

心地よい風が通り抜ける 
畳の跡が頬についてた 

時計は規則正しく進むけど 
時間は時々足を止める 

考え事はふわりと風に流れて 
私は幸せな夢を見る 

ゆったりとのんびりと 
時は優しく流れてた 



どこかへ 2006.06.02 16:18:16

逃げ出してもいいかなあ 

必死につかんでいたロープから 
ふわりと手を離した 

強い風はたちまち私をさらって 
あっという間に遠ざかる 

猛スピードで流れる景色は 
もう手をのばしても届かない 

ただ見送るだけの私は 
解放された心で 
風に身をまかす 

どこへたどり着こうとも 
きっと大丈夫 

風が笑った 


散歩日和 2006.06.03 17:51:59

いつの間にか迷い込んだ見知らぬ街並み 
日常に溶けてしまいそうな時間の中で 
違和感を感じながらも歩き続ける 

目的地に近づいているのか 
遠ざかっているのか 
わからないままてくてく歩く 

小学校のチャイム 
すれ違う自転車 
細い路地 

どこかで見たことあるような風景 
ありふれた景色 

午後の街は平和で 
このまま迷っていてもいいかな 
なんて思う 

目印なんてないけれど 
目的地はちゃんとあって 
迷いながらでもやがてたどりつくでしょう 


祈り 2006.06.04 13:15:48

誰かを幸せにしたいと願う 
世界中の人が誰かを幸せにしたいと願っても 
争いは絶えることはないのでしょう 

それでも私たちは願う 

隣にいるその人の笑顔を望む 
あなたが笑う 
ただそれだけで 
心は満たされる 

幸せや平和はあきらめた瞬間に幻になってしまう 
幸せを作り出すのはこの両手だから 
平和を導くのはその声だから 

夜明け前の一筋の光が朝を導くように 
小さな小さな祈りが光を導くのでしょう 



ひとり 2006.06.05 15:08:35

手をとりどこかへ歩き出せたら 
孤独ではなくなるのかなあ 

だけど一人の寂しさと 
守るもののない強さが 
今の私たちを動かしてるから 
手をつないだら崩れてしまうよ 

迷うときは声を聞かせて 
前を行くあなたの声を道標に 
私も歩いてゆくから 

孤独なときは思い出して 
近くにはいなくても 
離れることもない 

手はつないでなくても 
心のどこかがつながってる 


青 2006.06.06 14:38:41

私の言葉は空に散らばって 
あっという間につかめなくなる 

空を見上げたまま動けない 

雲ひとつない空の青さは 
私をどこかへ連れ出そうとしてる 

ずっと心の片隅に残る悲しみも 
ただ一人立ちつくす孤独も 
全てを飲み込むように 
空の青は果てなく広がる 

ここではない場所へ 
私を導くように 
青い 



疑い 2006.06.07 12:22:03

頭のはしっこ 
こつんと何かが引っかかって 
私は首をかしげる 

とても自然な流れが 
何だか不自然で 
芽生えた疑いの種 

そんなはずないと 
自分に言い聞かせるけど 
芽吹いた予感は消えることはなくて 
私を不安にさせる 

信じていたいのに 
裏切られることが怖いから 
その前に疑うの 

傷つくことが怖いから 



夜の歌 2006.06.08 18:11:47

聞いたことがありますか 
静かな夜の歌 

みんなが寝静まった後 
夜が奏でる歌 

しんとした夜空に星が歌い 
闇の中で木々がささやく 

誰もいない街の中を 
声をひそめた風が通り過ぎて 
今日を吹き払う 

夜は夢を歌う 
過ぎた時間を歌い 
明日へと導く 

静かな夜の歌 


楽園 2006.06.09 15:47:50

海を渡る鳥のように 
楽園を求めて旅に出よう 

行き先は南がいい 

地図を広げて 
コンパスも準備 

夏の予感に満ちる方へ 
太陽が指している方へ 

陽気に歌いながら 
踊りだしそうなはずむ心で 
楽園を目指そう 

青い青い海を渡って 
降り立った場所は 
空のふもと 
夏の始まり 



哀れみ 2006.06.10 17:44:54

倒れこんだ僕に 
差しのべられた優しい手 

美しく白い手 

優しい言葉をかけて 
一段高い場所から 
差しのべられた手 

微笑むあなたは 
僕が余計に悲しくなったことを知らない 
その幼い優しさが 
僕を傷つけることを知らない 

優しいふりをして 
一段高い場所から 
僕を見下ろして 

僕はあなたを見上げて 
のべられた手を振り払う 

そうしないと 
悲しくなるばかりだから 



clap your hands 2006.06.11 17:56:05

待ち望んでいた約束の時 

想いは言葉も国境も越えて 
ただ一つのこの青い空に広がる 

高らかに歌おう 
歓喜の歌を 
手を鳴らそう 
喜びのリズム 

今このひと時だけは 
何もかも忘れて 
踊り明かす 

手をとり 
足を鳴らし 
体を揺らし 

約束の場所に集う 

熱き想いはただこの日のために 



歌声 2006.06.12 14:14:59

悲しい歌が響いていた 

美しく彩られて 
歌声は遠ざかっていく 

手の届かない場所へ 

その歌を必要としているのは 
ここにいる私たちなのに 

みんな涙を流して 
ただ立ちつくすばかりだから 
私は駆け出す 

遠ざかる歌を追いかける 

取り戻すために 
裸足で駆ける 



sunny day 2006.06.13 14:05:43

ごきげんな音楽と 
強い日差しが夏を呼ぶ 

窓を開けて 
アクセルを踏み込む 
海岸沿いの道路は空いてる 

海の風を感じながら 
指先でリズム 

理由もなく心躍る季節 

目的地はもう少し先 
駆け足の夏はもうすぐそこに 



優しさの余韻 2006.06.14 19:26:13

ぎゅっと強い心を保っていたのに 
君が不意に優しい言葉をくれたから 
思いがけない涙がこぼれた 

あたたかい涙 
頬を伝って 
きらきらした感情がこぼれる 

立ちつくす私を 
見て見ぬふりをしてくれて 
ありがとう 

優しくされるのは慣れてないから 
私は何も言えなかった 

ただ君の優しさの余韻だけが残る 



光 2006.06.15 12:13:56

悲しい想いは一つずつ 
ゆっくりとゆっくりと 
私の中ではじけてゆく 

一瞬のきらめきと 
新しい光を残して 

今だから見えるもの 
失うことで手に入れたもの 
傷つくことでわかったこと 

まぶしい光は影を知っている 

雨の後には晴れ間がのぞくことを 
大地にはやがて花が咲くことを 
立ち止まらずに歩き続けていることを 
季節はやがてめぐることを 

私は知っている


目的地 2006.06.17 01:03:33

行き先は数本のレールが決める 
電車に乗っていれば安心 
切符を持っていれば 
いつの間にかたどりつく 

「夢を持て」と言われ 
「叶うはずはない」と言われ 

時に矛盾する大人の論理は 
一番の近道 

だけど何だかつまらなくて 
数人は途中下車 

私は彼らに手を振って 
電車に揺られてる 

目的地を気にすることもなく 



もう一度 2006.06.17 16:25:35

僕は君の声が聞きたい 
心は目に見えないから 
教えてほしい 
君の気持ち 
君が今見てる景色 

気づかぬうちに乾いてしまった心に 
もう一度水をあげよう 
同じ景色 
もう一度見れるように 

もう一度 
二人並んで歩けるように 


めまい 2006.06.18 14:05:15

冷えきった体と真夏の暑い日差しに 
バランスが取れなくて 
めまいがした 

現実と理想の狭間 

ビルの隙間からのぞくのは 
狭い空と白い雲 

失いかけた夏と 
コンクリートの熱気 

届きたい場所はまだまだ遠くて 
私は今 
この場所から見上げるばかり 

めまいはおさまらない 

くらくらと揺れる世界は 
バランスを失って 
それでも回り続けてる 


向日葵 2006.06.19 13:37:49

太陽のような明るさで 
君はその場に光を放つ 

大きな笑顔は不安を吹き飛ばすから 
うつむいていた僕も顔を上げて 
ようやく前を向ける 

未来を信じてるから 
きっとまた笑える 

ピリオドを打つのは僕じゃない 
声はまだまだ枯れてない 
どこまでも届かせるんだ 

君はまた 
突き抜ける青の下で 
大きく笑う 



雨 2006.06.20 15:26:51

外は雨 
私は君の言葉をもてあます 

よどみなく流れる声は 
余韻すらも残さない 

私は真面目な顔をして 
雨を気にしてる 
合わせて笑ってみたりして 
心の中で大きくため息 

雨は強さを増して 
この部屋を包み込む 

私は気づかれないように 
雨の音を聞いている 



道 2006.06.21 18:48:28

空からは確かに見えていたのに 
真っすぐに続く一本の道 

地上に降りて入り口に立てば 
それは深く入り組んだ迷路 
目的地は見えない 

どこへ行きたかったのかさえ
見失いそうになる 

選択の繰り返し 
答えを知っているのは 
神様だけ 

私はただ迷いながら 
次の扉を探してる 

高い空を見上げて 
もう一度思い出そうとする
あの時見えた一本の道 

それは確かに私を導く 
一筋の白い光



背のび 2006.06.22 22:09:51

背のびしたら気づいてくれますか 

君はいつも遠くばかりを見てるから 
私は大きく手を振る 
声を届けたくて 

目が合ったのは一瞬 
君はやわらかく微笑んで 

だけど強い風が 
声をかきけしてしまう 

私はもどかしい気持ちで 
君の名を呼んだ 

君はいつも遠くばかりを見てるから 
私は君に気づいてほしくて 
少しだけ背のびした 

風に負けないように 
君の名を呼んだ 


君がいない 2006.06.23 15:45:06

いなくなって初めて 
君の存在の大きさに気付く 

君がいないというだけで 
何だか心細くて 
ぽっかり空いた穴を 
埋められずにいる 

その背中をいつも追いかけていた 
いつも守ってくれたから 
ここまで走ってこれた 

見知らぬ景色の中に 
ぽつり 一人 残されて 
立ちすくむ 

「すぐ戻る」って 
その言葉が 
耳に残る 

君がいない 

ただそれだけで 
心ざわめく 

ぽつり 一人 立ち止まったまま 
動けない 



last 2006.06.25 12:38:54

最後の景色は君と見たいと思った 

世界は悲しくフィナーレを迎えようとしていて 
僕らは自らの手で壊したものを 
必死で守ろうとしてるけど 
動き出した終末は止まらない 

この両手は何も守れずに 
むなしく空を掴む 

崩れゆく世界の中で 
迎えようとしてる最期の時を 
最後の景色を 
君と見たいと思った 

何も守れない僕と 
何かを守ろうとした君と 
さよならを告げる声 

最後にこの眼が映すのは 
君の瞳に映る空 

何も守れない僕の手は 
君の頬にふれた 



夢の終わり 2006.06.27 00:24:46

こぼれた涙を雨が流した 

どれだけ走っても追いつけない 
からかうように近づいては遠ざかる 
果てない夢の終わりが見えた 

ずっと信じてた 

夢の重みに押しつぶされそうでも 
君の声を信じてた 

「絶対大丈夫」 

こぼれた涙は君へ届いた 
悔しさも悲しさも全部 
君へ届いた 

はかなく散った想いは 
どこへ行くのだろう 

未来は続いてく 
だけど僕らは取り残されて 
まだここから動けずにいる 


話を聞かせて 2006.06.27 16:27:59

さみしいのならここにおいで 
君の話を聞かせて 

言葉にすることで 
少しだけ気持ち軽くなる 

夜は人を孤独にするから 
日の光の下で 
ざわめきはさみしさを見えなくするから 
風の音の響く場所で 

君の話を聞かせて 

夕焼けが空を染めるころには 
少しだけよくなってるはず 
ゆっくりと眠れば 
明日を越えていけるはず 

疲れたらまたここにおいで 
君の話を聞かせて 



冷たい夜 2006.06.28 22:13:59

君は大きな悲しみを抱えたままの瞳で 
どうして微笑むの 

宇宙の中にぽっかり浮かぶこの星は 
冷たくて寂しい 
本当はみんな孤独で 
夜空に浮かぶ月に光を見出そうとする 

夜は世界の真実 
一人ぼっちで取り残されて 
君は眠らずに何を思うの 

冷たい悲しみは 
宇宙の漆黒に溶けていく 

生まれてきてしまったから 
生きてゆくしかない 
それはもう 
動かしようのないことで 

孤独に生まれ 
誰かを求め 
失って 
ばらばらに散っていく 

本当は悲しいほどに冷たくて寂しい 
君は夜を見つめてる 



扉

扉の前まで歩いてきたけど 
鍵がない 

立ちつくす私を見つけて 

出会いはきっと偶然 
すれ違って終わるかもしれない 
だけど目が合えば 
きっと気づく 

私は扉の前であなたを待ってる 
だから早く見つけて 

扉の向こう 
新しい景色 
道はまだ続いていて 
終わりはまだ見えない 


幸せの形

大切な人を幸せにしたいのに 
幸せの形がわからないんだ 

この手で作り出せるものはみんな 
何か違う気がして 

君は何を望むの? 
黙って微笑むばかりじゃあわからないよ 

思い通りにはいかないことばかりで 
僕らの未来もはっきりとは見えない 
不安をかき消すように 
僕はまた幸せを描こうとする 

© Rakuten Group, Inc.
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