愛 こ と ば･心 の 散 歩 路

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^-^◆　思わず にっ と笑った高齢おもしろ川柳【153】
　　　　　　　　＜可笑しくも切ない五・七・五＞

【前回】思わず にっ と笑った高齢おもしろ川柳 [152]






◇　忘れ物　口で唱えて　取りに行き　　　（河村幹雄氏　選）





　　(*^_^*）
　　　「傘と帽子……傘と帽子……・・・・・・・・・・・」
　　　「おお、こんちは！何処に行くんだ？
　　　　何をブツブツ言ってんだよ？　(^○^)」
　　　「話しかけないで！　えーー、傘と帽子、傘と帽子……」
　　　「なんだなんだ、念仏か？」
　　　「話しかけないで！着いて忘れてたら、又、家まで
　　　　戻らにゃならんのやから……傘と帽子・・・・・・」








◇　姑の　句読点無い　愚痴小言 　　　（大場　敬氏<65歳>）





　　(*^_^*)
　　　「あーあ又財布を置き忘れてきたもうだめだねーー
　　　　年は取りたくないもんだよあれも忘れてこれも忘れて
　　　　物忘れだけじゃないねーー今朝聞いた話ももう忘れてる
　　　　ミチ子さん今朝大事な事って言ってたよねぇ何だった？
　　　　大体ねぇ私がこの歳で忘れっぽいのを知ってんだから
　　　　紙に書くかなんかしてくれなきゃホントに愛が無いって
　　　　いうか大雑把って言うか気が利かないんだから私の若い
　　　　頃はキチンキチンとやってたよもうアーーア情けない……」
　　　「…………(一_一)　ふぅぅぅぅぅ」








◇　久々ね　訪ねし故郷は　知らぬ街
　　　　　　　　　　　 　（紺野浩子さん<66歳>）





（*^_^*）
　　　「こんにちは。実家に帰ってたんだって？
　　　　相当久し振りじゃない？」
　　　「１０年振りかなぁ。両親も居ないし、弟が後継いでて」
　　　「そりゃー、久し振りで懐かしかったわねぇ……(^-^)」
　　　「ノンノン、まるで見知らぬ街よ。ふぅぅぅぅぅ(=_=)」
　　　「えっ？」
　　　「昔のままだったのは、お寺と神社だけだった……。
　　　　ふぅぅぅ……(；一_一)」
　　　「………アリャリャ…………　(^_^;)そんなもんかねー」




　　　　　　　　　　　　＜続く＞




画像及びデータは一部ネットから拝借しました。　m(__)m

『愛ことば・心の散歩路（ビジネス編上巻・中・下巻）』