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2006.06.06
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ある日、息子(7歳)が、遠足に行ったときの「思い出の絵」を持って帰ってきた。

そこには、息子が描いた、

小さな自分と一匹の野鳥

そして、中央にとてつもない大きな鶏小屋と白孔雀の絵が描かれていた。

息子は、遠足から帰った日、数時間前に見た白孔雀の話ばかりを興奮気味に話していた。

お友達と一緒に食べたお弁当より、

一緒に立ち寄ったそうめん工場より、

野鳥公園で見た、大きく羽を開いた白孔雀に痛く感銘を受けたようで、

何度も何度もその話を繰り返した。



先生が、赤ペンで、大きく

息子の横顔と一匹の野鳥が描き重ねている。

そして欄外に

「自分とやちょうをもう少し大きくえがきましょう」と

ご丁寧に説明まで書き足してある。

なんだか知らないけど、メラメラと先生に対する怒りが立ち込めてきた。

息子にとっては、白孔雀が、自分よりも、他の野鳥よりも

数十倍大きく見えたのだろう。

あんなに印象に残った孔雀だから当然のことだと思う。

息子の心の目から見ると、

その対比は、おそらく四つ切の画用紙には収まりきらないほど、




それを、先生がご丁寧に

遠近法などを取り入れて、

どっかの動物園のポスターみたいな構図に描き直している。

なんで???


私が驚いていると、横にいた夫も



とつぶやいていた。


どうして、子供の心を簡単に否定するような教育するのかな。

そう思うと悲しくなった。


97年、ワシントンのナショナルギャラリーで、

ピカソの大回顧展が行われた。

もともと大好きな画家だったので、

NYに住んでいた私と夫は、

アムトラックに乗って、ワシントンまで展覧会を見に行ってきた。

10代のころのピカソの絵、

20代~

30代~

70代、最晩年まで、

ピカソの絵は精細を欠くことがない。

展覧会の最終ギャラリーを見終わる頃には、

感動して涙があふれていた。

一見するとあんなに稚拙に見えるピカソの絵は、

確実に、私たちの心に訴える。

それは、人間誰もが、

つまらない常識や世間体で、

できるだけ標準化しようとするようにプログラムされながら大人になるのに、

ピカソだけは、

晩年になっても、

子供の目のままで、

目の中に飛び込む対象を見つめ、

表現しつづけた画家だったから。

それが、私たちの心の琴線に

触れることは間違いない。

ピカソはいつの一瞬も、

心の目で、全てを見た画家だったから。


いつも忙しくしている私なので、

専業主婦のお母さんと違って、

充分に子供の勉強に付き合ってやったり、

何かを教えたりできないけれど、

子供が感じる心を

誰にも汚されないように

守るようにはしてあげたい。


どうして学校ではそれができない。

かなしくて、怒ってしまった。





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Last updated  2006.06.06 16:52:03
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Re:心の目で対象を見るということ☆(06/06)  
frida  さん
子供って正直だから感動したもの、大切なものは大きく書くんですよね。どうして先生が手直ししたのか・・・?不思議だね。

その家庭でのお父さんの存在感を垣間見た気がした。 (2006.06.07 09:39:29)

Re[1]:心の目で対象を見るということ☆(06/06)  
Cizze  さん
fridaさん

>子供って正直だから感動したもの、大切なものは大きく書くんですよね。どうして先生が手直ししたのか・・・?不思議だね。

ひどいでしょう!!
先生がそれに気づかないの不思議だわ。

>友人宅では、家族の絵を子供が書いた時、お父さんが余りにも小さく書かれていた。
>その家庭でのお父さんの存在感を垣間見た気がした。

あはははー!お父さんつらいねー。
-----
(2006.06.07 12:58:27)

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