狭山丘陵の一角にある野山北・六道山公園は、夏の喧騒が去って、そろそろ秋に向かって草花たちの主役
が交代になります。
わずか標高 205m
の丘陵ですが、多くの四季の草花たちが目を楽しませてくれるので、毎回新しい発見が
あります。
< キンミズヒキのあでやかな黄色が、雑木林のあちこちを彩っています >
< ヒメキンミズヒキ ちょっと控えめな花付きで、質素な感じがします >
いちばん目立って咲いているのは黄色のキンミズヒキです。
バラ科キンミズヒキ属の多年草で、この花よりも派手さが少ないヒメキンミズヒキも咲いています。
両者の違いは「雄しべの数」と「葉の形・小葉数」で、キンミズヒキは雄しべ 8
〜 15
本・小葉 5
〜 11
枚、
ヒメキンミズヒキは雄しべ 5
〜 6
本・小葉 3
〜 5
枚と小型です。
おしべ数えるより、派手さが違うので、見た目すぐにでわかります。
< なまえは盗人ですが、花は美しいニスビトハギの花 >
果実が泥棒の足跡に似るということで名づけられたヌズビトハギ(盗人萩)の花も咲き始まりました。
淡いピンク色の小さな花が並んでいて、とてもかわいらしい花ですね。
雑木林の道沿いのあちこちに咲いていました。
< メハジキは外来種ですが、勢力拡大しつつあります >
狭山丘陵は昔からの自然が守られている地域ですが、訪れるハイカーも多いためもあって、どうしても
外来種の侵入も多いようです。
山道にメハジキの花が咲き始まっていました。日本には 1975
年に小樽で発見されたといわれています。
ヨーロッパかトルコ原産のメハジキが国内に定着した始まりだそうです。
他の在来種に大きな影響を与えない限り、外来種はそれほど問題視されません。もちろん花自体にはど
この生まれでも関係ないことなんですが・・・
トンボのたぐいも赤とんぼが増えてきました。代表的なアキアカネのオスの赤が目立ちます。
< 赤とんぼの代表、アキアカネのオス >
日が照ると、まだまだとても暑い狭山丘陵です。あとひと月もすれば、花たちも秋の様子に様変わりして
くると思います。晩夏を楽しみながらの散策でした。