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エア(ブログ管理人)

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2017.11.23
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カテゴリ: コラム
今までは10万人単位で書いていたコラムですが、今回は書いた方が良いであろうことが出来たので、書きます。
 ネット上で「障害があるから迷惑を掛けても仕方ない」と開き直っている発達障害者が増えています。実際、私も発達障害を診断されてから2年くらいは同じような考えを持っていましたが、ネット上で、発達障害被害者によるスレやブログを見つけたので、その点について、私が思ったことを書きたいと思います。ちなみに、今回書く事は発達障害に限らず、他の障害者や健常者にも当てはまる事です。


知的・発達障害者から性的な被害を受けた人の為の本です。



 かつて、私のTwitterのフォロワーに、発達障害の他、境界域知的障害を患っている男性・Nがいた。Nは、父親がおらず貧しい母子家庭で、学生時代、勉強も運動も出来ず、喧嘩も頭も弱く、容姿も生活・授業態度も悪かったことから、男子に暴行や恐喝などで虐められたり、女子や教師から嫌われたりしていたという。
 仮にNが警察に通報しても、逆上・報復され、たとえいじめが表沙汰になっても、「Nも元々問題のある生徒だった」と、自身の悪評が広まり、学校だけではなく、親戚や近所からも悪目立ち、腫れ物扱いされて、酷いと学校から追い出される形で転校・退学させられ、周囲や世間からも孤立してしまい、いずれにしろ、非常に後味の悪い結末になっていただろう(それでも、ちゃんと通報した方が良いが)。
 社会に出た後も、仕事が出来ないことから、度々職場を試用期間内に解雇されて鬱病になり、働けないことを知った親戚によって家を追い出され、現在は公営住宅で母親と貧しい2人暮らしである。
 Nは自信も能力も無い癖に人間嫌いでプライドが高く、家事や金銭管理も苦手で、収入や貯金も無い癖に、趣味のCDを大量に買っている(現在、浪費癖は静まった模様だが)。
 以後、Nはブログ(現在は更新停止)やTwitterで、野球や音楽、日常系百合アニメの話題の他、反フェミニズム(その癖に彼女は欲しいと言っている)や社会に対する不満、当時の嫌な思い出の恨みつらみ、労働に対する恐怖などを吐き出していた。それを見ながら、私は「作業所はどうですか?」「その考えはマズイのではないか?」など、彼に色々な提案、助言、ツッコミ、ダメ出しを入れてきたが、解雇により鬱病が再発した時の恐怖から、なかなか実行出来ずにいた(恐らく、Nは自己愛性、又は回避性人格障害を併発していると思う)。私は、次第にそんな彼のことが鬱陶しくなり、ブロックして縁を切った。
 社会から求められる役割や義務を無視して、人としての権利やプライドを露骨に主張する人は、社会で生きていけない。そういう人は、仮に社会に出た所で、周りから「自意識過剰」「自己中心的」と思われて排除されてしまう。たとえ障害者だろうと、義務は果たすべきだし、ルールは守るべきだろう。やらない人も、出来ない人も、相手からすれば、同罪にしか見えない。ましてや、もし被害者が出たら、たとえ法律で免除されても、被害者の心の傷は癒えないし、場合によっては、ますます加害者を恨むだろう。厳しいかもしれないが、やるべきことが出来ない人間を受け入れられる程の余裕は今の社会には無いし、求めた所で無い物ねだりとなるだけだ。仮にそうした人の存在を認める事が出来ても、それを支えていくだけの力が無いからだ。仮に受け入れた所で、必ずどこかで限界が来て破綻してしまう。社会も思っている程、万能ではないのだ。それを解決するには、結局は自分の力で埋め合わせるしかないと思う。
 今回私が取り上げたNも、学生時代は発達障害の認知度が低く、成人後に診断を貰ったそうだが、仮にNが既に発達障害の認知が世間に広まっていた時代に生まれ、なおかつ幼少期に障害を認定されていても、上述の事柄を改善出来なかったら、いずれにしろ嫌われ者として周囲から孤立したり、障害者に対する嫌悪感や偏見、トラウマを持たれたり、酷いと10代で社会から排除されたりしただろう。

 やはり、他人やコミュニティに尽くすこと、責任を果たすことが出来無い人が、社会の中で平穏に生きていくことは難しい様だ。
 「どうも自分はそうした責任や義務を果たすだけの力が無い」「他人や社会に対して、自分は何も出来ない」「いくら頑張っても、人に迷惑を掛けてしまい、周囲とも上手くいかない」という人は、過去や未練をきっぱりと断ち切り、今いる仲間や家族と離れ、友人や恋人を作らず、結婚や就職もせず、誰とも関わらず1人で生きた方が良いだろう。孤独は辛くて寂しいですが、これ以上、人に迷惑を掛ける事も、人間関係で問題を起こしたり悩み苦しんだりする事も無い、誰にも邪魔される事は無い、自由だ。そう考えていれば、気休め程度ではありますが、気持ちも楽になれる事でしょう。

 ただ、個人的には、どんなに迷惑を掛けても、何らかの逃げ道や救いは欲しいですけどね。悪気が無い場合や精神的に病んでいる場合は特にです。たとえ、警察・裁判沙汰となる様な事件を起こしたり、自分のせいで誰かが自殺したり、命を奪われたり、不幸になったり、人生が台無しになったり、心が潰れたり、取り返しが付かない程の大きな被害が出たとしてもです。
 とはいえ、それを被害者側に求めるのは、(たとえ、自分に落ち度があったとしても)一方的に誤解されたとか、謂れの無い噂を流されたとか、冤罪を着せられた場合を除き、酷でしょう。
 ちなみに、私は現在、就労支援事業でPCの仕事をしており、仕事も何とか上手くやれていますが、いつか自己完結出来る仕事(アフィリエイト、ライター等)でお金を稼げる様になって、一人で静かに過ごしたいです。
 今回、割と説教臭い事を書きましたが、それをやり遂げる自信は無いし、自分の言動に責任を持てる人間ではないので。

まとめ
病気や障害を持って生まれた事はあなたの責任ではないけど、病気や障害のせいで周りに迷惑を掛けたら、それはあなたの責任です。自分の行動に責任が取れない、周りに迷惑を掛けない努力が出来ないなら、他人と距離を置きましょう(将来、ブーメラン発言になるかもしれない)。

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最終更新日  2022.01.05 19:30:13
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