【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

2006/11/16
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テーマ: 鉄道(25292)

津波です。津波です。津波です。凄い。避難が上手く行くことを祈ってます。

でも、このブログは前回の続きです。憂鬱な国の観光も今回でお終いです。はい。コメントへのお返事が滞ってすみません。はい。北朝鮮をレポートしていると何となくブルーになってしまうのです。文字数も妙に多くなってしまいました。それも今回でお終いです。

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北朝鮮最後の朝を迎えたホテルです。

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ご多分に漏れず、悪趣味な金親子の絵画が飾られています。

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金日成花か金正日花か忘れましたけど、どっちかです。花に罪はないのですけど…。

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このホテルを後にして駅に向いました。

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もう列車が待っていました。特急北京行きです。

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電気機関車の牽引です。形式名は「三大革命小組」です。酷い形式名をつけるものです。中国式なら「プロレタリアート文化大革命」号となります。江青が運転しそうです。

何両も客車を繋いでいるのですけど、国際列車は北側2両のみでした。食堂車を挟んで、後ろには新義州行きの国内列車が繋いでありました。しかし、恐くて国内列車には近づきませんでした。

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国際列車はこの2両です。一両は硬臥、一両は軟臥でした。中国の車輌でした。ご存知の方も多いと思いますが、中国では車輌区分は概ね4つでした。

  軟臥 高級寝台
  硬臥 安物寝台
  軟座 高級座席
  硬座 安物座席

です。私が乗ったのはもちろん「軟臥」です。

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国際列車のサボです。中国語と朝鮮語の併記が国際列車らしいでしょ。

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こっちは食堂車のサボです。平壌=新義州とかかれていました。

この先はしばらく撮影しにくい雰囲気でしたので写真はありません。新義州駅で延々と数時間停まって、イミグレ手続きや編成の分割を行い、2両だけで国境を越えました。やっと北朝鮮から離れました。

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中国の機関車で走り始めたので撮影再開です。

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新義州の市街ですね。

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中国の街、丹東が見えてきました。

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これが切符です。

丹東駅で今度は中国の国内列車を併結して、夜の大陸をひたすら北京に向けて走りました。北朝鮮領内では非常にゆっくり進んだのですが、中国領内では時速120キロくらいでガンガンとばしていました。

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はあ、やっと北京です。北朝鮮旅行もこれでお終いです。北朝鮮に行かないとなかなか分かってもらえないかもしれませんが、あの国の中に居る時には「空気の重さ」が違うのです。中国も決して自由と民主主義の国ではありませんが、北朝鮮から中国に入った時に、何とも言えない開放感を覚えました。恐ろしいところなんですねえ。

朝鮮半島の歴史には凄く興味があって、色々と本を読んでました。北朝鮮旅行で板門店や戦争博物館を見て、かなり感動しました。シュリやJSAの世界をリアルで見てしまいました。北朝鮮観光は相当のプレッシャーを受けますが、しかし、後悔は全然ありません。色々な国を訪れてきましたが、これほど「外国に来た感」がある国はありませんでした。



北朝鮮レポートで疲れ果てたので、次回から何を書くか、まだ決められません。明日、画像ファイルを見ながら考えます。順当に行けば、スペイン旅行か、呉の軍港見学なんですけど…。

良ければ一票お願いします。

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Last updated  2006/11/16 12:02:09 AM
コメント(8) | コメントを書く


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Re:【過去旅行】劇場国家への旅路(13/終) 国際列車で中国へ!(11/16)  
MoToDAMM  さん
すばらしいレポートありがとうございます。
いろいろ思うこと(良い意味で)はありますが…
平和を保ちつつ、北朝鮮市民が豊かな暮らしができるよう、私たちに何が出来るか、何をすべきかを常に考え主張することが、大事だと思いました。 ←少し偽善的ではありますが…
特にイラクの悲劇等を目の当たりにすると、無関心はそれだけで罪なのかもと思います。 ←やはり文章だと偽善的になりますね。
(2006/11/16 12:35:18 AM)

Re:【過去旅行】劇場国家への旅路(13/終) 国際列車で中国へ!(11/16)  
高島平  さん
僭越ですが、写真といい、コメントといい、大変素晴らしい内容でした。私はこの国とは30年近く前中学生のとき短波放送で接したのが初めてでしたが、それ以来ずっと関心をもっています。まだまだ上っ面しか伝わっていないような気がするこの国ですが、notoshunさんのこのレポートは本当に多くの人に見てもらいたいと心から思います。ちなみに個人的には最後の汽車の部分に惹かれました。国内列車との混成なんですね。私は前に空路で行ったので、次回行くときは(行かないでしょうが)鉄道で行ってみたいです。またよろしくお願いいたします。 (2006/11/16 07:38:44 AM)

ガラスケース入りの、お花のような感じ‥。  
meneater  さん
チャオ!

改めて、シリーズの最初から見てみました。
なんだか生気のない、静止画像のような国ですね。
本当に広々して、定規で測ったような建物と道‥。
テレビで見るのと同じような場所しか体験出来ないんですね~~。

おトイレの映像がないのが残念でしたけど
あまり、見ても仕方ないかな、想像するに。

でも、その国にも生活している人々がいるんですよね。
NHK の『世界ふれあい街歩き』で、平壌の街を見てみたいです。
無理か。 (2006/11/16 11:18:48 AM)

Re:【過去旅行】劇場国家への旅路(13/終) 国際列車で中国へ!(11/16)  
しゅう_shu  さん
北朝鮮は、普段でも重苦しい雰囲気なんですね。
駅も閑散としてて、国民はきっとひもじい思いをしているんじゃないかと思われますね。

いち早く、国際社会に認められる体制になって気軽な国になって欲しいですね。 (2006/11/16 05:46:36 PM)

Re:【過去旅行】劇場国家への旅路(13/終) 国際列車で中国へ!(11/16)  
maman.m  さん
以前の韓国と併せて再々度、拝見させていただきました。
改めてこの貴重な写真群に表われない北朝鮮の人民ではなく国民・・というか、民衆? ・・人々でしょうか・・に思いを至らせ、沈鬱な思いに捉われてしまっています。
本当に、↑「やはり文章だと偽善的」になってしまいますが、同時代に生きる一人の人間としての責任を感じてしまいます。
心の底から湧き上がる怒りはどう表現してよいのかわかりませんが、まずはレポートに、深く感謝します。
(2006/11/17 10:04:36 AM)

Re:【過去旅行】劇場国家への旅路(13/終) 国際列車で中国へ!(11/16)  
中国へ脱出?した際の安堵感が、伝わってきました。
国際社会(政治)では、いろいろな思惑があり、簡単に
解決することはできません。
どの国の人も、当たり前に幸せに暮らしていける社会になることは難しいものですよね。
ただ、この国の人々が今年もかなり飢餓で亡くなっていくでしょう。
為政者の責任は大きいですね。

中曽根元首相が講演で言われてました。
環太平洋国家すべてが、自由、民主主義国家の一員でなければ、平和は訪れないと。
お隣り韓国も、この独裁に手を貸すことなく考え、行動すべきだと。
わたしも同感しております。
(2006/11/17 09:02:00 PM)

Re:【過去旅行】劇場国家への旅路(13/終) 国際列車で中国へ!(11/16)   
初めまして、Travelstory96さんのページから飛んでまいりました。
北朝鮮の貴重な画像を見ることができました。
ありがとうございます。
中国への国際列車で中国国内に入った時の安堵感は
ひしひしと文面から伝わってきました。
以前何かの本でもやはり、中国国内に入った時に非常に安堵感を感じたとその作者も記していました。
多分、実際に体験されると文面で書かれている以上に北朝鮮では重圧を感じられるのでしょうね。
(2006/11/18 11:25:05 PM)

訪問ありがとうございました。  
キタチョにいかれていたんですか!
すごいですね!
軍事分界線の事を思うと、考えはずいぶん遡って廃藩置県せず、島津あたりが頑張ればどうにかなったかも、など絵空事まで思ってしまいます
お暇な時にでもまた覘き見てください☆ (2006/11/19 10:41:57 PM)

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