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『Happy?』


遠くから波の音が聞こえた。
君が好きだった海。
二人で寄り添い見たかった…。

もうあれから1年の月日が経つんだ

貴方は俺にそっと教えてくれた。
『海に融けていく雪が綺麗なんだ』
まるで子供のように無邪気に笑っていた。
『俺がこの世で好きなモンの中でも…三番目には入るかな』
『三番…?じゃぁ一番と二番は何が入るんです?』
そう訊ねると少し怪訝そうに俺を見つめていた。
『一番はお前に決まってるだろ。2番目は、雨!!』
照れる様子も無くそう言い放つ貴方は夕日に染められて尚美しかった。

それからすぐ、貴方は消えた。
捜してみたけど、何処にも居なくて。
嫌な知らせだけが俺の耳に入る。

信じちゃいないよ…

貴方が俺をおいてく筈が無い。
俺が居なきゃ何も出来ない貴方が俺をおいて死ねるはずが無い。

ねぇ、何処に居る…?

地球の裏側でも迎えに行くから俺の名前を呼んでよ。
どれだけ遠く離れても迎えに行くから。

其れから数日経った。
君は見つかったよ…海の中から。

どうして、名前を呼ばなかったの?


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