Akashic Records

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なんで傷にはガーゼなの?


何故かというと、

1.ガーゼでは傷が乾燥してしまう。
2.傷に張り付いたガーゼをはぐときに、せっかく直ってきている肉芽(皮膚や組織の元)を、はぎ取ってしまう。
3.ガーゼが傷にくっつくため,ガーゼ交換すると非常に痛い。

人間は細胞から出来ています。細胞には潤いが必要です。
化粧品の宣伝なんかでいつも、「お肌に潤いを」とか行っているでしょう?
傷の部分の細胞にも潤いは必要です。ガーゼで通気させた状態の傷のなかの肉芽はサハラ砂漠にいるようなものです。

そこで、どんな治療をするのか?
ビニールの様なもので密閉してしまいます。
実は、普段の傷でも同じ事は行われています。
痂皮(つ)が傷には出来るでしょ?あれは、閉鎖密閉の状態を作って、その下に細胞を培養している状態なんです。
でも、痂皮は死んだ細胞の残骸です。細菌からの感染も受けやすい。
そこで、病院施設ではビジダーム、オプサイトなどのビニールのようなもので人工的に痂皮を作り、交換・洗浄・観察を容易にします。
ご家庭ではサランラップを傷に直接はり、周りをテープで留める。滲出液が最初は多いんですが、その間は頻回に交換してあげる。すると、次第に適度な潤いを保てるようになります。
また、この治療法は痛みが少ない。普通は乾燥させるので、周りの皮膚や傷が引きつり、擦り傷なんかは一晩ヒリヒリするものです。しかし、閉鎖密閉の状態で治療すれば乾燥しないためヒリヒリはありません。

1週間かかっていた傷が3,4日で治ります。目から鱗ですよ。治りにくい褥瘡なんかも、比較的治りやすくなります(この場合、栄養状態など他の影響もあるので)。

消毒もそうですが、ガーゼも有害無益です。しかし、まだまだ、使用している医療機関や信じて(信仰?)いる医師、看護師は多いのが現状です。

新しい創傷治療ではガーゼの始まりを次のように行ってます。(http://www.asahi-net.or.jp/~kr2m-nti/wound/title_kiso.htm)

ガーゼが傷を覆う材料として一般化したのは,1870年代から80年代の頃とされている。それまでもさまざまな素材が使われてきたが,手に入りやすいこと,安価なこと,滅菌処理しても材質が劣化しないことなどから,ガーゼは不動の地位を占めることとなった。
 現在でも,ほとんどの医療施設では「傷といえばガーゼ」であり,ガーゼ以外の「傷を覆うもの」はごく稀にしか使われていないと思う。

 その原因の一つはやはり,ガーゼが極めて安価なことだろうし,それ以上に,「傷といえばガーゼ」という知識があまりに基本的なものであるため,大部分の医療人にとって,よもやそれが間違っているかも・・・という考えが浮かぶことが皆無なためだろうと思う。

 ほとんどの医者,看護婦,そして患者にとって「傷にはガーゼ」は,「カレーに福神漬け」「刺身にワサビ」「スキーにストック」「ショパンにピアノ」「プッチーニにオペラ」・・・同様,不可分の存在であり,この組み合わせ以外のものがあるなんて考えられないのだ。要するに,医者や看護婦になったその日から「傷にはガーゼ」と教え込まれてきたため,その組み合わせが本当に理想的かどうかを考えることすらなかったのだ

子供さんがつこけた時の擦り傷なんか、すごい効果なのでおためしあれ。

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