キャンプ
出発は金曜朝8時半。
その前にMクン家族から子供が今起きたので遅れるとTELが入る。
子供の起きる時間に合わせるのかよっ、と思いつつ、
お子さんの病気があるので、しかたなしと思いなおす。
8時半に待っていると、KさんからTELが入り、渋滞であと少しで着くとのこと。
15分ほど遅れて、Kさん＆Nちゃん車が到着。
この遅れで、先に行っててくれというMクン車も待つことに。
第二待ち合わせポイントで20分ほど待つ。
この遅れの一番の被害者はH氏だ。
暑い中、40分ほど待ちぼうけ。
H氏をうちの車に乗せて出発。
すいすいと目的地目前というところで、
最後方を走っていた、Mクン車が消える。
ガソリンがないのでスタンドへ行った模様。
その知らせは入ったものの、それ以降携帯の電波は切れる。
そこで30分近く待っていたような気がする。
ガソリンくらい準備しとけよ・・。
しかしいつでもどこでものんびりしたメンバーたちであった。
ようよう戻ってきて目的地へ。
キャンプ場到着は11時。
平日のせいか、キャンプ場は空いていた。
なんとテントを張るのはうちらのグループだけだった。
つまり夜～朝は貸しきり状態。
炊事場の目の前に、車、テント、コンロ、テーブルを陣取れた。
「きっとここは夜幽霊が出るから空いてるんだよ」
と、しきりに脅かす男性陣。ぶっとばすぞをい。
早速河原にタープを張り、バーベキュー開始。
でも、Mクン家族のテーブルの位置がビミョーにいまいちで
タープを張った意味が半減だった気がする。
子供らはとっとと川遊びに夢中。
大人はバーべキューをやりつつ、釣りもしていた。
もちろんなにも釣れてなかったような。
しょっぱな、NちゃんのメガネをH氏が踏んづけてしまう。
この時からNちゃんは最悪なキャンプとなる。
このNちゃん、ちょっと変わっている。
絶対にしゃべらないのだ。メガネが壊れて余計に無口だった。
もともと無口だからあまり変わらない気もするが。
そして無言で、石鹸とかつまようじとかをさし出す不思議な人だ。
ますのつかみどり（10匹3000円）も楽しむ。
結構盛り上がって、わたしも短パンを濡らしてしまった。
途中わたしは車へ。窓、ドアを全開にして昼寝。
風がよく通って、涼しくて快適。
気持ちよく寝ていると呼ばれる。
その間にますが焼けていて、スイカ割りも終わっていた。
Mクン家族が帰るので片付けを手伝ってやってと言われたが
結局わたしは食べ損ねそうだった、ますとスイカを食べていた。
Mクン家族の小学生の女の子が帰りたくなくて、
すねて誰ともしゃべらなくなっていた。
Mクン家族を見送り、夕飯の支度＆テント張り。
カレー＆ご飯を超テキトーに作る。
最初はどうなることかと思ったが、これがなかなかうまくいった。
忘れ物その１「おたま」。カレーにおたまなしはきついぜ。
これはキャンプ場で借りた。
忘れ物その２「洗剤とスポンジ」キャンプ場にあったりするのだけどねえ。
これはトイレットペーパーでふきとり、石鹸と手で洗った。（つらいものあり）
プラスティックの食器は洗いづらい、少し重いけどKクンが持ってきていた
ホーローの食器セットを買おうとひそかに決意。
初めて鍋でご飯を一升炊いたので、いちおう緊張した。
お米の量よりちょっと多めの水を入れて、
強火で。沸騰したら、弱火で15分くらいだったかな。
よく蒸気を見ても、匂いかいでも、音を聞いても
よくわからず最後の方「赤子泣いてもフタとるな」と言いながら、
こそっと覗くと、光るお米が見えてぷーんといい匂い。
いいぞいいぞ。蒸らして完成。おいしい～～感激。
しかしみんなだらだら食べていたので、食べきれず、翌朝に持ちこし。
朝はこれに目玉焼きをトッピングして、早いもの勝ちで競うように食べていた。
コーヒーを作るパーコレーターを今回始めて買って持っていったら
これが大人気で、山男H氏担当で、上手に入れていた。
うちが持っていった粉がなくなると、なぜかみんな粉を持ってきていて
なにかにつけては入れていた。6回くらいは入れたかな。
花火を買うのを忘れたねえ。と言っていたら
Kさんが「そうでしょ？ジャン！」と魔法のように花火を出す。
これがたまたま入っていたどらえもんのレンズが大ヒット。
最初うちの下の子が「花火がどらえもんになってるーー！！」
と騒いでいるのを、笑いながら聞いていたら、
ほんとに花火がどらえもんになるのだ。
もうこれがほんとに大ヒットで、花火の時に留まらず、
翌日帰るまで遊べた。しまいには会社に持ちかえって
研究してパクろうとか言っていた。
ここのキャンプ場は風呂がない。（だから空いてるのかな）
まあでもトイレは水洗でとてもキレイで
温水シャワー室もキレイなので利用した。
300円で4分半。残り時間がわからないので、
いつ止まるか、ドキドキしながら入る。
夜は星の研究会になっていた。
いつまでも夜空を見上げながら、
ようようテントへ。
暑くて寝苦しい。
なんかへばっていて、まくらの用意もしなかったので余計。
下もごつごつしていた。
夜中～朝は寒かった。
次回はまくらの工夫と、タオルケットと、長袖を一枚を忘れないように。
朝は5時半に一旦起きたが、ダンナと子供はそのまま起き、
わたしは寝袋にくるまって2度寝。7時頃起きたら最後だった。
朝食して、子供は川遊び。
大人はひとしきり、ぼーっとしてから、だらだらしながら、片付け。
朝早くから、続々とキャンプ客が来る。さすが土曜だ。
こちらは11時に引き上げて、帰宅。
最後、Nちゃんメガネのせいか、車酔い。
うちの前で酔い止めを飲んでひとしきり休んで帰る。
最後まで災難なNちゃんであった。
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