田舎暮らし日記

小豆島


小豆島(2021、3、3~4)


暖かくなり晴れの日を狙ってちょっとお出かけ、小豆島に行って来ました。
小豆島は昨年の秋、フェリーの料金が片道無料って言うキャンペーンをやっていたんです。
で行こうかと思ってたら、島でコロナの感染者が増えてそれも中止となり今回に至ります。

小豆島は2~3回行ったことがあるような記憶はあるんですが全く覚えてません。
私の家からは港まで15分ぐらい、フェリーで70分なのでとても近いんですが、フェリーの料金が往復15000円なのでなかなか行く機会がないんです。
ちなみに小豆島は香川県です。

さてそんな小豆島へのプチ旅行、いろんな初めてに出会え、旅行はやっぱり楽しいです。
先ずは小豆島土庄港に着いてみてびっくり。
港のすぐ横にこのゴマ油でお馴染みのかどやの工場があるんです。
ゴマ油と言えば私はこのかどやのしか使ったことがありません。
そのかどやの発祥の地が小豆島なんだそうです。
ここの工場でゴマ油の製造についてとか見れるみたいなんですが、現在はコロナのため見学中止となってて残念です。

ところで小豆島ってこのゴマ油だけじゃなく、醤油の産地だったんです。
島の中に醤油メーカーが15社以上もあり、それにも驚きました。
この醤油工場は今回も見学できるところが見つかり、それについてはまた後ほどレポートしますね。

先ずはフェリーから見えたかどやの工場の写真です。
この船で製品を運ぶんでしょうかね。
港の周りではとてもいいゴマ油の匂いがしています。





この日先ず向かった樹齢千年のオリーブの樹です。
この樹はスペインから2011年に運ばれて来て、今でも元気に新芽が芽吹いているそうです
なんともすごいですね。
そうそう、小豆島は車で走っていてもそこら中にオリーブの樹を見かけました。





エンジェルロードです。
潮がひいた時にこの島までの道ができるので人気みたいです。
写真の右側のうっすら道みたいなとこがそこです。





そこにあった恋人の聖地です。
最近はどこに行ってもこれがありますね~。





ところで今回小豆島で出会った旅行者はとても若い人が多かったんですよ。
もちろんデートしてるカップルもわりとたくさん目にしました。
普段平日旅行してる人はご年配の人が多いのに、なんだかちょっと意外でした。
卒業旅行のシーズンで遠くには行けないからかも知れませんね。
就職前の若い方にとっては、この学生最後の思い出もあまり作れず気の毒なんだなって感じました。

さて小豆島で食べたい物って言えば私的にはそうめんです。
お昼は小豆島ふるさと村の手延べそうめん館に向かいました。
そこで食べたそうめんが美味しい!
そうめんと言えば自宅でしか食べることがなかったですが、このそうめんは別物?って感じでした。
麺が固くはないけどこしがあって滑らか?
思わず食べ方とゆで方を聞いて、そうめんも買いました。
食べるのが楽しみです。

その後向かったのがオリーブ園です。
こんな感じに海が見えるところにあり、黄色のお花はミモザです。





ここには眺望のいいレストランや隣の公園には温泉や道の駅もありました。
私もここで海を見ながらコーヒー飲んでました。





ミモザの花って私はあまり見た記憶がなくって新鮮で、何の花かも知らなかったんで新鮮でした。









オリーブ公園にあるギリシャ風車です。





ここはアニメ「魔女の宅急便」のロケ地だそうで、この風車のところでほうきにまたがりジャンプして写真を撮るってのが若い方に人気の様です。
みんな同じほうきを持ってここに来ていたのでどこかでレンタルしてるんだと思います。
この写真に写ってる女性二人もほうきにまたがり撮影してました。





小豆島オリーブ園でのんびりした後は、二十四の瞳映画村に向かいました。
お休みしてるのは分かってたんですが、私は日本の映画村ってどこにも行ったことがないし近くだったんで行ってみたんです。
道路から見た映画村、この左側のポストは本物です。





入口の格子戸越しに撮った中の様子です。
だからこの中のポストはセットです。
見れなくて残念でしたが、ここ小豆島はいろいろなロケ地になってるところがあるみたいです。





バスの待合所?・・・とこの時は思いました。
これはもしかして醤油の樽って思って写真を撮りましたが、翌日醤油工場に行ってやはり当たってました。
この日は当然の様に無人です。
でもここに来るバスは走ってました。





この日の観光はこれで終了。
映画村に行く途中の道にはたくさんのレトロな醤油工場があって楽しめました。
また今回のホテルは土庄港の目の前なんですが、温泉があり、泊まってた8階のお部屋から見える夜の港の景色も良い感じでした。
翌日は山方面を観光しました。

小豆島、2日目は山方面へ向かいました。
寒霞渓です。
ここは紅葉が素晴らしいところだそうで、だから昨年秋に行きたかったんです。
私は車で山頂まで来ましたが、ここにはロープウエイがあり紅葉を見るならそれに乗った方が良さそうでした。





寒霞渓から少し歩いて、ここは映画「八日目の蝉」のロケ地だそうです。
写真の島みたいに見えるところの右端に(陸続きですが)二十四の瞳映画村があります。





四方指(しほうざし)展望台

寒霞渓から少し離れたところにあり、名前の通り四方が見渡せる展望台です。
面白い形ですね。





また写真はないんですが、山の中には棚田百選の中山の棚田もありました。
車でドライブしながら眺めましたが、初夏の頃には素敵な景色が見れそうでしたね。

小豆島で車で走ってると焼杉のレトロな建物がたくさん見える場所があります。
そこは「醤(ひしお)の里」って呼ばれているところで、たくさんの醤油工場があります。
車だと通りすがりですが、ゆっくり散策するとレトロな街並みを楽しめそうでした。

先ずはメインの道沿いで見つけたお醤油工場です。
ここは行きやすかったので、先ずここに行ってみたら現在は工場の見学は中止しているそう。
写真の左側の建物が工場でした。





で電話で探して工場を見せてもらえたヤマロク醤油さん。
ここはメインの道から少し入ったところにあり、車も行き交えないような細い道でたどり着くのはちょっと大変でした。
先ずは入口にあった醤油樽です。





右側にちょっとした売店があってその奥が工場です。





この時間見学してるのは私一人だったのに、ゆっくりお醤油の作り方を説明してくれました。
樽は薄暗い工場内にあります。
1階はこんな感じになっていて、奥の階段で樽の上の部分の中二階に上がれます。





この写真でその様子が分かるでしょうか?





中二階に上がるとこんな感じ。
この樽の中に大豆、小麦、塩を入れて1年以上発酵させるそうです。
醤油はそれを搾って作ったものだそうです。





醤油は私たちにはとても馴染みのあるものなのでとても興味深く、見学は面白かったです。
お礼にお醤油、つゆ、ポン酢の3本を購入。
今回は私には珍しく、小豆島らしい食品をこんなに買いました。
食べるのが楽しみです。





小豆島旅行記はこれで終わりです。
今までいろんな島に行きましたが、小豆島はとても素敵な島って感じました。
今回観光できなかったところ、オリーブの花咲く頃、紅葉の素敵な頃、また来たいと思わせる島でした。
今回も長い旅行記を読んでもらってありがとうございました。



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