奇跡と偶然は紙一重。てか、槍投げるか!

奇跡と偶然は紙一重。てか、槍投げるか!

戦争から60年

今年2005年は太平洋戦争からちょうど60年の
節目の年なのだ。
このことを考えた人は果たしてどれくらいいるのだろう。
日本は経済先進国としてめざましい発展を
遂げたわけだが、その過程で大切なことを失いかけてきている
ような気がする。とても。
私のもう亡くなってしまった祖父にはよく戦争体験の
話なんかをしてもらったものだ。
ここで奇跡と偶然というわけではないのだが、
祖父のある逸話には、とても関心を持った。
祖父が戦争が終盤になってきた昭和20年のあるとき、
東南アジアのある国への出撃命令が出たのだそうだ。
そこは後の記録で、日本軍は”玉砕”した
戦争のもっとも悲惨な形を迎えた場所だった。
そんな祖父の乗る船が出撃を迎える直前の
1945年8月15日、日本は敗戦を受け入れたのだった。
もしここで・・・
日本の戦争が終わってなかったら・・・
そう、祖父は話してくれた。
まさに奇跡なのかもしれない。
もしここで祖父が戦死していたら・・・
祖父は祖母とは結婚していない・・・
私の母親は生まれていない・・・
そうしたら、父親とも出会っていない・・・
そうしたときは・・・
そう考えると、自分の存在って・・・
なんてことを考えてしまう。
みなさんはこういったことを一度でも考えた
ことはあるだろうか?決して考えなきゃいけないわけでは
ない。しかし考えてみるのはいいことだと思う。
親との喧嘩をしたときなんかに、ひどいことを
もし言ってしまった。
そんなときに自分が親にとってかけがえのない存在なのだ
ということに、ふときずかされることがあるはず。
親には、感謝したいものだ。
ここまで自分を育ててくれたのだから。
簡単にできるものではない。
そこには、親の愛情という支えがあったればこそだ。
・・・
てか戦争の話とけっこうづれたけど、
要するに、何気ない日常のなかで、
ふと、その当たり前の平和な生活を考えてほしいのだ。
今世界では、戦争・紛争・圧政など、
過去の遺物となったはずのものが、
今もなお行われている。これは悲しいことだ。
こういった”今”起きていることをみなさんにも
知ってほしい、考えてほしい。語り合ってほしい。
偽善というやつもいるだろうけど、
そう言うのはかまわない。だけど、考えてくれよ。
考えもしないで、人の非難ばかりするのはどうかと思う。
絶対こういうこと考えるのは、大切だとおもう。

そういえば、アメリカのロサンゼルスに
核の博物館というものが完成したらしい。
そこでは日本が世界で最初、そして唯一の被爆国
であることはほとんど触れられてはいなくて、
ほとんど核の正当性や、その実験についてのことばかりが
展示されているらしい。
それはないでしょ、アメリカのかたがた。
広島の原爆ドーム見に行ってみたらどうですか?
俺なんて、「はだしのゲン」ていう漫画でさえ、
見るの辛かった。
ほんと悲惨なんですから。ほんと。
もう戦争なんて、やめてほしいもんだよ。
絶対。。。


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