あきあき時々ムシキング生活

同居はお嫌い？私は…

　いつかは自分の通る道である「老い」。自分の親ですら合わないのに、夫の親と合うはずが無い！そんなあきあきの同居体験。

　１．現在
　今は、夫、子供と気ままな生活です。同居を逃げ出したダメ嫁とでも言って下さい。でも、自分が病気になったり、子供に八つ当たりするくらいなら逃げて正解。

　２．同居についての考え
　小さい頃から母と父側の祖母、伯母（姑＆小姑）を見てきたのでぜったいするか！と思って育ちました。夫がたまに「そろそろ同居」と言い出すといつも喧嘩なのではぐらかしていました。

　３．それは突然やってきた！
　二男が生まれて２ヶ月目のこと。突然死で義母が亡くなってしまい、必然的に後継ぎのいるうちが入ることに…。義父の面倒なんて！
　実母から「あんた（私のこと）は、生意気だからいつも自分がいつでも年下だと思っていなさい」と同居へのアドバイスをもらいました。自分への戒めとしてきましたが…。

　４．誰も分かってくれない！
　同居の苦しみは、いじめられた人にしか分からないものでしょう。
家族会議で、夫の上２人兄弟も数回よんで話し合いましたが、私が悪者で、誰もが「じいちゃんがそんなことしない。もっと大人になれ」と言われました。
　確かにみんなから見たら私は、とても子供です。歳が離れているので、私と義父は私の祖父と同じくらい…。
　みんながいないと、厳しく行ってきたり、理不尽なことを言われ返事をしないと髪を引っ張られ、叩かれたりしました。みんなは、現場を見るまで信じてくれませんでした。
　台所で、ラジオで聞くのも罪だそうです。ラジカセを投げられました。部屋に入ってきては、押入れの布団のたたみ方、アパートから持ってきた荷物など捨てろ捨てろと言ったり、夜も２２時過ぎで電気を消しに上がってきたり、パソ触るとテレビばっかり見て（パソコンが分からない）と文句。もちろん、テレビを見る暇も無く、夫と２階で話していると「俺の悪口を言っている」と。
　夫と子供で、２階に居た時２１時過ぎ。いきなり上がってきて「この嫁は！俺に飯食わさないのか！釜にといだ米しかない」とかかってきました。幸い夫が「食べただろ」と一言で引き下がりました。たぶん、私が食べたよって言ったなら私が、怪我していたでしょう。

ある日、メガネを壊れて、逃げるにも車で逃げれなくなってしまい近所の人のところへ、泣き顔を見せずに駆け込みました。そこのおばあちゃんは、私がなにも言わなくても「私も色々あったんだ」となぐさめてくれました。
　みんな通ってきた道でしょうが、私には耐えられませんでした。

　５．小さい子供がいて
　２ヶ月の乳飲み子、２歳なりたての子供がいては、亡くなった義母のようには家事などこなせません。昔の人は良く働くので比べられても困ります…。
　ってか細かすぎる人なので、お風呂の床や台所の流しの水滴もふけと強要されたり、子供は食事やおやつでこぼして汚すのが言われるのでとても苦痛でした。そのうち、イライラが子供に当りたくなり（居なければとか、なんで汚すの、泣くの言われるじゃないって）、こんな自分は嫌だと思いつめて、色々暗いことを考え出すように。疲れていたり、好きな時間も全て失いボロボロでした。

　６．そのうち、夫ＶＳ義父
　夫は、私と義父との板ばさみで辛かったと思います。「殺される」と何度携帯に電話して戻ってきてもらったことか。
　そのうち、二人が喧嘩するようになり「出てけ！」と言われ夫も「ああ、出て行ってやる」って。でも、今でもしっくり来ないのは、私でなく子供が居るから義父より私達を取ったってところ。家族会議で、子供のいない長男夫婦が入ってくれることに。ってその時彼らは、私達の話を信じていなかったから…。今は私と同じ気持ちを味わっていることでしょう。

　７．考察。同居でうまくいくには。
　・お互いに干渉してはいけない。
　・夫婦単位で考えよう。（親夫婦どちらかが残った場合、子供（夫）を取りたがる傾向にある）
　・お金について決まりを作ろう。あとでこんなに出してるとか文句なしよ。
　・部屋には入らない。（プライバシーは守ろう）
　・手紙、電話も勝手に見ない、規制しない。
　・生活時間が違っても、責めるな。
　・食べ物に文句を言わない（ご飯が普通で固いからと家族みんな分粥にするな）
　・出かけてばかり、こんなに長い時間と責めない。
　・老いては、少しは子に従おう。
　・同居に関して約束を交わしたら、ボケたふりして破ってはいけない。
　・台所に主婦は２人いらない　などなど。

　８．出るまでにも色々あった
　離婚してもかまわないと言い出し、帰る所が無いと悲観して○○気だった。今は、なんであんなやつのために自分が○ななきゃならんの？って感じです。
　当時、仕事をしていないので困った。（夜勤時見てくれる義母が亡くなり、同居のせいもあり仕事を同居後に辞めた）
　出てくれると夫は行ったが、住む所を本気で探さない。ドライブがてら休みにあちこち見せてくれるだけ。もう、おかしくなりかけてた私は、パパを説得した。
　一日で引越し、しばらく私と子供だけの生活だった。
　自分の親からは、「（夫）が一緒に出てくれてよかったね。家族４人でやりなさい」って言われやっと肩の荷が降りた。

　辛かったら、逃げてもいいと思う。病気になったらおしまいだ。ストレスは本当にガンになる。
離れてよくなる関係もある。今では、電話を何度もよこす…。私に労いの言葉までくれる…。

ジャンル別一覧