**    pure eyes     **    眼瞼下垂

** pure eyes ** 眼瞼下垂

●【手術当日】●



6時起床
とは言っても、同室の皆さんは起きるのが早い!ので
何となく、早々と目がさめました。
手術前夜はよく眠れません。

あ、そうそう、朝禁食・水分も禁止でした。皆さんのにおいだけ~~。
う~~ん、駄目だといわれると、我慢するのがちょっと辛い(笑)

朝一の手術なので8時には、『術衣に着替えてくださいね』と看護師さんより。
一応、鏡に向かって今までのお顔に【さ・よ・な・ら】を告げる
『いってらっしゃい』とお隣さんが見送ってくれました。(母親位の年代の方)
『いってきま~~す!』

8時40分までに手術室へ到着しなくてはならないそうなので、20分に病棟をでました。
眼科病棟ではないので、私1人を看護師さんが付き添ってくださいました。
手術室前での待ちが長く、手術前で緊張があるのにもかかわらず、
看護師さん(お若い方)とお話しに花が咲き緊張が薄れていました。

さて、手術室ドアが開き、名前を呼ばれる。
名前確認等をして、手術室へ入る。
見慣れた顔ぶれ(ってあたりまえだけど)の主治医サンたちが
『いよいよだね』…と

手術台へ横になる。
痛くて苦しむ?のは前回の斜視手術で覚悟ができていたので、
まさに、【まな板の上の鯉】状態。
もう、何とでもして頂戴って感じ…不安はあるけど、
皆様に励まされたお言葉を思い出し、主治医を信じて、、、
手術開始。

洗眼をして、麻酔目薬及び注射の麻酔3本。
痛いぞ~~と相当覚悟していましたが、歯医者さんで麻酔するのと
そう変わりはないかもしれません…

瞼に切開線のしるしをつけて…瞼を開きます。
開瞼写真
ちょっと気分が悪くなる可能性もありますので、自信の無い方は飛ばしてくださいね。

過去の手術の痕跡です。

昭和47年6月29日、都内某大学病院にて施術
《上眼瞼挙筋前転術:Berkef変法・経皮膚約20mm》
【眼板の挙筋側で結膜も一緒に挙筋を切断、その後、結膜を結膜眼窩と縫合】
                     ** 前病院担当医からの情報 **

 3歳時手術前     右:3.5mm 左:7.0mm    
    手術後      右:4.5mm 左:7.0mm
 (術後2ヶ月検診:夜間兎眼が少し認められるとのこと)
  10歳Rの下斜25度と計測記述


** 開瞼の所見 **
眼板に付着している黒い糸で引いている部分が挙筋腱膜。
眼窩脂肪が挙筋腱膜と一緒に瞼板に縫いつけられていたために眼窩脂肪が引きずりおろされた状態になっておりました。

さて手術内容です。
大人の場合、挙筋短縮量が少なくても十分瞼が挙がるとのこと。
手術の目標は1-2mm挙げる事。
挙筋を4mm縮めた状態から確認→挙がりすぎてしまい兎眼が大きい。
その後1mmづつ縮めて確認。
最終的に1mm短縮。
その都度ポラロイドカメラ撮影の写真によって状況を確認。
リペア?とか、やっぱりリオペ?とか..
最後に縫合して、『こんな感じです』と
まるで美容室みたいな感じ。

過去の癒着部分をはがす時や、縫合するとき。
痛みはありませんが、いや~~な不快感。

主治医と助手?の先生はいろいろ話しかけて下さるのですが、カチカチ。
H2さんに教えていただいたように、
『良くなるんだ!主治医を信じて』と頭の中でぐるぐると考えていました。
良くなるんだ!って気持ちは山々なのですが、前述のように
まな板の上の鯉だったので、早く終わって~~とその場限りの事を考えていました。

手術時間は1時間前後だったでしょうか?
手術後、手術台から降り手術室からでるまで主治医がしっかり引率してくださり、最後はニコニコっとカブのvサイン
とてもうれしかったです。

手術室は、ドラマのような緊張感漂うものではなく、
直ぐお隣でも手術をしてあちこち会話が聞こえてきます。
それが、世間話や雑談だと、耳は確かな患者にとっては悲しい…
学生さんに説明していたり、(私って生き見本か~~)
『次の患者さん呼びますか?』なんていうのもね。
でもしょうがないことですよね。

そうそう、手術室内に音楽が流れていました。(オルゴール)
《ZARDの揺れる思い》だけ流れていたのを覚えていました。
以前の手術の時には全く耳に入りませんでしたし、
今回も一瞬しか覚えていません。

病室を出たのが、AM:8:10 病室へ戻ったのが、AM:10:30頃

その後は、今まで聞いた情報によると《術後はひたすら冷やすのみ!》でしたが、
保冷材が届くわけでもなく…
ナースさんにお願いしたところよくケーキに入っている程度の小さい保冷剤を
ガーゼでくるんで貸してくれました。
でもさ~~、小さい!小さいので直ぐに溶けてしまいます。
カチカチなので目にうまく当てていられないし。
ナースコールでデリバリーをお願いするのですが、通常の倍のお待ち時間。
ひどい時は『は?』と求めている事を理解してくれません。
何だか、目の周りというか頭周辺が熱くなってきたので、
又ナースさんに伝えたら今度は氷枕。これは混合病棟だからの対処なのでしょうか。
う~~ん?こんなのでいいの?

手術後のガーゼは分厚くてメガネがかけられません(泣)
片目はふさがっているし、もう片方は近視。

主治医が本日の手術を終えた後、術後検査。
夕食後だったかな?病室へきてくださり処置室で検査等。
病室から処置室へ向かうにも、メガネがかけられないし、
見えない!とおどおどしていたら
お隣さんが、『センセイに手を引いてもらったら?』っていうので
『そうですね~~=^^=』なんて…

両目が見えることのありがたみを感じました。
検査後は薄いガーゼに換えてくださり、メガネがかけられるようになりました。


手術当日の夜の看護師さんへはお願いをして3時間おき位に保冷材を交換していただきました。(寝ていても横に手元から交換してくださいました)
この方の日はよかった。

術後(腫れのある状態) 右:6.5mm 左:7.0mm
 術後1週間(抜糸前) 右:7.0mm 左:7.0mm
             (約)

大体左右の目の大きさは同じになりました。
でも、左右の眼位が上下に少しずれがあります。


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