東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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聖書預言@ Re:説教要約 1266(08/08) 『JDファラグ聖書預言』でネット検索すれ…
2009.02.13
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「神の忍耐と人の忍耐」

                  ペテロへの手紙、第二、3章8~15節

 「私たちの主の忍耐は救いであると考えなさい」(第二ペテロ3
章15節)。
 「神の戒めを守り、イエスに対する信仰を持ち続ける聖徒たちの
忍耐は、ここにある」(黙示録14章12節)。

 前半の「ペテロの手紙、第二」には、神の忍耐について、後半の
「ヨハネの黙示録」には、人の忍耐について記されています。

 それで忍耐ということについて、特に神の忍耐と人の忍耐とは、
どのような違いがあるのかということについて聖書の中から学んで
みましょう。

一、忍耐の意味について

 忍耐という言葉の意味を日本語の辞書で引くと、「耐え忍ぶこと」、
「辛抱すること」、「我慢すること」、「堪えること」と記されて
います。しかしこれらの言葉の意味を厳密に区別することは難しい
でしょう。

 新約聖書の原語であるギリシャ語には、日本語で「忍耐(する)」
と訳すことができる言葉が10種類以上もありますが、その言葉の
意味は、似通っているものを一つにまとめるなら、次のような五つ
に整理することができます。

 ◇怒りを延ばすこと、怒りを遅くすること、容易に怒らないこと
(第二ペテロ3章15節)。
 ◇堂々たる態度をとること、平静沈着な態度をすること、言い換
えれば何事もなかったかのように振舞うこと(エペソ4章2節)。
 ◇自分の場に堅く踏み止まること、堅く立って動かされないこと
(黙示録14四章12節)。
 ◇(重荷や苦しみを)背負うこと、担うこと、支えること、運ぶ
こと(黙示録2章3節)。
 ◇おおうこと、おおって代わりに受け止めること(第一コリント
9章12節、13三章7節)。

 「忍耐(する)」という言葉には、このような5つの意味があり
ます。

二、人の忍耐について

 生まれながらの人間は、自己中心で罪深い者ですから、このよう
な人間の忍耐は、次のようなものではないでしょうか。

 ◇真の忍耐は、自らの居るべき正しいところに堅く踏み止まり、
そのために受ける苦しみを耐え忍ぶことですが、生まれながらの人
間は、自らの居るべき正しいところを離れて逃避したり、悪と妥協
したりし、そのために受ける正しい批判に堪えることが忍耐である
と考えているのではないでしょうか。

 ◇真の忍耐は、重荷を背負い、苦しみを担うことですが、生まれ
ながらの人間は、重荷や苦しみが一刻も早く過ぎ去るのをじっと我
慢して待つことが忍耐であると考えているのではないでしょうか。

 ◇生まれながらの人間は、耐え忍ぶことは、自分にとって益があ
り、辛抱しなければ損であると考えて忍耐するのではないでしょう
か。それは自らの利益のための忍耐です。

三、神の忍耐について

 これに対して神の忍耐は、どのようなものでしょうか。

 ◇神が、罪深い私たちに「対して忍耐深くあられる」(9節)の
は、神がどこまでも正しく、聖い方であるとともに、どこまでも愛
と憐れみに満ちた方であり、その立場を絶対に譲ることができない
からです。

 ◇神の忍耐は、「胎内にいる時からになわれており、生まれる前
から運ばれた者よ……あなたがたがしらがになっても、わたしは背
負う……なお、わたしは運ぼう。わたしは背負って、救い出そう」
(イザヤ46章3、4節)という御言葉に表されています。

 ◇神は「ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改め
に進むことを望んで」(9節)、忍耐深くあられるのであり、それ
は私たちの利益のための忍耐です。

 そしてこの神の忍耐によって救いに与かった者(聖徒)だけが、
ほんとうの意味において忍耐することができるのです。





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Last updated  2009.02.14 01:10:38
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