東京フリー・メソジスト教団付協力牧師 甲斐慎一郎 説教要約

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聖書預言@ Re:説教要約 1266(08/08) 『JDファラグ聖書預言』でネット検索すれ…
2010.08.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類

「聖書に親しむ」
                      甲斐慎一郎
         テモテへの手紙、第二、3章14~17節

  テモテは、使徒パウロによってキリストの救いを受け、彼に導か
れて伝道者となり、エペソ教会の最初の監督に任命された神の人で
あり、パウロが最も愛した真実な子で、練達した働き人です(ピリ
ピ2章22節)。

 しかし肉体的にも精神的にも頑強とはいえない若い伝道者テモテ
が、ひしひしとせまる迫害と近づく困難な時代を前にして、偽りの
教えと戦い、「真理のみことばをまっすぐに説き明かす、恥じるこ
とのない働き人と」なり(第二テモテ2章15節)、教会を建設して
いくことは、至難のわざでした。このような事情の中でパウロがテ
モテに注意を喚起するかのように書き送ったのが次の言葉です。

  「けれどもあなたは、学んで確信したところにとどまっていなさ
い。あなたは自分が、どの人たちからそれを学んだかを知っており、
また幼いころから聖書に親しんで来たことを知っているからです」
(14、15節)。

  「聖書に親しむ」とは、単に聖書を「読んでいる」とか「知って
いる」または「学んでいる」とか「研究している」ということでは
ありません。これらを全部含んではいますが、なおそれ以上のこと
です。

  「親しむ」ということばには、「懇意にする」とか「なじむ」ま
た「睦まじくする」という意味があります。ですから聖書に親しむ
とは、聖書を心から愛して、聖書がその人の身についているという
ことです。

  私たちは、いったい何に親しんでいるでしょうか。「朱に交われ
ば赤くなる」という諺のように、私たちは、自分が親しんでいるも
のに染まっていくものです。ですからある人が、どのような人であ
るかということは、その人がいったい何に親しんでいるかというこ
とを知ることによってわかります。

 そこで私たちは、なぜ聖書に親しまなければならないのか、また
聖書に親しむなら、どのようになるのかということについて、次の
ような三つのことを学んでみましょう。

一、「聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対す
る信仰による救いを受けさせることができるのです」(15節)

  知恵とは、何でしょうか。聖書は、「主を恐れることは知恵の初
め」であり(箴言9章10節)、「主を恐れることによって、人は悪
を離れる」と教えています(同16章6節)。

 天路歴程の著者であるジョン・バンヤンは、「この本(聖書」は、
あなたを罪から遠ざける。さもなければ罪があなたをこの本(聖書)
から遠ざける」と述べていますが、まさにその通りです。私たちは、
聖書に親しむことによってのみ、神を恐れることを学び、罪から救
われることができるのです。

二、「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと
矯正と義の訓練とのために有益です」(16節)

  「偽物を最もよく見分けることができる人は、本物を最もよく知
っている人である」ということばがありますが、まさに至言です。
聖書に親しんでいる人のみ、聖書が霊感を受けた誤りのない神のこ
とばであることがわかるのみならず、真理を教えられ、悪を戒めら
れ、間違いを矯正され、すべてのことに義の訓練を受けることがで
きるのです。

三、「神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分
に整えられた者となるためです」(17節)

  私たちの主イエス・キリストは、神のことばが肉体をとり、人間
となられた方です(ヨハネ1章14節)。私たちが、すべての良い働
きのためにふさわしい十分に整えられた神の人となるためには、人
のことばや働きでは不可能であり、聖書に親しむことによって、私
たちのうちに神のことばが聖霊によって受肉するとともに、私たち
の「うちにキリストが形造られる」(ガラテヤ4章19節)ことによ
って初めて可能なのです。






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Last updated  2017.06.23 15:58:04
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