この広い世界で

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西沢渓谷

ハイキング1<西沢渓谷>

秋晴れの10月下旬、山梨県西沢渓谷へハイキングに行った。

西沢渓谷といえば、東の横綱と呼ばれる秘境ってことらしいんだけど、今まで行ったことのないあたしにとってはホントに秘境なのです。

車だと中央道の勝沼ICか、関越道の花園ICから長瀞方面を越えて向かうかのどちらかで、結構遠いのです。

でも、すごく早くてラクチンな方法を見つけたの。

それは電車。

千葉から直行の「特急かいじ」が土日祝日限定で出てました。

乗り換えなしで2時間ちょっとで、西沢渓谷もよりの塩山(えんざん)駅に到着。

車両も新型車両らしく、綺麗で快適。

塩山駅からは、路線バスで40分程度。

バスの運転手さん、すっごくイイ味だしてます。

どこで降りたらいいかわからない若いカップルがバス停で悩んでいると、運転手さんは降りていき「アンタ達どこ行きたいの。」と声をかけ、彼らの行きたい場所の近くでおろしてあげてました。

しかも、このバスは快速運転バスだったのにも関わらず、「○○で降りたい」と伝えておけば必ず停車してくれるというなんとも優しいのんびりとしたバスでした。

うちの近所の○○バスとは大違い・・・(笑)。

バスは細い道を抜け、西沢渓谷に到着した。

すーーーーーーっごい観光バスがいっぱいきてるし、乗用車もいっぱいだわ。

さっそく遊歩道を歩きはじめた。

遊歩道は一周約3時間半。

ここ、西沢渓谷の遊歩道は、基本は岩を切り出して作ったものなので、足元は岩場。

雨の翌日だったこともあり、足場は決してイイとは言えないし、なんせ狭い。

毎年何度かは転落事故が起きるそうです。

すれ違うのも難しい場所が多く、ちょっとゆったりとした歩みの人がいると、それを抜かすのも難しい。

途中、鎖を伝って登らなければならない岩場もたくさんあるので腕がプルプルしてきちゃいました。

紅葉は、ちょうど見頃を迎えており、渓谷の水はこれ以上ないというほど澄んでいて、紅葉と川のコントラストがとてもすばらしいの♪

川も水量が多いので、滝は丸っこい可愛い滝壷が出来ている。

水があふれるようで、豊かな渓流ですわ。

水は凍るように冷たかった。

しかし、いかんせん人が多い。

ま、紅葉シーズン真っ只中、しかもイイお天気の日曜日。

ある程度は覚悟してたけど、ココ西沢渓谷のハイライトである七ツ釜五段の滝に向かう細道は大渋滞。

30分程度、まったく前に動かず・・・(涙)

日陰に入るとホント寒いので、動かずただ立っているだけというのは結構辛いもんがありました。

この渓谷は見所がホントに多く、長い道程だけれど結構楽しめます。

帰り道は、30年ほど前まで使っていたという緩やかな下りのトロッコ道を歩くので楽だしね。

大久保の滝西沢渓谷1

↑一番最初に現れる大久保の滝と西沢渓谷でありがちな丸い滝壷の滝

紅葉

上を見上げるとこんな紅葉が・・・。

七つ釜

渓谷のハイライト七ツ釜五段の滝(立ち止まって写真を撮るのが困難なほど混んでた)

紅葉

帰り道のトロッコ道より



帰りはたまたま直通臨時便のバスに乗れ、塩山からはまたもや千葉行の特急に乗ることが出来たので、とても楽に帰ってこられました。

今度は新緑の頃行きたいな。






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