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2014.01.01
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カテゴリ: 自閉症関連

 障害者のトラブル時に支援者育成 湖国の福祉関係者ら

知的障害や発達障害がある人が、

犯罪につながるトラブルを起こしたり、

警察に逮捕された場合に

福祉の支援体制を整える「トラブルシューター」の育成に

滋賀県内の福祉関係者らが取り組んでいる。

障害がある人たちは十分な意思疎通ができず、

周りの障害への理解不足から誤解されるケースがあるといい

「障害の特性に対する理解を広げたい」としている。

 障害者福祉施設「大津市立やまびこ総合支援センター」によると、

障害がある人たちは障害の特性で、

強いこだわりや周りとコミュニケーションがうまく取れないことがあるという。

そのため、じっと人を見つめたり、

いきなり人の物に触るなどしてしまい、警察から注意を受けたり、

逮捕されることがあるという。

 トラブルシューターは、

障害者の権利擁護活動をする

NPO法人「PandA-J」 (東京都)が考案。

障害がある人たちがトラブルを起こしたり逮捕された時に、

警察や被害者らに障害の特性を説明し、理解を求める。

その後、トラブルや事件が起きないように、

福祉支援体制や生活環境を整える。

同NPOの養成セミナーを受講すれば修了証がもらえ、

トラブルシューターと認定される。


 滋賀県内では2011年4月に社会福祉士や弁護士、

臨床心理士ら十数人が集まって勉強会を発足させた。

11月には大津市内で同NPOの養成セミナーを開き、約60人が参加。

刑事手続きについて弁護士から説明を受け、

精神科医からは罪を犯した障害者の特徴について話を聞いた。


 取り組みを広げている

やまびこ総合支援センターの相談員越野緑さん(38)は

「事案が起きた時にすぐに動けるネットワーク体制を作りたい。

行政関係者や企業など

障害者に関わりのある幅広い人たちに参加してほしい」

と話している。 【京都新聞】

大津市の試みは先日も 掲げた

権利擁護ハンドブックといい、

実に障害者の生活に密着した支援を見出しています。

支援者育成がより多くの理解へ繋がること、願うばかりです。 🌠

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Last updated  2014.01.02 05:44:25
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