* 奇跡 *

「永遠に・・・・」サン×ナミ





あれからどれくらいの月日が流れたのだろう






あの人を失ったあの・・・あの日から・・・・







            「永遠に・・・・」




眠れない・・・今でも二人で過ごした家のドアを・・・
勢いよく開けて・・・あの人が帰ってくる気がして、でも・・・・
現実は厳しい・・・あの人を忘れろと、そう・・・言う。
そんな事できるはずが無い・・・・・

『皆!!!!!!分かってるでしょ??あの人はきっと帰ってくる♪
私を一人にするわけないじゃない♪』  『・・・・・・・・。』

皆の言いたいこと分かってる・・・・
帰ってくるハズの無い人を待ってるなんて・・・・
            「無駄」
でも・・・でも!!!!!帰ってくる事・・・私が信じててあげなきゃ
あの人の居場所が無い・・・消えてしまう・・・
だから・・・・だから恐いの・・・・。

こんな気持ちのまま・・・もぅ一年も経ってしまったのね・・・・

『・・・・ハハッ・・・私って・・・馬鹿・・・かなぁ?』

涙が止まらない・・・この一年間・・・夜になると思い出す・・・
二人で楽しい話・・・いっぱいしたよね?美味しい料理作ってくれるって・・
約束した・・・誰にも食べさせたことの無いとびっきりの・・・・・
でも・・・守られなかった約束・・・・涙が・・・止まらない

『いっそ・・・私も・・・死んでしまおうか・・・・・。』

その時・・・玄関のドアが開く音がした・・・
私は涙を拭いフラフラの体を動かし急いで音のしたほうへ駆け出す・・・
けれど・・・期待とはうらはらに・・・あの人の姿はなかった・・・

『・・・・・・・・・風???』

期待は一気に消え去り・・・ドアを閉めようとしたその瞬間暖かな・・どこか懐かしい
ヌクモリが身体を抱く・・・・・記憶の中に確かに残っているヌクモリと同じ
あの人のヌクモリ・・・涙が流れ出す・・・悲しくて泣いてるんじゃない
すごく嬉しい・・・心からの涙・・・・
振り返ってもあの人の姿は無い・・・でもあの人が居る気がして・・・
居てもたっても居られなくなった・・・・。
走って・・・何時間たったのだろぅ・・・あの人との思い出の場所を探し回ったが
やはりあの人はいない・・・・・・。
諦めようとしたその時・・・・・フッとよぎる思い出・・・・・。

『ねぇ♪サンジ君!!!!!大きくなったらさ!ここ大きなお家建てようよ!!!!!ねっ?』
『ナミちゃんはすごぃなぁ~~~☆よし!!!じゃあ俺が建てるよ♪』
『やったぁ~~~☆☆サンジ君だぁ~~~~ぃ好き!!!!』

一瞬よぎった昔の思い出・・・・そこはまだ探してはいない・・・場所・・・
ありえないとも思ったが・・・残っている思いではもぅそこしかない・・・
急いでその場所で駆け出す・・・・。
裸足のまま足場の悪いところを走って・・・・・右足からは皮が剥け血が出ている・・・
けれど痛みで立ち止まるより・・・一刻も早くあの人との思い出の場所へ行きたかった。
数時間がたち・・・やっとの思いでたどり着いたその場所・・・・には・・・
一軒小さな家が建っていた・・・・まさかとおもいドアを開け入った瞬間・・・
ナミの眼に飛び込んできたもの・・・・それは・・・・

『・・・・私たちの・・・・・写真・・??』

そぅ・・・・出会った頃から最近までの写真がずらりと部屋中に飾ってあるのだ・・・
『嘘・・・・・』
それ以上言葉がでなかった・・・・オモイデの場所・・・写真・・・・・・・
あの人はいなかった・・・・けれど・・・希望が・・・・胸の高鳴りは止まらなかった
ナミはその部屋にあったベッドに寝転がり・・・・何日ぶりかの眠りについた・・・
とても気持ちがよく深い眠りに・・・・

『・・・・☆おはよう!ナミさん♪』
『・・・・?サンジ・・・・・君??』
『一人にしてごめんね・・・・俺駄目な男だよなぁ~~~ハハッ』
『よかった・・・もぅ一人にしないで・・・・』
『うん・・・ずっと一緒だよ・・・・・ずっと・・』

二人の思いは永遠に・・・つながり続ける・・・これからもズット

永遠に

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