ガオン


「あぁ」
未来が何時に無く真剣な表情で礼儀正しく座っている修を見ると、深くため息をついていった。
「いつも喧嘩している、君が言う??」
未来は机の上に盛られていたせんべいを手に取ると、修の返事を待った。修はでもといい、さらに言葉を続けた。
「ふだん俺ら戦ってばかりだろ??だからさ・・・。」
「いいよ。」
修は顔を上げると、ニコニコ笑ってせんべいを食べている未来を見た。
「ただし、ガオンの誕生日なんだ。力を入れるよ」
「未来!」



そのコロガオンは自分の誕生日をすっかり忘れていて、家から追い出されたためそこらじゅうをさまよっていた。
「ひまだぁ」
さっきからこの言葉しか口から出ていない。
普段戦い戦いで忙しいためか、こんなに暇なのは性にあっていなかった。
ダカラといって戦いたくは無い。
こういうのをなんかといったような気がしたのだが・・・馬鹿なガオンの頭にはそんな語句は入っていなかった。
ガオンは暇で暇で仕方なかったので、諏訪湖周辺を歩き回った。
そのとき、聞きなれた声が後ろから聞こえた
「クソ犬」
「何だよ修。」
「帰って来い。」
「人を家から追い出しといて・・・。戻ってこいだと」
「お前はモンスターだ。」
ガオンは黙り込むと、修を見上げた。修は、目を瞑ると家に戻るためにもと来た道を戻っていった。ガオンはそれを追いかける。




いえに着くと、修は歩くのをやめガオンを待った。ガオンは修を睨みつけるといった
「なんかたくらんでるな」
「いや。何も??」
「・・・。このドア開けたとたんに、クラッカーパァンとか・・・」
修は内心ヤバイと思いつつ表情や声に出さぬよう、ガオンを見た。
「まぁ。オレそんなことされるようなことしてないし・・・。」
「日本語おかしい」
「はん。とにかくあけるぞ」
ガオンは、取っ手に手をかけ勢いよくドアを開ける。
と刹那、ナイフが突然飛んできた。ガオンは目を丸くし、それをよけると修は剣を召還しその剣で防いだ。
ガオンが怒鳴る
「なんだよ!!いきなり」
「いやぁ誕生日パーティだよ」
「未来・・・。」
ガオンがあきれながら歩を一歩進めると、そこに何も無いことに気付きそのまま落下していった。修がガオンの名を呼ぶと、その穴に飛び込んだ。




着いた場所は以外にも居間。
そこではいつものメンバーがワイワイとガオンの誕生日を祝っている。
そんな中いろんな仕掛けを作った主犯が笑顔できて言った。
「やぁ修。びっくりドッキリ誕生日は成功したようだよ」
「未来。やりすぎ」
「え??そう??」




――――――あとがき

おそらくここでは始めてのメセンヂァ物。

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