あま野球日記＠大学野球

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2021.08.22

【甲子園2021夏】盛岡大附が沖縄尚学を下し3回戦へ。関口監督「次は本気で関西勢に勝ちに行く」

テーマ：高校野球(3737)

カテゴリ：高校野球

　今日の第４試合は、盛岡大附が沖縄尚学を４－０で下し３回戦進出を決めた。

沖縄尚学　０００　０００　０００　＝０
盛岡大附　０００　２００　０２X ＝４

　「猛打」のイメージが強い盛岡大附だったが、「投」も相手を圧倒した。先発・ 渡邊翔真 は、８回途中まで一つの安打も四死球も許さないパーフェクト投球だった。終わってみれば９回完投、被安打１、与四死球１、失点０。アウト27のうち、奪三振９、内野ゴロ10。相手打線を完璧に封じた。

　もちろん打棒も健在。４回に４連打で２点を先制すると、８回には４番・小針遼梧、６番・新井流星がソロ本塁打を放ち勝利を決定づけた。

　次の３回戦は大阪桐蔭ー近江（滋賀）の勝者と当たる。いずれにせよ相手は関西勢だ。盛岡大附の 関口清治 監督は「以前は東北が関西に勝つというのは考えられなかった。と話した。

　同じ東北出身のボクもまったく同じ思いだ。これは野球好きの東北人に共通するメンタリティーともいえる。しかも関口監督の視線の先は近江ではなく、本気で大阪桐蔭に勝ちに行くことを考えているのだろう（３年前、金足農がすでに近江に勝利している）。頼もしい限りだ。

　そういえば、最近は事前の勝敗予想が難しくなってきたように思う。一昔前なら学校名や地域を比較することで、ある程度勝敗を予想できたが、近年は各校の練習の質の向上などがあり、地域や学校間の格差が小さくなってきたからだろう。その傾向が一層顕著なのが今大会だと思う。ひょっとして優勝校は意外な学校かもしれない。

写真：NHK