あめぷり!ジュニアテニスUSA

あめぷり!ジュニアテニスUSA

July 6, 2004
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心が「行け」というので(^^)@かっぱ母

 子供達のトーナメントに付き合った後、リトル東京ま
 で車を走らせる。

 KIKIを家まで送る間は、カープールレーンが使えた。
 ※カープールレーン=二人以上乗ってる場合に使える車線

 どうにか10分遅れくらいで着く。

 シャーリー・マックレーンを始め、スピリチュアル系
 の本の翻訳を長年して、その分野では名の知れてる山


 以前からいろいろと間接的にご縁があって、一度会って
 おきたいと思っていた人達だ。

 今日の講演の中で、繰り返し言われていたこと。

 「自分の魂と会話する」

 「自分が本当に何をしたいのかを、自分の心に聞く」

 頭で考えすぎると、ホントに自分の体や魂が何をして
 欲しいのか、その声が聞こえなくなるというのだ。

 そう、忙しいと、心が置いてきぼりにされてしまう。

 心と頭の区別さえつかなくなる。

 そうして頭でばかり考えて時間を過ごしていると、ある


 気がつけばいいけど、気がつかずに、ずっと走り続ける
 人もいる。

 ジュニアテニスに限らないかもしれないが、ちょっと似た
 現象は、日本の子供達全体に何となく蔓延しているかも
 しれない。



 日本の伝統的体育会系のメンタリティは、未だに日本のス
 ポーツ界にはびこっている。

 メカニックな部分は、とにかく技術向上のために繰り返さ
 れる練習でクリアする。

 エンジン部分としての体力も、忍耐力をつけるための猛特
 訓でつくと信じられている。

 精神力は、その厳しい練習の中で生まれてくるという方程
 式。

 しかし、時代は、その神話を信じきれるような子供達を
 すでに排出する力がなく、そんな健全な方程式を信じてく
 れそうな子供を見つけることが出きればラッキーというも
 の。

 少子化時代、子供達は、見栄えのよい車体を持ったスポー
 ツカーのように、テニスウエアもバッグも揃えて、コート
 の上を走りまわる。

 エンジンは、とにかく猛特訓によって鍛えるしかない。

 そして、持たされた地図は、ウインブルドン、グランドス
 ラム、輝かしいプロへの道、もしくは国内での名声だけ。

 車はある。地図も持った。エンジンは、体力と親の経済力。

 さて、では、この子供達はプロになれるのか?

 はっきり言って、ロサンゼルスの子供達とはテニス環境が
 全然違う。

 こちらの子供達が、半分遊び、もしくはお稽古事感覚でや
 ってるテニスのレベルが、下手をすると、日本の全国大会
 レベルである。

 日本の子供達の練習量や、真剣さは、こちらの子供達より
 遥かに高いように思われる。

 それを認識したうちのダンナが一言つぶやいた。

 「How do they get pay off? 」 

 彼らは報われることはあるのだろうか?

 それは皮肉でも何でもなく、率直な彼の疑問であったことは
 そのトーンからわかった。

 何のために、こんなに頑張って、練習するんだ?
 練習しても、結局、練習しない子供達と同じレベルで終わって
 しまう。

 いつ、どんな形で、彼らの努力は報われるんだろうか?

 常々、日本のスポーツのあり方に疑問を持っていた彼は
 日本のジュニアテニスのことも知りたがっていた。

 今回、その現実を目の当たりにして、再び沸きあがって
 きた疑問。

 その答えを出してくれたのは、他ならぬ子供達であった。

 今日、最後まで戦っていた男の子の試合をみんなで見ながら
 いろいろと話をしていた。

 アグレッシブな相手に、真夏日の中の接戦。

 「あー、こういう試合って苦しいんだよねー」
 「マジ勝って欲しいよ」

 仲間の戦い振りを見ながら、静かに応援する。

 その時、ひとりの子がポツンと言った。

 「苦しいよね。こういう試合。
  ・・・・でも、テニスやってて良かったよ。
  テニス、面白いもん。」

 これまで、話をする機会のなかった彼らが、急に身近に
 思えてきた。同時に、一番大事なことを思い出した。

 車には、運転席がある。

 どんなにすごいエンジンがあっても、車体がカッコ良く
 ても、運転手のいない車はどこへも行かない。

 そして、そこはひとりひとりの心の座る場所。

 地図よりも、車よりも、子供達自身の心が必要だ。

 そこに心が座ってないと、道を間違えたり、途中で方向が
 変わってしまった時に修正が出来ない。

 運転席には、コーチも親も座れない。

 そもそも子供達が車に乗る前に渡される地図自体、予め、
 子供達が作ることさえ出きる。

 当たり前のことなんだけど、意外とそんなこと、考えた
 こともない人もいたりする。

 自分の地図も描けないのに、子供の地図ばかり描いてる
 大人が増えたせいだろうか?

 日本は、最近、行き場を失った子供達の事故多発です。





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Last updated  July 7, 2004 05:33:01 PM
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