ドイツにて、あれもこれも

ドイツにて、あれもこれも

ドラちゃんが体験する日本/持ち込むドイツ


人生で初めて飛行機に乗って日本へやってきた。
来たくて来たわけではない。
ともかくも住み始め、私と出会った。
日本で暮らしたかったわけではないが、
私と一緒にいるために日本で暮らし続けてくれている。

ドラちゃんは、
日々のストレスを笑い飛ばして日本で生きている。
研究に追われて時間がほんとうにない中それでも
決してあきらめずに日本語の勉強を続けている。
私は、
『パートナーの外国暮らしのストレスを無条件で受けとめるのは
自分の国で暮らしているほうの最低限の役目』というどこかで聞いた言葉に
ふかあああくうなずきながら、
そんなこと全然できない自分に腹をたて落ち込む。

ドラちゃんが『日本』で体験することを通して、
彼という『日本で生まれ育ったのではない人』と一緒でなければ
体験しなかったであろう『日本』を、
私もまた日々体験している。 
それは、ストレスや摩擦や怒りや憤りや諦めに彩られているけれど、
なんといってもやはり興味深い体験だ。

そういう『ドラちゃんが体験する日本』、
そしてそれを通して『私が体験しなおす日本』を、
書き綴ってゆきたいと思う。


☆日本語
☆交通
☆研究室
☆両親

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