Amieのフロリダ的生活

Amieのフロリダ的生活

ドーバー海峡の渡り方



留学していたイギリスからパリ経由で日本に帰る時、どうやってパリまで行こうかと考えた。ロンドンin パリoutのオープンジョーチケットだったもので。。。

一番簡単なのはロンドンのウォータールー駅からユーロスターでパリの北駅まで行く方法だ。
しかし、昨日の日記にも書いたLe Mont Saint Michelへも寄りたかった。パリからツアーでも行けるけど、やっぱり気ままにリーズナブルに旅をするのがAmie流。ホントはお金がなかったのが一番の理由だが。。。(T_T)

そんなことを考えつつ、バイト帰りにイブニングスタンダード(新聞)を買った。ちょうど、10~500ポンドが当たるというスピードくじが付録でついていた時期で、そのお金を目当てに買ったのだ。もちろん、新聞も読んでたよ!
まんまと外れてしまった。。。。が、なんと!フランスまでのドーバー海峡往復フェリーチケットがたったの5ポンド(当時約1200円)で買える権利が当たった。グッドタイミング!
往復で買って、片道だけ使おう!5ポンドで国教越え!!
かくして、イギリスからの日本への道がひらけた。


イギリス南部のポーツマスからフランスに渡ることに決めた。サッカーの川口選手が移籍したところだ。
フランスはどこに上陸しようか?悩んだ挙句、シェルブールに決めた。映画「シェルブールの雨傘」のシェルブールだ。

まずはロンドンからバスでポーツマスへ向かった。2泊してポーツマス観光も怠らなかった。
そして、いよいよイギリスから去ることに。
フェリーから遠ざかる海岸線をみていたら、淋しくなった。

p&o


このステッカーはフェリーのチケットについてきました。ヨーロッパで車に乗る場合はこのステッカーを車に貼ります。




いよいよフランスに到着。入国審査はなかった。パスポートのスタンプもなかった。こんなに簡単でいいのか?
フェリーはシェルブールに接岸した。

さて、どこに泊まろうか?
スーツケースもってあんまり移動はしたくない。
とりあえず街中へ移動した。めぼしいホテルをみつけ、空きがあるか聞いてみた。よかったぁ、英語が通じる。
荷物を置いて、町を探検。小さい町だった。
駅でポントルソン行きの列車の予約をした。列車はなんと、1日1本しかない。しかも夕方。

翌日、ホテルをチェックアウトし出発まで荷物を預かってもらった。その間に昼間の町を見学。
お昼はシーフードランチのコースを堪能!!
フランス語はあんまりわからなかったが、近くのテーブルのメニューを指しながらたのんだ。
前菜はムール貝山盛り!メインはチキン。コーヒーとデザートまでついて、1000円位しかしなかった。
イギリスではおいしいご飯食べなかったから、久しぶりに豪勢なおいしい食事にだーい満足!!

そろそろ列車の時間だ。駅に向かおう。
かくして、満足&満腹で気分よくシェルブールを後にした。


★鉄の女編

ロンドンでハウスシェアしていたとき、ランドロード(家主)の
女性がアイアンウーマンであった。
最初はただの水泳好きのネコ好きだと思っていた。
だって仕事はネコや犬の散歩や世話。
お得意さんもいるので結構よい収入だそうだ。
生活費はそれと家賃収入だろう。
それにしては結構きれいでゴージャスな家だったのよね。
きちんと手入れも行き届いている。
いったいどこからそんな収入が。。。とかねてから思っていた。

すると別のシェアメイトがこっそり教えてくれた。
「ローズって鉄の女なんだよ」と。
へ?
鉄の女って。。。
なんとドーバー海峡を泳いで渡るチャンピオンだと。
ひょえー。
確かにお年のわりに結構筋肉質な体型だけど、体力あるけど、でもでも。。。
毎年レースに参加して、過去に何度も優勝しているそうだ。
そんなすごい人だったのかー。

何度か泳ぎに行かないか、と誘われたけどいつも寒い日だった。
絶対水も冷たいに違いないし、私は毎回やんわり断っていた。
お気楽なプール遊びではなく、体育会系水泳らしい。
どうりで、毎日泳ぎに行っているわけだ。
室内プールかと思いきや、いつも屋外だそうだ。
行かなくてよかった。

ローズなら名前に反してと思うところだが、ローズマリーだからちょっと納得。
ちょっとクリティカルでピリッとしてるからね、性格も。
今も現役でがんぱっているのだろうか。
年に一度のクリスマスカードの関係になってしまっているけど、
ロンドンに行くことがあったらまた会いたいなー。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: