あすなろ日記
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BLの苦手な方は読まないでください。18禁です。あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。何卒お許しくださいませ。 沖田は土方を連れて屋上に来た。屋上に着くと、誰もいなくて、土方はほっとした。「なあ。タバコ吸ってもいいか?」と土方は沖田に言った。「一応、高校生って自覚ありますか?コンプライアンス的に問題ありますが、まあ、いいですぜ。」と沖田は言った。土方は学ランのポケットからタバコとライターを取り出し、1本タバコを口にくわえて、火をつけると、深呼吸するように、ゆっくりと大きく吸って吐いた。そして、ヤンキー座りをして、屋上の空を眺めた。「ショックだったんですかい?俺は先生と高杉が付き合ってる事も、土方さんが先生のこと好きって事も知ってましたぜ。」と沖田は言った。「総悟。てめえ。知っててわざと見せやがったのか。このドSめ。」土方は怒ったが、それ以上は言わずに、タバコを吸った。タバコの煙が虚しく空を漂う。土方が指にタバコを持って、口から吐いた煙を虚な目で見ている時、沖田が突然キスをした。「俺じゃダメですかい?」「…ダ、ダメだ。」沖田は再び土方に口づけした。今度はフレンチキスではなくて、舌を入れたディープキスだった。指に持ったタバコの灰が地面に落ちてもまだ舌を貪る沖田に土方は困惑したが、沖田は土方の両手首を掴んで、キスをやめなかった。長く激しいキスの後、ようやく解放された土方は「ダメって言ってんのによ。人の話を聞かねえ奴だな。」と言った。「土方さんは俺の奴隷なんですぜ。1週間、土方さんは俺の言う事をなんでも聞かないといけねえって事、そっちこそ忘れていやしませんか?」と沖田は言って、ニヤリと笑った。「ず、ズルい奴だなぁ。俺に決定権はねえのかよ。」と土方は頬を染めながら言って、タバコを吸い、空を眺めた。秋の空は青かった。 (続く)
2025年11月10日
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