海外浪漫譚

海外浪漫譚

2005/03/24
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テーマ: 海外生活(7808)
カテゴリ: ホテル
先日ホテルからロングサービスなる賞を頂いた。ロングサービスとは、ホテルで長く働く者に与えられる賞である。年間単位で数え、僕の場合3月で1年になる。この賞を貰い、ようやくホテルで働き始めて、1年が経ったんだと実感が沸いた。この1年、仕事に慣れるのに必死で、あまり年月の事を考える余裕なんてなかった。たったの1年であるが、休まず仕事をした事は、自信に繋がったし、良い経験にもなった。

1年を過ぎて、2年目もいつもと変わらず頑張ると言いたいが、やはり同じ繰り返しは嫌である。2年目も同じポジションで同じロングサービスの賞を貰うのも悪くないとは思うが、やはりもっと前進したい気持ちはある。しかし、将来は上の人間になりたいと言う気持ちがあるが、このまま何年もフロントで働いても悪くないかもとかなり中途半端な気持ちでいるのも確かである。ホテルで働く前は、絶対にマネジャーになって自分のホテルを建てるなんて言う大きな夢があったのだが、実際働き始めて、果たして本当にマネージャーになれるのか、不安が先行して、どうも前に進めない。良い経験を積んでいるのは事実なのだが・・・。

今年58歳になるドアマンが居る。ホテルで働き始めて今年で15年になる。僕よりずっと前から始めて、大先輩ではあるが、給料はずっと一緒。ドアマンの仕事をばかにするつもりはないが、ポジションは一番下っ端。周りから見れば、大した給料をもらっていないし、よく15年も同じホテルで働けるなって思ってしまうが、僕はかなり憧れを抱いている。一度話をした事があるのだが、15年も同じ仕事をしてこれたのも、純粋に今の仕事が好きだからである。一般的に見て、成功を収めた人間とは言えないかもしれない。けど、仕事が好きで、例え低い給料でも家族を支え、幸せな生活をロンドンで送っている。そこで思ったのだが、仕事をする上で一番重要なのは、自分がどれだけ仕事に満足出来るか。例え給料が上がらなくても、また上の人間になれなくても、好きな仕事をずっと続けていけるだけでも十分幸せのように思う。

僕は、仕事に慣れ余裕が出始めてから、少々先の事を気にし過ぎてしまったように感じる。仕事に慣れたとは言え、先輩方に比べるとまだまだ未熟者である。1年でホテルの全てを把握したとは言えない。夢も大切だが、今は一日一日を大切にして、2年目のロングサービスの賞を貰う時、少しでも成長していれば良いなと思う。





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Last updated  2005/03/25 09:29:20 AM
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