5th DAY


   水分補給を兼ねて、いつもの3点セット(ソラナックス・プリンペラン・
   ドグマチール)を炭酸水で飲む。
   # 薬を炭酸水で飲んでも良いのだろうか?
   # 何か、お腹の中でパチパチするような…。
   窓の外を見ると雪は既に止んでいた。
   その後、4:00頃にも目が覚めるが、とりあえず眠る。
   また、いくつかの夢を見る。
   覚えているのは…。
   ・道路を逆走してくるクルマ
    多分、イタリアは右側走行なので混乱しているからだと思う。
    場所は日本なのに、大量のクルマが逆走しており、必死にそれらを避けていた。
    一台のサニー(昔のトラッドサニー)がハンドル操作を誤って事故っていた。
    グシャグシャになって乗員は即死状態というイヤな夢。
   ・『ジパング』のフィルムコミックの宣伝
    「戦場のメリークリスマスシリーズ \390」
    「かわぐちかいじ 完全加筆訂正版」
    という広告が少年チャンピオンに載っていた。
    全く意味不明な夢。

天気は曇りのち晴れ
心配された雪は結局降らなかった。


7:15 起床
   シャワーを浴びる。


7:40 朝食
   昨日と同じ(ジュースだけは洋なし(?))朝食(↓)を食べていると、Uさんの奥さんが現れる。
5日目(に限らない)朝食

   クロワッサンは一種類のみで、中にマーマレードが入っている。(↓)
   # イタリアの朝食では甘いパンが一般的なのだとか。
クロワッサンにはマーマレイドが…。

   さて奥さん曰く「雪が降っていないので、やっぱり同行する」との事。
   「これでガンガン滑れないな」と思う反面、「のんびり出来て良いな」とも思う。
   # ちなみに旦那さんは朝食抜きで準備していた。


8:30 出発
   「チベッタ」(CIVETTA)までは約1時間30分の行程。
   道路に雪が残っているので、途中までは昨日同様パッソ・ファイツァレゴ(PASSO FAIZAREGO)を経由していく。
(「ラガッツォーイ」(LAGAZUOI)へ向かう峠道)


10:00 スキー開始
   「ペスカル」(PESCUL) P2の駐車場にクルマを駐車して滑り始める。
   このスキー場は、山を囲むように5つの駐車場を持っており、それぞれからアクセス出来るようになっている。
   雪質はやや柔らかめだがコースも広めだし、人が少ないので快適に滑ることが出来る。
   「モンテ・チベッタ」(MONTE CIVETTA)や「モンテ・ペルモ」(MONTE PERMO)といった山に囲まれているが
   殆どのコースは標高2000m以下のため、緑が多い印象を受ける。
   また、人が少ないのは、このスキー場より「モンテ・セラ」(MONTE SELLA)周辺の方が人気があるためだとか。
   ただ、3~4箇所でGSのセットが張ってあり、小学生~中学生が練習していた。
   # みんなすごく上手。
   快調に滑っていたので写真は殆ど撮らなかったのだが、リフト乗り場までベルトコンベアで移動する箇所があったので、
   珍しくって、そこだけは撮っておいた。(↓)
コンベア終わりのゲート
ベルトコンベアでリフト乗り場へ


12:30 昼食
   「カマル・ビアンク」(CAMAR BIANC)にあるセルフ方式のレストランでランチを採る。
   ハンバーガー・野菜スープ・ミネラルウォーター(炭酸ガス入)を注文する。(↓)
5日目の昼食
   合計で10ユーロくらい。

   ガイドのKさんが薦めるだけあって、野外の調理場(↓)で焼く、ここのハンバーガーは絶品。
ハンバーガーの調理場

   なお、注文時に「コンプレーテ」というと、チーズやズッキーニやパプリカなどの野菜がたっぷり入っていて具沢山になる。(↓)
ハンバーガーは具沢山
   # まぁ、ラーメンの「全部載せ」みたいなものですね。

   全ての具材は、目の前の鉄板で焼いてくれる。(ヘラでホットプレスしており、作成過程は広島焼きに似ている)
   強いて上げれば食べにくいのが難点だが、ボリュームもあり4ユーロ弱なので、かなり満足感は高い。
   # イタリアで食べたものの中では、今のところこれが一番美味しい。
   食後は、カプチーノ(1.5ユーロ)も飲み、2:30頃までダベりながら休憩する。
   # 主にKさんのガイド失敗談。(ミラノ空港往復事件や最後の晩餐事件など)
   # また、ガイドに必要なのは「正しい日本語」「クルマの運転」「料理の腕」なんだとか。
   (彼曰く、外国語はあまり必要ないらしい)


15:30 スキー終了。
   結構、高速で滑っていたため、後半はかなりバテた。
   # というか、お尻の筋肉が痛い。
   帰りは晴れていたので「パッソ・ジャウ」(PASSO GIAU)という往路とは違う峠道で帰る。
   # 距離的には近道だが路面状態が良くなかったので、時間的には10分くらい早くなった程度。
   車中Kさんから
   「英語は伊語より簡単ですよ。なんせ男性名詞や女性名詞がありませんから」
   と話される。
   伊語は、基本的に語尾が「A」なら女性名詞、「O」なら男性名詞なのだとか。
   ex:MARIA(女性名詞)、MARIO(男性名詞)
   ちなみに独語は女性名詞・男性名詞の他、中性名詞もあり、つながりが一定ではないため覚えるのが難しい。
   なお、本日のオプションツアー料金(72ユーロ)は、明日まとめて精算する予定。


20:00 夕食
   19:30からの予定だったが、疲れていたのか、つい寝過ごしてしまう。
   おまけに時間を読み違えていたため、TVで伊語吹き替えの『SLAM DUNK』なんぞを観てしまい、Uさんに部屋へ
   呼びに来てもらうまで気付かないという失態を演じる。
   # まことに申し訳ない。<(._.)>
   夕食のメニューは、フジッリのパスタ・七面鳥のロースト・ベリーのタルト。
   やはりパスタ(のソース)が美味しい。
   食後は、Uさん夫妻とBARでお茶。


00:00 レモンチェッロワイン(↓)を飲みながら、このメモを書いている。
   今日こそ、歯を磨いて、ちゃんと寝ようと思う。
ナイトキャップのレモンチェッロ

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