禁猟区+Sanctuary+

永久保存 Ⅱ



天気予報・・・・・逆に僕の部屋の今の温度は氷点下20℃だ。

息が白い。

とにかく・・・寒かった。

どんなに着込んだって、温まることが無い。

僕は震えながらその寒さにずっと耐えていた。

それは全て・・・・

───・・・・全てが君のため・・・・・

君を保存するための設備だった。


君は死んだ。

だから僕は『知ってしまった方法』で君の亡骸を保存することにした。

君とずっと居たかったから・・・・

君が居れば僕は何も要らなかった。

僕がどうなろうと君さえ居ればどうでも良かった。

───そこに居れば・・・・・

僕の前の大きな棺の中で君は眠っている。

───・・・・君は居る・・・・

僕は素手で君の頬に触れたかったけど・・・・僕の予想以上に君は冷たくて、触れられる状態ではなかった。

「・・・・癒江・・・・君を抱きしめたいよ・・・・・」

前のように。

君の手を握って・・・

流れるはずの涙も、頬を伝うことなく全て凍ってしまう。


前以上に脆くなる・・・・

「・・・・・寒いね・・・・でも、僕・・・・平気・・・・。君が居るから。」

───君が・・・・居てくれるから・・・・

何故か体があまり震えなくなってきた。

感覚がない・・・・

「・・・・・あれ・・・・?」

おかしくなっていた・・・・

・・・・危なくなってきてるのは僕でも分かった・・・・

<・・・・・ユウハ・・・・・・・>

幻聴だろうか・・・・僕の名前を呼ぶ人が居る。

<・・・ネェ・・・ユウハ・・・・・>

僕ははっとして目を開けて周りを見た。

するとそこには・・・・

「・・・ゆ・・・え・・・・・?」

そこに君は・・・・立っていた。

それは君の声だった。

僕は幻だとは思いたくなかった。

「・・・ゆ、癒江!!」

僕は嬉しくて堪らなくなって・・・・大声で叫んだ。

と・・・・その途端、周りの機械等が音を立て始め・・・・

「・・・・何・・・!?」

僕は驚いた・・・・全てのものが何も触れてないはずなのに電源が切れ始めた。

・・・一気に気温がもどってしまう。

「・・・・・・な、なんで・・・あれ・・・・癒江・・・・・」


全てが・・・・終わろうとしていた・・・・


<・・・・・ダメヨ・・・・・・>

君は冷たくなった肌で僕を抱きしめた。

<・・・・ダメ・・・・>

「・・・・君が・・・・?」

僕の耳元で囁いた。

<ダメ・・・・・オネガイ・・・・ダカラ・・・アナタ・・・・>


アナタダケデモ・・・・・・







最後の・・・・君の温もり・・・・・

目が覚めた時が・・・・全ての終わりだ・・・・

君と僕との・・・・・・終わり・・・・

本当は・・・・哀しかった・・・・・君に触れられないこと

・・・・前のように・・・キスもできなかった・・・・

あの頃が・・・僕達にとって一番幸せだったのかな・・・・きっと・・・・・

君はそこに在っても・・・・・君はそこには居なかった

言葉を交わすことがない・・・・温もりなど・・・・存在しない

在るのは・・・・君の残骸だけ・・・・・・

君はあの時で・・・・終わっていたんだね・・・・

あれが最後の・・・・・君で・・・・

今────君が囁いた


これが最後の言葉・・・・・君の温もり・・・・


「・・・・生きて・・・・」


× × × × × × × × × × × × × × × × × × ×
はい。勢いで一日に2作?
続きを三十分で今書いた。
はい。Ⅱの方が意味不明でしたね~。
いきなり天気予報かよって突っ込まないでね(笑)
永久保存。最後まで読んでくれて有難うvv
良かったら感想書いてねvvvv

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: