現実には、味わえないし、味わって欲しくないから。

ホロコーストもですが、双子の実験などは、『優生学』からだそうです。
優秀な遺伝子を残し、劣る遺伝子を伝えないようにしましょうというアレ。
ナチズムは、ユダヤ人だけじゃなく知的、精神障害者も約7万人が、ガス室行き。障害を持つ乳幼児も。でもそれは、ドイツ内でも反対が強く、そこまでで中止された。。

ヒットラーがとりつかれ、ホロコーストとなった優生学を実行したのは、最初はアメリカなんです。
30数州で、原住民、移民、貧困層、犯罪者、アル中患者、などが子孫を残さないよう、不妊手術を強制的に6万人以上にしたって。
それは、第2次大戦後も続いていたそうです。
日本でもハンセン病の患者さんなんかもだったし。
その優生学が生まれたのがイギリスで、それをたどると行き着くところダーウィンの『進化論』になってしまうという、形。
出生前診断も、お腹の子に、障害や奇形があると解かったら産まないなら、優生学的で恐いです。
クローンも 遺伝子の解明も、有益なことにならいいけれど、危険もたくさん、慎重にしてほしいな~と思う私です。

んなこと言ってると、核もその大元考えちゃうと、科学全部、人類の文明否定してるように、なっちゃうね。

原爆では被害者の日本も、アジアでは、酷い事してるのに、ほとんど学校でも教えないし、テレビもそっちは、ほぼ取り上げない。それはどの国でも当たり前の感情かもしれないけど。
いつのまにか何かの力に飲み込まれて行ってしまうと恐いですよね。気をつけなくちゃ。

なんか長々と、思い切り重くてゴメンなさい。


(2005年08月23日 20時51分19秒)

返事を書く
ありがとうございます。 kou_mさん
あんじゅさん
こんばんは。
色々と教えていただいてありがとうございます。

お子さんと一緒にご覧になったのですね。
私も初めて原爆投下直後の、人の写真を見た時には、衝撃が強すぎて、夜眠れませんでした。
その後、家に「アンネの日記」があって、それを読んでから自分で資料をバサバサと見たのですが、こちらも私には理解不能のものでした。
本当に、この衝撃を受け止めて、記憶して欲しいです。
二度と起こさない為に。

『優生学』…。
ホロコースト、ナチズム、アパルトヘイト…。
遺伝学、進化論、出産前診断…。
一見繋がりの無いもののようで、『偏見』『差別』というところで繋がっている気がします。
倫理的に禁止されたこととはいえ、いつそれが出てくるとも分かりませんよね。
人間は、自分よりも弱いものを作りたがる動物なのかもしれません。
薬になるものは、裏返せば毒にもなるものですよね。
科学も、人間を助けられることでもあるし、逆に全てを破壊するものにも成り得るんですよね。
人間って完全なものじゃないから、どこかで間違ったりしてしまったりもするけど、
二度と同じ事は繰り返したくないです。

あんじゅさんの書き込み、ジーッと読んだんですけど、上手く言葉が出なくて。
レスらしくないレスでごめんなさい。
詳しく書いてくださってありがとうございます。

ひとつだけ。
「青い空は 青いままで 子供らに伝えたい」
難しいことも悲しいことも酷いこともいっぱいあるけど、
この気持ちだけは、ずっと伝えて生きたいです。

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