鬱病はココロの風邪という言い方は私は好きじゃないな~
たとえば甲状腺機能の障害からくる鬱病もある。
認知症からくる鬱
女性は男性の2倍の患者数ともいわれる。
それはやはり体の構造からくるものもあるのかな。
喘息患者に精神疾患の率が多いこと30%以上が1つ以上の精神疾患を有しているという。
アトピーでも最近は、成人してからも治癒しない患者さんも多く、
その場合、何らかの精神疾患を合併するケースも増えているらしい。
膠原病の患者さんも、鬱の症状あるケースが多い。
また精神疾患の患者さんがいることによって、家族が参ってしまうときもある。
だから心の風邪という言い方もどうかと思うのだけれど。
結局は、セロトニン、アセチルコリン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどの神経伝達物質の分泌量のバランスによるわけだから。
糖尿病や高血圧で薬を飲むのと同じと捉えられないのかな?
でも そういうとかえって精神疾患全体は、もっと誤解されるという意見もあるのですよね。
「神経の伝達物質なんてもっと恐い」という受け取り方になってしまうのかな。
ココロの風邪という言い方が1番一般に受け入れられやすいのかな。
日本人の清潔観念は、いまやみんな脅迫神経症かと思うぐらいに凄いと思うけど。
日本では都心でも精神科と標記してある病院と、
メンタルクリニックというかがけ方だけでも
その入り口への入りにくさは、とても違うのだと思う。
駅前にあるメンタルクリニックなどは、今や大盛況と言う所も少なくない。
やはり入りやすさでは、精神科や精神病院などとあると、おそらく足が遠のくのが心理でしょう。
カウンセリングを受けるということも日本人には、抵抗がある時が多い。
ましてや田舎は、とてもおそらく世間を気にする。
置いた親が倒れても、救急車を呼ばず、車で救急外来にきて助かる命も助からなかったなどのケースもあるらしいから。
救急車を呼べば病院までの搬送中に、救急病院に患者の症状など知らせておけると言うのに。
内臓系の病人が出ても、近隣に知られたくないという田舎では、精神科にかかるのなど、もってのほかなのだろう。
ネットでは、欝のサイトはやまもりてんこもり、
ネット上では、認識されるとともに、勝手に鬱病だと思ってる人も増えているようでとても恐い。
でもただの気分的憂鬱を、「私鬱病だから」といって、素人判断で、知人から薬など譲り受けたりしないように。
先日検索で引っかかった掲示板に、
どこだかわすれたけれど、12才の少女が、
「だれか〇〇というお薬譲ってくれません。 欝が酷いんです」
という書き込みを見て、恐怖を感じてしまった。
子供がわからない薬を譲ってもらって、飲むのだけはやめておくれ。
私自身 主治医に生まれつきの欝と言われた時、凹んだ。
それ以前に投げつけられた言葉もグサッと突き刺さっていたから、突き刺さる余地がある自分の弱さに嫌になった。
子供にせがまれて、私の3歳の頃や、1歳の頃の 自分自身の古いアルバムを見ていたら、この笑顔のどこが、生まれつきの欝だというのかしら。
100年前の精神疾患患者への社会の扱いを見たら、
とても今は前進してる。
でも精神疾患全体が、もっと偏見なく見られる日は、でもまだまだ遠いのかな。
膠原病に克つ本
不登校という生き方