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天使の羽根
眩暈(郭×真田)
いつもあいつが他の奴と話してるのを見るとどこともなく痛いと思った...
そんな事を考えながら表に出る。
太陽の眩しさに顔を覆うと、その暑さからか軽く目眩がした。
が、さほど気にせずそのまま練習に入った。
チーム内での練習試合が始まる。
開始のホイッスルが鳴り皆それぞれ動きだす。
自分も動こうとするが、頭が上手く働かない。
名前を呼ばれた時にはすでにボールは目の前だった。
「真田っ!!」
鈍い音がした。
気付くと自分は倒れていた。
チームメイトに囲まれ名前を呼ばれる、が、とても遠くに聞こえる。
上手く返事が出来ない。
意識が飛ぶ前に、遠くに聞こえたチームメイトの声を掻き消すように、
とてもハッキリ聞こえたのは、めったに見れない取り乱した親友の声
だった気がする...。
「一馬!!」
(...英士?......)
その名を口に出したつもりだったが発せられたか解らず、意識がなくなった。
気付いた時は知らない天井が広がっていた。
頭がグルグルしていて上手く働かない。
(俺...倒れたんだっけ...)
ぼんやりとそう考えて首だけを辛うじて動かすと、右手を握られていた。
握っている人物を見て、心臓が早鐘のように波打つ。
椅子に座り手を握ったまま安らかな顔をし、静かな寝息を立てている。
微かにその寝息が右手にかかる。
起きないだろうと思い、そっと声を掛けてみる。
「...英士?」
ピクっと握っている右手に反応が伝わる。
が、すぐにまた規則正しい寝息が聞こえる。
静かに上半身を起こす。
軽く溜息をつき一人言が口から出る。
起きてれば絶対言えない告白...。
「...お前は知らないだろうけど、ここ最近オカシイ位にお前ばかりを
目で追ってるんだ。お前が他の奴と話をしてるのを見ると、気が狂いそうな
位痛いんだ。お前のせいで倒れたんだ。お前なんか、お前なんか...」
「俺が何?」
「!?」
唐突に返事が返ってきたと思ったら、ビックリした自分の唇は塞がれていた。
「~んっ...っふ.....っあ...」
長い口づけを名残惜し気にゆっくり口を離す。
艶めかしく唾液が糸を引いた気がする。
「続き、して欲しいの?」
体が脱力した自分に耳元でそう聞かれ、真っ赤になっていつの間にか
抱き締められていた体を離れる。
「!?っ~何言ってんだよ!!」
「一馬、ここんとこ無理してたでしょ。寝不足と・・・食事もあんまり
取ってないだろう?隠さないでね。あ、因みにココは医務室じゃなくて
病院だからね。」
「病院!?何でだよっ!?」
英士に聞かれた事に答えるよりも、自分の居る場所に驚いた。
「何でって...医務室は怪我の手当は出来るけど、医者や看護士は
いないから。それにボール頭に当たったし。」
表情一つ変えずそう言う。でも内心怒ってる気がした。
「軽い脳震盪だって。おばさん達来て手続きすればすぐ帰れるよ。」
珍しく気を使ってくれてるのか聞いてないのにそう教えてくれる。
思い切って聞いてみる。
「...英士、何か、怒ってる?」
「何で?別に?」
「.....」
何も言えず沈黙すると英士が溜息をついた。
「一馬は何でも解っちゃうんだな。」
「え?」
「俺が怒ってるのは、一馬を倒れさせた自分にだよ。」
「何で?倒れたのお前のせいじゃないし...」
「俺、お前が見てるの解っててワザトお前が見てる所で他の奴と話してた
から...。一馬の反応が知りたかったから。俺の事どう思ってるのか...」
(...何だって~!!)
は言葉にならなかった。
が一つ疑問があった。
血の気が引きそうになる思いで聞いてみる。
「英士お前...ひょっとしてさっき寝てなかったのか?....」
「...誰が寝てるって言ったの?」
「!!?」
英士はニッコリと笑顔で答えてくれた。
「一馬が寝不足や食事が減ったりする程気にしてくれるなんて、
思わなかったから...やり過ぎたネ、ごめん。だから一馬が倒れたのは
俺のせい」
「.....全部聞いてたのかよ」
「うんゴメン」
そう言いながら英士は抱きついてきた。
「...やっぱり食事まともに採ってないだろ、この辺細くなってる」
そう言いながら両腕が腰を挟む。
ゾワゾワと変な感覚に襲われやっとの思いで体を離しながら声を発する。
「変なトコ触んなよ!第一食べれてないのは...」
「食べれてないのは?」
英士が意地悪気に笑いながら聞いてくる。
「な、夏バテだよ!」
「...ふ~ん.....夏バテねぇ...」
「な、何だよ」
「いや?別に?」
その答えに少しムッとし顔を背けた。
(だってお前のせいだ~!なんて言えるわけないじゃん;;)
「じゃあさ話変わるけど、一馬は俺の事好き?」
「あぁお前が好き...だ......え?;;」
英士の顔をゆっくり見ると、思ったとおり勝ち誇っていた。
「一馬、俺も同じ気持ちだよ」
英士はそう言って優しく口づけた。
意味不明だし山なし!落ちなし!意味なし!って感じですね;;
廃棄決定品。
友達に捧げる気満々で書いたら郭真は地雷だった;;
知らずに勢いのみで書いて勝手にハマった(泣)
アップの予定はなかったけど、やっぱり勿体ないし初めての笛小説だから
恥かき、基、記念にアップ。ラブラブになるんかなぁ...。
まあ内容についてはもおノーコメント;;
何もつっこまんといて下さい...でも感想は待ってます(>_<)
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