兄の名はヒョウ

兄の名はヒョウ

第十八集(馬夫人 康敏)


獅吼子(シコウシ)

<ストーリー>
阿朱の仇を追う簫峯は、康敏の元に忍び込む。
すると、そこには、なんと段正淳が!
なんと、段正淳は康敏とも以前、恋仲であったのだ。
今度は、阮星竹と阿紫、秦紅棉と木婉清の4人がしのんできた。
簫峯は、4人に点穴し動きを止めた。
5人に覗かれているとは知らず、イチャツク2人だが、
康敏は、段正淳に知れず薬を酒に入れて飲ませた。
体が動けなくなった段正淳をいたぶり始めた康敏。

あわや命までと言うとき、簫峯は段正淳に内力を送り、康敏を点穴させた。
そのとき、白世鏡が現れる。
白世鏡と康敏は、通じあっていたのだ。
そこに、何者かが現れ、馬副幇主の技で襲い掛かる。
恐怖に駆られた白世鏡は、馬夫人に命じられ馬副幇主を殺したと
白状したが、殺されてしまう。
立ち去った男を追うため、4人の点穴を解いて、後を追った。

追いついた簫峯に向かって、今は戻れと言い残し去っていく。

舞い戻った簫峯の目の前には、傷だらけで動けなくなった康敏が。
段正淳は、4人に助けられ立ち去っていた。
阿紫は、康敏の筋をすべて切り、傷をつけていったのだ。

助けてほしい康敏は、すべてを白状した。
すべては、康敏の自尊心から出たことだったのだ。
幇主となった簫峯が、康敏に見向きもしなかったことに腹を立てたのだ。
馬副幇主に、簫峯の秘密を暴くようにそそのかしたが、断られ、
そこで、白世鏡を垂らし込み、簫峯の正体が契丹人だとばらさせようとしたが、
白世鏡は、簫峯のために断ったのだ。が、康敏に脅され馬副幇主を殺してしまった。
今度は、全冠清に色仕掛けで簫峯の正体をばらさせたのだ。

阿朱の変装は、合言葉に答えなかったために、正体見破られたのだ。
康敏は、カシラの名を知っていると簫峯に迫る。
そこに、阿紫が現れ、康敏に鏡を渡してしまう。
自分の変わり果てた顔を見た康敏は、そのショックで死んでしまう。

手がかりを失った簫峯は、康敏の家に火を放ち立ち去る。
しかし、阿紫は簫峯と一緒に行こうと付きまとう。

簫峯が、ある店で食事をしていると、阿紫も付いてくる。
そこに、獅吼子と名乗る阿紫の兄弟弟子が現れる。
《続く》

<感想>
段正淳たら、こんなところで何してんネン!
て、段正淳のプレイボーイぶりが遺憾なく発揮されてます。
しかし、一番悪いのは、段正淳だという説もあるが、
私は、康敏だと思います!

※ ちょっと気になる
白世鏡を殺した覆面怪人は誰?
聚賢荘で簫峯を救い出した恩人?(★注目23)


康敏が、簫峯の正体を明かすのは、カシラの指示だと
いっていたが、あれは、デマカセだと思います。
それなら、はじめから白状しているはず。
簫峯の気を引こうと思ったのでは。(★注目24)

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